ヤフーのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「YJキャピタル」と、日本および東南アジアで最大級のシードVC「East Ventures」が共同運営するアクセラレーター「Code Republic」は12月10日、第9期参加企業の募集を開始した。応募締め切りは2021年3月7日23時59分で、合否通知は2021年3月中旬。プログラムの開催期間は、2020年4月20日〜2021年8月25日予定。「Code Republic 第9期 応募フォーム」で応募を受け付けている。
募集対象は、加速度的な成長を狙うスタートアップ。応募条件は、チームにエンジニアがいること。また新型コロナウイルスの影響を踏まえ、オンライン開催としており、地方在住でもプログラムへの参加が可能としている。
Code Republicは、起業志望・起業初期などシード期のスタートアップを対象に創業資金700万円、毎週のメンタリング、各種勉強会を開催する4ヵ月間のアクセラレータープログラム。Code RepublicではシリーズA達成率100%を目標として、スタートアップが最短でPMF(Product/Market Fit)を達成できる環境を提供している。
2016年の設立以降、合計25社に対して累計10.2億円の投資を実行。追加調達率は72%、卒業企業の累計時価総額は163億円となり、多くの企業が成長を続けている。
少数の企業に対してフルコミットでの支援を行なっており、第8期は100社以上の応募から、オンラインコミュニティポータルサービス「VIVERTA」、日本酒の記録・レコメンデーションサービス「サケアイ」2社を採択、2020年11月よりプログラムを開始している。
Code Republicでは、プログラム開始時点に創業資金700万円のシード投資を実施。週次メンタリングでは、事業進捗に対してキャピタリストおよび起業家同士によるフィードバックを行い、起業時に陥りやすい失敗を防ぎ、最短での事業成長を後押しする。また月次発表では、Code Republicのアドバイザーに対して事業進捗を発表、フィードバックにより事業の精度を高める。
VCや各領域の専門家、ゲストアドバイザーを招いての勉強会も隔週開催。様々な専門知識を習得するとともに、Code Republic卒業企業との交流により、起業家同士のつながりを構築できる。
プログラムの最後は、投資家を招いたデモデイを開催。投資家からのフィードバックとともに、追加資金調達を目指す。
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