YouTubeの、これまで有料の機能だったピクチャインピクチャ(picture-in-picture, PIP)モードが、アメリカのYouTubeユーザー向けに、Androidでサポートされた。この機能はAndroid 8.0(Oreo)より上で利用でき、4月から一般ユーザー向けに徐々に展開されていたが、月曜日に(米国時間6/25)に全面展開が完了した。
最初に気づいたXDA Developersは、今週の初めから、ピクチャインピクチャモードがより多くのYouTubeユーザーに可利用になった、と言っていた。漸進的なローンチのようだが、YouTubeは正確なステータスを教えなかった。
ピクチャインピクチャモードは、その名のとおり、YouTubeやそのほかのアプリを見ているときに、小さなウィンドウでビデオを見続けることができる機能だ。
この便利な機能はこれまでずっと、有料のYouTube Premium(以前のYouTube Red)でしか使えなかった。
Webを閲覧しながらでも小窓でビデオを見られるというこの機能は、iOSの場合かなりの改善になる。これまでは画面下の細い紐のようなものの上で、とても小さいサムネイルを見れるだけだった。Androidに次いで、iOS対応がいつになるか、まだ発表されていないが、ホーム画面やほかのアプリの上を浮動型ウィジェットがホバリングするやり方は、Androidだけだろうな。