GoogleのスマートテレビはAndroid TVで前よりずっとスマートになった

Googleのテレビに関する野望は、今週発表のNexus Playerで“テイクツー”を迎えた。Android TVはセットトップのストリーミングデバイスで使われるが、重要なのはハードウェアよりもソフトウェアだ。Googleはそのソフトウェア、すなわちメディアプラットホームを、テレビ受像機やそのほかのメーカーのセットトップボックスに内蔵させることによって、モバイル市場を制覇した実力をスマートテレビでも再現しようとしているからだ。ぼくはすでにGoogle TVで試してみたが、この第二波は前よりもずっとお利口だし、これまで同社が、モバイルのOTTソフトウェア市場の進化とそれへの参加から学んだことが、十二分に生かされている。

ぼくは、まだ幼児期とはいえAndroid TVが大好きで、特定のプレーヤーつまりNexus Playerは不出来でAndroid TVの評価にも影響したとは思うが、基本的にソフトウェアはまだその表面的な部分しか知られていない。サードパーティがいろんなサポートをするようになって、真価が現れてくるだろう。生まれたばかりの今でさえ、Chromecastデバイスとして使えることはスグレモノだ。

さまざまなソフトウェア機能も、よくできている。とくにGoogleがシンプルであることにこだわったのが、最大の強みだ。リーンバックのインタフェイスを、今のモバイルデバイスみたいに複雑高度にしたって、意味ないからね。

Android TVはいわゆるソフト(==コンテンツ)でも、すでにこのビデオに見られるよりは充実している。テレビ受像機のメーカーをはじめ、今後ハードウェアパートナーが増えれば、デベロッパたちも無視できなくなる。でも今のところは、上のビデオを見て、Googleのテレビ進出の第二ラウンドがどんな結果になるか、ご自分で占うのもおもしろいだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))