Fogo Digitalのことは、今年のCESハードウェアバトル参加者として覚えている読者もいるかもしれない。そのFogoがスマート懐中電灯をKickstarterでデビューさせた。
Fogoの懐中電灯には、GPS受信機、位置座標を表示するための画面、内蔵バッテリーでスマホを充電するためのUSBポート、および今後販売が予定されている別売専用モジュールを追加するためのスマートポートがついている。
Fogoの1月のプレゼン以後、本誌は懐中電灯とモジユールのより具体的な内容と発売時期に関する情報を得た。Kickstarterの初期支援者は、懐中電灯単体が175ドル、トランシーバー機能モジュール付きなら225ドルで手に入る。早割終了後は、それぞれ25ドル高くなる。
トランシーバーの他にFogoは、衛星モデム、レーザー測距機、雪崩ビーコン等のモジュールを計画している。Fogoの共同ファウンダー、Tyler Gilbertは先週私に、衛星モデムが最優先項目で来年初めに提供する予定だと言った。他のモジュールも2016年中に販売される。
Fogoの外観デザインは、われわれが最後に見てから少し変わっていた。画面周囲のステンレス製ベゼルは、GPS受信能力を上げるために強化プラスチックで置き換えられた。GarminとGoProマウントのためのアダプターも開発中だ。
ソフトウェア面では、Active Battery Managementという新機能をGilbertは説明した。「GPSデータ、周囲の照明条件、バッテリーの充電状態、および推定移動期間に基づいて、懐中電灯の明るさおよびGPS追跡速度を最適化することによって、使用中にバッテリーがなくなることがないようにしている」。C++を使える人なら、API経由で機能をカスタマイズすることができる。
同社はクラウドファンディングで12万5000ドルの資金調達を見指している。出荷は9月(早割分)または10月の予定。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)