Microsoftは、Windows 10のシングルプラットフォーム/複数フォームファクター化アプローチの興味深い可能性を披露した:スマートフォンをデスクトップパソコンとして使う。
Appleの “Continuity” が電話、タブレット、およびデスクトップをシームレスにつなぐのに対し、MicrosoftのContinuumは、使用環境に合わせてスマートフォンのインターフェースを順応させる。
MicrosoftのJoe Belfirreが壇上のデモでWindows Phone端末にモニター、キーボード、マウスをつなぐと、瞬時にUIがに新たな入出力に対応した。画面のOSインターフェースは、ノートやデスクトップパソコンのWindows 10と全く同じには見えなかったが、アプリ(特にPowerPoint)はそっくりだ。5インチ画面用にプレゼンテーションを微調整するよりも、スマートフォンをHDMI対応モニターにつなげばデスクトップと同じスペースとツールが使える。
Belfioreは、PowerPointのプレゼンをあらゆるフォームファクターにスケーリングされるよう作っておくと最も効果的だと指摘していたので、この機能を多くのユーザーが利用したくなるかどうかは、Windows 10対応を約束しているデベロッパーたちの努力にかかっている。
もちろんスマートフォンのハードウェアは本格的デスクトップインターフェースを動かすようには作られていない(Motorolaに聞いてみるといい!)。それを踏まえBelfioreは、この機能が将来のデバイスで動作するものであることを示唆した ― Continuumが来たるべきLumiaシリーズのセールスポイントになる兆候だ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)