WhatsApp、10億ユーザー達成も収益面の課題は続く

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Facebook傘下のメッセージングサービスWhatsAppは、年間0.99ドルの利用料廃止の発表から一週間後、ユーザー数が10億人を突破したことを今日(米国時間2/1)発表した。発表のタイミングは興味深く、Gmailの10億ユーザー達成発表の日と重なった。ソーシャルネットワークでは四苦八苦しているGoogleにとって、コミュニケーションは大きく成功している市場だ。

新しい節目の達成はWhatsAppの公式ブログで今日発表された。これはWhatsAppが、2015年9月にアクティブユーザー数9億人を報告して以来、約1億人のユーザーを獲得したことを意味している。

先週WIRED Magazineに掲載された企業プロフィールによると、WhatsAppにはその時点で9.9億人のユーザーがいた。先月の終りから今日まで ― 2週間弱 ― の間に1000万ユーザーを増やしたことは実に目覚しいものであり、今後ユーザー基盤が増えてもこのペースを続けられるかが注目される。

こうした魅力的な数値をよそに、WhatsAppの収益性は0.99ドルの年会費を廃止した今、再び問われている。カリフォルニア州メンロパーク拠点の同社がFacebookに買収された時、この会費は年間1020万ドルに達していたと、Bloombergは伝えている。

収益は未解決の問題であるが、この膨大なユーザー数が飽和したメッセージング市場の戦場にどう影響を与えるかは注目に値する。今後WhatsAppは、エンドツーエンド暗号化を提供し、ビジネス対消費者(B2C)コミュニケーション市場へと移行するにつれ、Telegramや、魅惑的な8億人のユーザーを誇るFacebook自身のMessenger等のライバルと、正面から激突することになるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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