TweetDeckのファウンダーであるIain Dodsworthが、Twitter社を去った。TwitterがTweetDeckを買収してから2年が経ち、Dodsworthとしては「何か新しいことを始めるタイミングだ」と感じたそうだ。
Dodsworthの離脱により、Twitter社によるTweetDeckの扱いはどのように変わってくるのだろうか。少し前には、iPhone、Android、およびAIR版の開発を停止している。WindowsおよびMac向けのネイティブアプリケーションはまだ提供されているが、今後はウェブ版に注力していくと言っていた。
そのような流れの中、DodsworthがTwitter社を離れることとなったわけだ。TweetDeckは消滅するのではないかと考える人が増えるのも当然のことだろうと思う。たとえばReuterのソーシャルメディア部門のエディターで、Circaの編集長に就任することとなったAnthony De Rosaも「@TweetDeckの将来は一層暗くなったんじゃないかな」とツイートしている。しかしTwitterのニュース部門マネージャーのErica Andersonは、GuardianからSharath Bulusuを引きぬいてTweetDeck担当のプロダクトマネージャーにアサインしており、今後も注力していく予定だとツイートしている(ちなみにBulusuの採用は半月ほど前にアナウンスされている)。
ツイートの中でAndersonは「TweetDeckの重要性は重々認識していますよ」と記している。Twitterの広報部によれば、本件についてとくに追加すべき内容はないとのことだ。
Update:TweetDeckに関わるエンジニアの募集も行われているようだ。
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(翻訳:Maeda, H)