Twitterが、ぼくのようなジャーナリストや、Twitterを公開とプライベートの両方のコミュニケーションに使いたいと思っている人にとて、とても便利な機能を実装した。このソーシャルネットワークではこれからは、自分のフォロワーの誰からでもダイレクトメッセージをもらえるのだ。自分がその人をフォローしている・いないに関係なく。
これにより、その人(フォロワー)をこっちからもフォローしなくては、その人からのDMをもらえないという、長年の面倒がなくなる。ときにはこのことを、DMハニーポット(蜜壷)として利用するユーザもいた。価値ありそうな情報をちらつかせて、フォロワー数を稼ぐ、という手口だ。これからは、フォロワーの誰からでもDMを受け取れる。そのためにはTwitterのアカウントのメインの設定ページへ行って、次のようなチェックを入れる(下図):
DMを自分がフォローしている人にしか送れないことには、二つの利点があった。ひとつは、フォローすることの義務化によりネットワークの成長が促されること。しかしもっと重要なのは、プライベートメッセージによるスパムの防止だ。それゆえ、従来のDMは、フィッシングが紛れ込んだり、ヘンな人をフォローしちゃったなんて場合を除き、比較的きれいだった。
今回のオプションを有効にすると、Twitterのインボックスがオープンな草刈り場になる可能性もある。だから、デフォルトでは無効なのだ。でもスパムを適当にあしらうことができれば、これは新しいコミュニケーションチャネルの開通であり、むしろ歓迎すべき変化だ。
出典: Verge.
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))