求人側と求職デベロッパが対話的に”プログラミング面接”を行うCodePair, HackerRankがツールとしてローンチ

プログラミングの課題に挑戦してソーシャルに楽しむサイトHackerRankローンチしたのは2012年のTechCrunch Disrupt SFだった。それはEvernoteやAmazonも使っている、新規雇用のために技術者を人選するためのプラットホームInterviewstreetから派生したアプリケーションだが、今日(米国時間2/6)同社はこの二つをHackerRankというブランドに統一し、InterviewstreetのサービスはそのままHackerRankXという名前で存続する。いわばそれは、HackerRankプラットホームのホワイトレーベルバージョンになる*。〔*: 各社が独自に利用するプラットホームだったInterviewstreetの一般公開サンプルバージョンのようなHakerRankが人気になったので、後者にブランドを統一したらしい。〕

さらに同社は今日、CodePairというサイトをローンチした。こちらはHackerRankXサービスの一環として、求人側がデベロッパに対して行う面接を、オンラインかつリアルタイムのプログラミングのやりとりで行う、というおもしろいツールだ。求人側は事前に、自分がおもしろいと思うプログラミングの問題集を作っておく。その問題集を全社どの部門でも面接に使うようにすると、人材評価基準が全社的に統一される、とHackerRankは言っている。

このツールにはコードチェック機能があるので、求人側はコードを素早く評価でき、書かれている処理を一つ一つ調べていける。CodePairは、今もっとも多く使われている16種類の言語を理解し、コンパイルはこのアプリケーションの中で即座に行われる。

協同ファウンダのVivek Ravisankarによると、技術者への電話による面接は役に立たない。ネットを利用する面接でも、Google Docsなんかではリアルタイムでプログラミングの能力を知ることはできない。そこへいくとCodePairなら、ホワイトボードや電話に比べてプログラミングのスキルをより正確に評価できる。

Interviewstreetのそのほかの関連ツールもすべて、今ではHackerRankXから使える。そして最近数か月でユーザ企業の数がかなり増えた。しかも技術系企業だけでなく、銀行や一般企業からの利用も増えている。

HackerRankXだけの利用料は、ユーザ口座一口につき月額199ドルで、一か月の面接回数50回までだ。CodePairをはじめ、関連ツールをすべて使う場合は、299ドルになる。利用回数の多い大企業には特別料金があり、また年内にはCodePairでオーディオやビデオを利用できるようになる。

今同社が考えているのは、求人の人選以外の用途だ。また長期的には、技能評価のための問題としてもっとも有効だった問題を集めた問題集を作り、評価の精度を上げたい、とも考えている。

HackerRank本体は、Ravisankarによると、すでに50万近いプログラマがデータベース上におり、HakcerRank上のプログラミングコンテストはとても人気がある(ほとんど口コミで広まった)。同社はこのプラットホームも、さらにユーザを増やしたいと考えているが、HackerRankX/Interviewstreetで企業からの相当額の利用料収入があるので、HackerRankは贅沢な余技のようなものだ。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。