パンダアップデート4.2がついに更新!!10ヶ月の期間を経て、徐々にロールアウトされる見通し。

待ちに待った(?)パンダアップデートが更新されたようです。GoogleがSearch Engine Landに報告したところ、先週末から行われてるとのことです。(下記の記事では、原文通り、”今週末”と表記しています。)先日、ファントムアップデートの記事を掲載しましたが、時期がズレているので別物かと思われます。今回の更新は非常にゆっくりとしたスピードであり、現状の影響範囲は限られているようです。Googleは英語圏の影響範囲を述べていますが、SMX Advancedでゲイリー・イリーズ氏に確認したところ、全地域同時発生と答えてくれています。詳細なデータや情報は不十分でありますが、まずは、速報記事としてお伝えします。– SEO Japan

Googleがパンダアップデートの更新が今週末に開始されていたことを認めた。しかし、完全にロールアウトされるには数ヶ月かかるとのこと。

GoogleがSearch Engine Landに伝えてくれた。今週末にパンダアップデートの更新を行っていたということだ。

多くの人がパンダアップデートの更新に気がついていないのも無理はない。なぜなら、今回のロールアウトは非常にゆっくりと開始されているからだ。Googleは、完全にロールアウトされるには数ヶ月かかる可能性があると述べている。あなたのサイトへの影響は徐々に現れるだろう。パンダアルゴリズムはサイト単位に影響を与えるアルゴリズムだが、一部のページには、すぐには、変化が見られないかもしれない。

最後にパンダアップデートの更新が行われたのは10ヶ月も前である。2014年9月25日に起こったパンダ4.1である。これは28回目のアップデートであったが、私は29回目、もしくは30回目のアップデートと見ている。なぜなら、2014年10月に小規模な変動があったからだ。

私が知る限りでは、今週末のアップデートに気がついたWebマスターは非常に少数であった。しかし、これは当然のことであるのだ。それほど、今回のロールアウトはゆっくりとしているものなのである。

Googleによると、英語でのクエリの2-3%に影響を与えているという。

新たなチャンスを得るサイトと新たなペナルティを受けるサイト

正しい変更を行っていれば、前回のパンダによってペナルティを受けたサイトにとっては、ロールアウトは順位回復の可能性を意味する。以前のパンダによるペナルティを受けたサイトにとっては不幸なことではあるが、順位回復がすぐには見られないだろう。しかし、時間をかけて徐々に回復してくだろうから、順位の変動には注目してよいかもしれない。

今回の更新は、過去の数あるパンダアップデートとは状況が異なっている。過去のアップデートでは、Googleからのトラフィックの大規模な増減をすぐに確認することができていた。

下記に、今まで行われたパンダアップデートをまとめておく。その内の幾つかはAKA (also known asの略。よく知られている別名)も併せて記載している。

*今回の記事では過去のパンダアップデートのリストは省略しています。
原文には記載されていますので、興味のある方はご確認下さい。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google Panda 4.2 Is Here; Slowly Rolling Out After Waiting Almost 10 Months」を翻訳した内容です。

アップデートの更新にとらわれることも良くないことと思いつつ、やはり、気になっていたところもありました。今回の更新は過去のアップデートとかなり状況が異なるようですが、本質的な部分は変更がないでしょう。パンダアップデートの次はペンギンアップデートやモバイルアップデートに意識が向いてしまうかもしれませんが、一番必要な作業を常に頭に入れておきたいところですね。-SEO Japan

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SEO Japan

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