Googleがリッチスニペットの上位版、”リッチカード(rich cards)”を米国でローンチ。現在は映画とレシピが対象。

Googleがリッチスニペットの新たなバージョンをローンチしました。対象サイトのジャンルが限られており、米国のみの対応ですが、なかなか目を引く表示となっているようです。時期は確定していませんが、対象ジャンルと対象国の拡大もGoogleは示唆しているため、近いうちに日本でも導入されるかもしれません。– SEO Japan

Googleがリッチスニペットをアップグレードした。映画とレシピ系のWebサイトにリッチカードを追加している。また、Search Consoleのレポートにもリッチカード用の新しいセクションが追加されている。

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*リンク先は全て英語となります。

Googleはリッチスニペットの新しい取り組みを発表した。Webマスターは自身のページをマークアップし、Googleの検索結果に、よりリッチな方法で表示させることができる。Googleはこの新しい取り組みを、リッチカード(Rich Cards)と呼んでいる。

リッチカードはリッチスニペットと非常に似たものだ。しかし、高解像度の画像を用い、カード形式のカルーセルで表示させることで、検索者の体験を向上させている。

下記に、比較画像を掲載しておく。

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*左から、”通常版”、”リッチスニペット”、”リッチカード”と並んでいます。

Googleによると、現在のところリッチカードはレシピと映画のサイトに限られているとのことだ。そして、レシピと映画用のフォーマットへ構造化マークアップを使用している。また、Google.comが対象で、モバイル検索の英語のみが対応している。Googleは将来的に、より多くの種類のサイトと、より多くのユーザーが利用できることを望んでいる。

Googleは、この新しいフォーマットを学ぶために、より多くのドキュメントと例を掲載し、デベロッパーサイトの内容を更新している。

さらに、Search Console内に、リッチカード用のレポートを追加している。このレポートには、インデックス率やエラーレポートが記載されており、リッチカードの実装に役立つ内容となっている。下記にスクリーンショットを記載しておく。

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Googleは、「検索アナリティクス内の”リッチリザルト(Rich results)”(現在はベータ版の利用に限る)が、あなたのサイトのリッチカードとリッチスニペットがどのような状況であるかを計測する助けとなるだろう」、と述べている。つまり、両者のクリック数やインプレッション数などのデータを掘り下げることができる、というわけだ。


この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google launches rich cards for movies and recipe websites」を翻訳した内容です。


実際に検索結果での表示が確認できていないため、どのような印象を受けるかは判断しづらいですが、構造データを実装するわかりやすいメリットにはなっていますね。日本での導入を見越し、先んじて実装方法を勉強しておこうと思います。– SEO Japan

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SEO Japan

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