Googleドライブの検索機能がよりスマートになった、Google Docsも地味に改良

google_drive

Googleドライブの検索ボックスが、アップグレードにより、更にGoogle検索のように振る舞うようになったことを、今朝Googleが発表した。改善に含まれるのは、検索語に対する修正提案を表示する自動修正機能や、自然言語処理に対するサポートなどだ。これが意味することは、日常使うような言葉を使ってドライブ上の検索を行うことができるようになったということだ。

自然言語処理の追加は、ウェブサービスやアプリとの対話に音声を使った検索が増えていることを思い出させるし、Googleドライブが後日狙っている広範な音声支援の先触れである可能性もあるだろう。とはいえ当面はタイピングの代わりに音声-テキスト入力を使用するときに便利、ということになりそうだ。

オートコレクト

自然言語処理(NLP)を利用すれば、以下のようなことを喋ることでGoogleドライブを検索できるようになるだろう「去年の12月の予算スプレッドシートを見つけて」、「Anissaのプレゼンテーションを見せて」。Googleは新しいクエリ方法の利用法の例を示して説明している。この機能は時間と共に改善されて行くので、頻繁に利用すればするほど、より結果が正確になるとGoogleは言っている。

これらの大きな変化に伴い、Googleドキュメントもユーザーからのフィードバックの要求に基づいて、幾つかの調整を受けている。手始めは、ドキュメントをマルチカラムにすることができるようになったことだ。これは「表示形式」の新しい「列」オプションを選択することで可能になる。そして、Googleドキュメントが非Googleファイルを開いたときに、自動的にドキュメント、スプレッドシート、スライドに変換して編集できるようになった。オリジナルのファイルには「変更履歴」メニューからアクセスできる。

改良された検索インタフェースと一緒に、これらの機能も世界中のすべてのユーザーが今日から利用可能になっている。もしまだ見ていないなら、ほどなく使えるようになる筈だ。

[ 原文へ ]
(翻訳:Sako)