これまで多くの人たちが、スマートクロックを世に送り出そうとして挑戦と失敗をくりかえしてきたが(Chumbyを覚えてますか?)、この約束を果たすのにAmazonほど良い位置にいるものはない。それは、実質的にちいさなEcho Showだ。Echo Show × Echo Dot = Echo Spot。おわかりだろうか?
Echo Spotは半球形デザインに2.5インチディスプレイを備える。Amazon曰く、Echo Spotは(Echo) Showにできることは何でもこなす ―― ハンズフリー通話やビデオ通話の発信も。しかし、この新しいSpotはこれまでよりずっと求めやすい130ドルという価格だ。Dotと同じく(そしてShowとは異なり)Spotはその手のひらサイズゆえに内蔵オーディオに関しては貧弱だ。小さなEcho Dotと同じく、オーディオ出力とBluetoothを備えているので、外部スピーカーに繋ぐことはできるが、内蔵スピーカーはない。
AmazonはSpotがEcho Dotのような目的で使われることを望んでおり、一部屋に1台設置するようユーザーを説得している ―― ただし、130ドルという価格は50ドルのDotよりはるかに敷居が高い。この値段なら、枕元の目覚まし時計に取って代わることは有望だ。
Amazonが提供してきた防犯カメラとの親和性はここにも生きている。それ自体興味深い利用場面であり、ユーザーは玄関先の様子を一瞥できる。私が思うに、今日のイベントで発表された様々なEchoファミリーの中でも、Spotは特に魅力的だ。Showよりもずっと見栄えのする製品であり、フォームファクターもずっと扱いやすい。
しかも130ドルと、Showよりもずっと手頃価格だ。上位機種に興味はあるが価格に疑問を持っていた人たちを引き付けることはほぼ間違いない。12月の発売日も偶然ではない。Amazonは来るホリデーシーズンにこれを大量に売るつもりだろう。実際、Spotがシーズンで一番売れたEchoになっても驚きではない。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )