科学的根拠に基づいたコピーライティングの7つの秘訣

コンテンツマーケティング全盛時代、マーケッターにもコピーライティング技術がかつて以上に求められるようになったわけですが、ともすれば文章のセンスや表現能力など右脳的要素が重要視されがちになるこの分野。今回はあえてコピーライティングを科学的観点から見つめ直し、ライティングレベル向上のヒントになることがないか考えて記事をコンテンツマーケティングの大御所コピーブロガーから。 — SEO Japan

製品、サービス、アイディアをオンラインで販売したいのなら、説得力のあるコピーライティングの実施が必要不可欠だ。

優れたライティングはまさに一つの技術ではあるのだが、コピーライターとして自分の作品を改善したいと思っている人達は、行動心理学と神経科学の研究から多くの助けを見つけることができる。

唯一の問題は、多くの場合良いライターは忙しく、興味深い金の塊を見つけるために事実に即した研究報告に苦労して取り組む時間がないことだ。

幸運にも、私があなたのために重労働を行ったので、今日あなたは7つの素晴らしい研究を目にすることになる…そして、それらの発見をより説得力のあるコピーを生み出すためにどのように適用するのかを知るのだ。

いい話ではないだろうか?

では、早速始めよう!

1. 何かを感じさせる

私と一緒に想像しよう…

あなたはアメリカンフットボールの試合を見ている。あなたが応援するチームのクオーターバックが骨までしびれるタックルを食らい、あばら骨が折れる。

おおお…

それを考えると自分自身の身がすくむように感じることができるのでは?

それがミラーニューロンの力であり、そうやって人間の脳に影響を与える。

このテーマに関する調査によると、この神経細胞は、あなたが何かが起きているのを“観察する”時に活性化し、その感情の一部(もしそれが十分に強力であれば)をあなたに伝達する。

それは、共感や“他の人の立場になって考えること”のような、必要な進化的特徴に生物学的に役立ちそうである。

ミラーニューロンに関する現在の調査の大部分は、文字通りの観察に焦点を合わせているが、優れたライターも、強い感情は言葉を通して伝えられることができることを知っている。

私の最初の例について考えてみるのだ…もしあなたがあばら骨を折った男のことを考えて身がすくんだのなら、あなたはすでにこの効果を経験している!

説得力のあるコピーを書く時には、自分の読者を夜寝かせないでおくことが何であるのかを理解しなければならない。

私が“これを想像するのだ…”と書くのは簡単だが、人々に注意を払わせるのは簡単ではない。

あなたは、読者にある感情を強いようとするのではなく、すでにそこにある感情に話しかけなければならない。

もしあなたが、コンテンツ最適化の面倒なことを引き受けるソフトウェアを販売しているのなら、Googleのあら探しをしたり操作したりすることに疲れている、そして書くことに戻りたいと思っている、不満を抱いた起業家候補生に語りかける必要がある。

もしあなたが、ビールを販売しているのなら、よく冷えたビールを飲みながら友人と良い時間を過ごした記憶を思い起こさせる必要がある。

望ましい感情を読者に移すためにミラーニューロンに関するこの情報を使うことは効果的であるが、それはあなたが、何が彼らを動かすのかを知っている場合にのみ機能するのだ。

2. 節約を“売りにすること”に注意する

あなたが知っておくべきことがある…もしあなたが自分の低価格について胸をたたくために高価な不動産を引き合いに出しているのなら、あなたは間違っている。

顧客に価格を直接比較してもらうことは悪い考えであるということを示した調査があるというだけでなく、スタンフォード大学の新しい調査が、“時間”を売りにすることはお金を売りにすることよりもずっと効果的である(大部分のビジネスにとっては)ことを明らかにした。

主任調査員のJennifer Aakerは、なぜMillerのような会社が以下のようなスローガンを使用するのかを説明しようとした…

It’s Miller Time! (ミラーの時間だ!)

安価なビールなのだから、代わりにその手頃な値段を宣伝すべきではないのか?

しかし、そうではないのだ…

人の製品体験は、それとの個人的つながりの気持ちを強める傾向があり、時間に言及することは、一般的により好ましい態度とより多くの購入を導く。

これが優れたコピーを書くことにどう関係するのか?

シンプルだ…購入者にとって本当に大切なこと、彼らの時間、問題、目的に語りかけるのに役立つ。

私たちは、顧客が並外れたサービスにはもっと支払う意思があるということを知っている。しかし、顧客が成し遂げたいと望むことに自分が価値を置いていることを示すやり方で語りければ、彼らがあなたの示した価格を支払うつもりがあることを理解する必要もある。それは、最低金額で売ろうとするよりもずっと誠実な(そして効果的な)やり方だ。

もしくは、Mogliner教授ならこう言う

結局のところ、時間がより乏しいリソースなのである―それは一度過ぎてしまえば、戻って来ない―だから私たちにとってより意義のあるものなのだ。

3. わずかなことを気にする

これはコピーライターとコンバージョンの専門家にとってものすごく重要な研究だ。

カーネギーメロン大学の素晴らしい調査は、特にコンバートするコピーを生み出すこととなると、悪魔は本当に細部に宿るということを示した。

この研究の中で、調査員たちは1つのフレーズの変更が長い目で見てコンバージョンにどのように影響を及ぼすかを検証した。

彼らは、顧客が登録することができる無料DVDトライアルプログラム(DVDを覚えている?)を設定し、2つの異なるフレーズを検証することによってこれを行った…。

  1. “a $5 fee(料金5ドル)”
  2. “a small $5 fee(料金わずか5ドル)”

…ちょっと待って、本当に?そう、ここからがいいところだ:

2つ目のフレーズが登録率を20%増やすことができたことが分かったのだ。

その科学的根拠は、実際とても興味深い:“small(わずか)”な料金を重視することが、お金を使うことに保守的な人つまり“けちな”客が取引をするのをずっと簡単にしたのだ。

しかしながら、優れたコピーライティングのこととなると、この教訓は“科学”というよりも優れたライティングの技術の中にある。

あなたは、自分の作品の出来を測定し、改善し、追跡する時間を取らなければならない。今日の優れたライターが自分の仕事を検証しないことに弁解の余地はない。わずかなことを気にして、それがどう機能するのか把握しているようにすることだ。

4. 自分の悪の側面を受け入れる

多くのコピーライターがおかす大きな過ちは、本物であるための努力をほんの少ししかしないことだ。

世界はハイレベルだ:多くの消費者は、ひたすら褒め言葉で覆われたコピーに心を奪われることはなく、常にあなたのコピーに上塗りをかけ斜めに見る。

答え?

彼らの目的に真っ向から取り組む力強いコピーを作るのだ。

あなたは、主張を裏付けるためにあえて賛成をしない“悪魔の代弁者”という言葉に馴染みがあるかもしれない。

かつてカトリック教会が誰かを聖人に美化する時に“列聖調査審問検事”と呼ばれる人間を使っていたことは、あなたは知らないかもしれない。彼らの仕事は、その人物の欠点を見つけて、それらに関する議論を公平にすることだった。

彼らはその慣行を止めた…もっともな理由で。なぜならあなたは、悪魔の代弁者のように振る舞うことが、実際にはもともとの主張の説得力を強化するのを目にすることになるからだ!

社会心理学者Charlan Nemethによる研究では、“悪魔の代弁者”スタイルの中で形作られた主張は、聞き手を反対意見よりも元々の主張を支持するように説得する可能性が高いことを示すことができた。

Nemeth(および何人かの他の調査員)は、これが起こるのは、悪魔の代弁者スタイルで関与する時には、話し手もしくは無意識的に聞き手のどちらかによって潜在的な欠陥と懸念が持ち上がる(そして後で対処される)からだと結論付けた。

説得力のある主張を聞いている時に、あなたはこう考える:

でもそれは____に対処するのだろうか?

…もし話し手がこんなことを言えば、あなたが説得される可能性はかなり高くなる:

多くの人は今____について心配しているかもしれません。

…なぜなら、あなたの懸念が決して取り上げられないのではなく、脚光を浴びているからだ。

コピーライターの皆さん、聞いているだろうか?

絶対確実なオファーを言葉で表現しようとするのではなく、顧客が持っているかもしれない共通した懸念について指摘し、心配する必要はないという事実と証拠で彼らを安心させるのだ。

5. 形容詞だけに頼らない

これに賛成しないライターもいるかもしれないが、大学生はあなたにこう言うだろう:入学願書はあなたが書くことができる説得力のあるコピーであり、もっともストレスフルなものの1つだ。

それは正真正銘の販売促進コピーなのだ―あなたは自分の未来の運命を決める人に自分を売り込んでいるのだ。

面白いことに、説得力のある入学願書の分析では、入学願書を読むハーバードMBAの入学選考ディレクターによって説明されているように、動詞が形容詞に勝ることが多い。

動詞は具体的でより無視しにくい。特に、みんなが同じ陳腐な形容詞を使って自分を説明するつまらない世界では。

こんな例はどうだろう…

私は、賢く、勤勉で、本当に洞察力に飛んだBrian(註:CopyBlogger創業者)という男を知っている。

それはすごい。

ではもし私が、彼は成功を収めた企業を創立し、人気ブログを作り、才能のあるチームを率いている、と言ったらどうだろう。

もっと印象的なのでは?

実際、あなたが彼に対して非難すべき唯一のことは、彼がかつて弁護士だったことだけだ。

動詞はあなたの前に姿を見せる。そして、あなたのライバルは類語辞典の中で見つけた形容詞を使って自分たちのコピーを膨らませるため、あなたは自分が実際にすることを説明することによって人々の賛同を得ることができるのだ。

6. “パワー”ワードを含める

賢いコピーライターは、他の言葉よりも幅をきかせる説得力のある言葉が存在することを知っている。

あなたは、そのトップ5が以下のようになることをCopybloggerの以前の記事(日本語)から思い出すだろう:

  1. “あなた”(実際は、Eメールを送る時のように、相手の名前)
  2. 無料
  3. なぜなら
  4. すぐに
  5. 新しい

詳しく説明すると…

“あなた” – 脳の活動を検証した最近の調査によると、印刷物の中もしくはスクリーン上に自分の名前を見ることのように、いくつかのことが私たちを生き生きとさせる。名前は本質的に自己認識と結びついており、自分の名前が登場すると、私たちはより関与するようになり、そのメッセージをもっと信用するようになる。

無料 – Dan Arielyは、著書のPredictably Irrationalの中で、チョコトリュフとハーシーズのキスチョコを使った研究がかなり驚くべきものだったことを明らかにした:キスチョコが無料と宣伝された時に、トリュフよりもそっちを選んだ人が38%増えたのだ…キスチョコがたったの1ペニーだった時にはほとんどの人がトリュフを選んだのに!

なぜならRobert Cialdiiの古典的研究では、“なぜなら”という言葉を使った場合には、要求(この場合は列に割り込むこと)を進んで聞き入れる傾向が強いことが分かった。たとえその要求が理不尽なものだったとしても(例えば、“コピーを取らなければならないので、コピー機を先に使ってもいいですか?”)。

すぐに – 私たちは物事を大至急欲しがる。あるMRIの研究によると、素早い報酬を呼び起こすような言葉が中脳を照らし出す。人々にあなたが彼らの問題を素早く解決することを知らせれば、人々が購入する傾向は高くなる。

新しい – 目新しさは、脳の報酬中枢を活性化して自分の買い物に満足させ続けることにとても重要な役割を果たす。認識された“新しさ”は製品にとって重要であるが、実際にはブランドにダメージを与えることがあるということを調査が示している(人々は長く存在してきたブランドを信頼する)。

7. 説得のための輸送手段を利用する

なぜ良いストーリーは私たちを完全に夢中にさせるのか?

ストーリーのように真夜中まであなたを寝かせない(積極的に!)文章形態は他にない。

社会心理学者Melanie GreenとTimothy Brockの調査によると、ストーリーにこんなにも説得力があるのにはとても簡単な理由がある:

輸送手段が説得力をもたらす。

人々はセールス・ピッチをブロックすることができる…しかし、誰もがストーリーを聞くことを好む。

彼らの調査は、ストーリーは“気付かれないように”差し込んで、私たちを別の場所へと連れて行く傾向があり、この場所では、私たちは厳しい“現実世界”では一蹴するかもしれない物事を受け入れるかもしれないことを示した。

これは魅力的な話を伝えることに熟達している人にとっては素晴らしいニュースだが、それ以外の私達はどうやってより説得力のあるストーリーを書くことができるのだろうか

この2人によるさらなる調査によると、以下のような戦術がうまく機能する:

  1. きめ細かいイメージ: イメージはストーリーを生き生きと説明する。トールキンが不毛の地や滅びの山の迫りくる存在やナズグルの身の毛もよだつ叫び声を詳しく説明しなかったら、モルドール(指輪物語の国)がどれだけ恐ろしいかを理解するのは難しい。
  2. サスペンス: あなたはどのようにして人々にストーリーを終わりにしてもらうだろうか?最初に最後を知りたい気持ちにさせるのだ。注意を引く物事を終わらせないことは難しいため、後ではなく先にワクワクすることで導くのだ。
  3. 比喩と皮肉:動物農場のような小説がいまだに人気があるのは、彼らが比喩を通して隠された話を伝えるからだ(スターリンの台頭を描いているように)。多くの良いストーリーは、これらの要素を含んでいるために、読者は“なるほど”という瞬間を経験することとなり、著者のメッセージを掴むことを可能にするのだ。
  4. モデル提示: もしあなたが誰かの行動を変えさせたい(または望ましい行動を取って欲しい)のなら、ストーリーを介してその行動を“モデル提示する”ことができる。調査によると、私たちが変身物語を聞く時、私たちは自分が主人公であるように想像し、それがその行動を理解しやすいものにする。

この記事は、CopyBloggerに掲載された「7 Scientifically-Backed Copywriting Tips」を翻訳した内容です。

どこまで科学的かはともかく、アプローチとして面白い記事でしたし、内容も普段目にしない種類のものも多くそれなりに参考になりました。特に2番目の「価格を売りにすることに注意」は、単純な価格訴求の危険性を再認識。もちろん価格が商品購入の重要要素であることは疑いないと思いますが、それが何らかのメッセージと連動していることが重要なのかな、、、と感じました。形容詞より動詞、という言葉も響きましたし、実はもうすぐ新規ECサービスを始めようと思っている私ですが、ここに書かれたメッセージを心に留めてライティングに励みたいと思います。 — SEO Japan [G+]

科学的根拠に基づいたコピーライティングの7つの秘訣

コンテンツマーケティング全盛時代、マーケッターにもコピーライティング技術がかつて以上に求められるようになったわけですが、ともすれば文章のセンスや表現能力など右脳的要素が重要視されがちになるこの分野。今回はあえてコピーライティングを科学的観点から見つめ直し、ライティングレベル向上のヒントになることがないか考えて記事をコンテンツマーケティングの大御所コピーブロガーから。 — SEO Japan

製品、サービス、アイディアをオンラインで販売したいのなら、説得力のあるコピーライティングの実施が必要不可欠だ。

優れたライティングはまさに一つの技術ではあるのだが、コピーライターとして自分の作品を改善したいと思っている人達は、行動心理学と神経科学の研究から多くの助けを見つけることができる。

唯一の問題は、多くの場合良いライターは忙しく、興味深い金の塊を見つけるために事実に即した研究報告に苦労して取り組む時間がないことだ。

幸運にも、私があなたのために重労働を行ったので、今日あなたは7つの素晴らしい研究を目にすることになる…そして、それらの発見をより説得力のあるコピーを生み出すためにどのように適用するのかを知るのだ。

いい話ではないだろうか?

では、早速始めよう!

1. 何かを感じさせる

私と一緒に想像しよう…

あなたはアメリカンフットボールの試合を見ている。あなたが応援するチームのクオーターバックが骨までしびれるタックルを食らい、あばら骨が折れる。

おおお…

それを考えると自分自身の身がすくむように感じることができるのでは?

それがミラーニューロンの力であり、そうやって人間の脳に影響を与える。

このテーマに関する調査によると、この神経細胞は、あなたが何かが起きているのを“観察する”時に活性化し、その感情の一部(もしそれが十分に強力であれば)をあなたに伝達する。

それは、共感や“他の人の立場になって考えること”のような、必要な進化的特徴に生物学的に役立ちそうである。

ミラーニューロンに関する現在の調査の大部分は、文字通りの観察に焦点を合わせているが、優れたライターも、強い感情は言葉を通して伝えられることができることを知っている。

私の最初の例について考えてみるのだ…もしあなたがあばら骨を折った男のことを考えて身がすくんだのなら、あなたはすでにこの効果を経験している!

説得力のあるコピーを書く時には、自分の読者を夜寝かせないでおくことが何であるのかを理解しなければならない。

私が“これを想像するのだ…”と書くのは簡単だが、人々に注意を払わせるのは簡単ではない。

あなたは、読者にある感情を強いようとするのではなく、すでにそこにある感情に話しかけなければならない。

もしあなたが、コンテンツ最適化の面倒なことを引き受けるソフトウェアを販売しているのなら、Googleのあら探しをしたり操作したりすることに疲れている、そして書くことに戻りたいと思っている、不満を抱いた起業家候補生に語りかける必要がある。

もしあなたが、ビールを販売しているのなら、よく冷えたビールを飲みながら友人と良い時間を過ごした記憶を思い起こさせる必要がある。

望ましい感情を読者に移すためにミラーニューロンに関するこの情報を使うことは効果的であるが、それはあなたが、何が彼らを動かすのかを知っている場合にのみ機能するのだ。

2. 節約を“売りにすること”に注意する

あなたが知っておくべきことがある…もしあなたが自分の低価格について胸をたたくために高価な不動産を引き合いに出しているのなら、あなたは間違っている。

顧客に価格を直接比較してもらうことは悪い考えであるということを示した調査があるというだけでなく、スタンフォード大学の新しい調査が、“時間”を売りにすることはお金を売りにすることよりもずっと効果的である(大部分のビジネスにとっては)ことを明らかにした。

主任調査員のJennifer Aakerは、なぜMillerのような会社が以下のようなスローガンを使用するのかを説明しようとした…

It’s Miller Time! (ミラーの時間だ!)

安価なビールなのだから、代わりにその手頃な値段を宣伝すべきではないのか?

しかし、そうではないのだ…

人の製品体験は、それとの個人的つながりの気持ちを強める傾向があり、時間に言及することは、一般的により好ましい態度とより多くの購入を導く。

これが優れたコピーを書くことにどう関係するのか?

シンプルだ…購入者にとって本当に大切なこと、彼らの時間、問題、目的に語りかけるのに役立つ。

私たちは、顧客が並外れたサービスにはもっと支払う意思があるということを知っている。しかし、顧客が成し遂げたいと望むことに自分が価値を置いていることを示すやり方で語りければ、彼らがあなたの示した価格を支払うつもりがあることを理解する必要もある。それは、最低金額で売ろうとするよりもずっと誠実な(そして効果的な)やり方だ。

もしくは、Mogliner教授ならこう言う

結局のところ、時間がより乏しいリソースなのである―それは一度過ぎてしまえば、戻って来ない―だから私たちにとってより意義のあるものなのだ。

3. わずかなことを気にする

これはコピーライターとコンバージョンの専門家にとってものすごく重要な研究だ。

カーネギーメロン大学の素晴らしい調査は、特にコンバートするコピーを生み出すこととなると、悪魔は本当に細部に宿るということを示した。

この研究の中で、調査員たちは1つのフレーズの変更が長い目で見てコンバージョンにどのように影響を及ぼすかを検証した。

彼らは、顧客が登録することができる無料DVDトライアルプログラム(DVDを覚えている?)を設定し、2つの異なるフレーズを検証することによってこれを行った…。

  1. “a $5 fee(料金5ドル)”
  2. “a small $5 fee(料金わずか5ドル)”

…ちょっと待って、本当に?そう、ここからがいいところだ:

2つ目のフレーズが登録率を20%増やすことができたことが分かったのだ。

その科学的根拠は、実際とても興味深い:“small(わずか)”な料金を重視することが、お金を使うことに保守的な人つまり“けちな”客が取引をするのをずっと簡単にしたのだ。

しかしながら、優れたコピーライティングのこととなると、この教訓は“科学”というよりも優れたライティングの技術の中にある。

あなたは、自分の作品の出来を測定し、改善し、追跡する時間を取らなければならない。今日の優れたライターが自分の仕事を検証しないことに弁解の余地はない。わずかなことを気にして、それがどう機能するのか把握しているようにすることだ。

4. 自分の悪の側面を受け入れる

多くのコピーライターがおかす大きな過ちは、本物であるための努力をほんの少ししかしないことだ。

世界はハイレベルだ:多くの消費者は、ひたすら褒め言葉で覆われたコピーに心を奪われることはなく、常にあなたのコピーに上塗りをかけ斜めに見る。

答え?

彼らの目的に真っ向から取り組む力強いコピーを作るのだ。

あなたは、主張を裏付けるためにあえて賛成をしない“悪魔の代弁者”という言葉に馴染みがあるかもしれない。

かつてカトリック教会が誰かを聖人に美化する時に“列聖調査審問検事”と呼ばれる人間を使っていたことは、あなたは知らないかもしれない。彼らの仕事は、その人物の欠点を見つけて、それらに関する議論を公平にすることだった。

彼らはその慣行を止めた…もっともな理由で。なぜならあなたは、悪魔の代弁者のように振る舞うことが、実際にはもともとの主張の説得力を強化するのを目にすることになるからだ!

社会心理学者Charlan Nemethによる研究では、“悪魔の代弁者”スタイルの中で形作られた主張は、聞き手を反対意見よりも元々の主張を支持するように説得する可能性が高いことを示すことができた。

Nemeth(および何人かの他の調査員)は、これが起こるのは、悪魔の代弁者スタイルで関与する時には、話し手もしくは無意識的に聞き手のどちらかによって潜在的な欠陥と懸念が持ち上がる(そして後で対処される)からだと結論付けた。

説得力のある主張を聞いている時に、あなたはこう考える:

でもそれは____に対処するのだろうか?

…もし話し手がこんなことを言えば、あなたが説得される可能性はかなり高くなる:

多くの人は今____について心配しているかもしれません。

…なぜなら、あなたの懸念が決して取り上げられないのではなく、脚光を浴びているからだ。

コピーライターの皆さん、聞いているだろうか?

絶対確実なオファーを言葉で表現しようとするのではなく、顧客が持っているかもしれない共通した懸念について指摘し、心配する必要はないという事実と証拠で彼らを安心させるのだ。

5. 形容詞だけに頼らない

これに賛成しないライターもいるかもしれないが、大学生はあなたにこう言うだろう:入学願書はあなたが書くことができる説得力のあるコピーであり、もっともストレスフルなものの1つだ。

それは正真正銘の販売促進コピーなのだ―あなたは自分の未来の運命を決める人に自分を売り込んでいるのだ。

面白いことに、説得力のある入学願書の分析では、入学願書を読むハーバードMBAの入学選考ディレクターによって説明されているように、動詞が形容詞に勝ることが多い。

動詞は具体的でより無視しにくい。特に、みんなが同じ陳腐な形容詞を使って自分を説明するつまらない世界では。

こんな例はどうだろう…

私は、賢く、勤勉で、本当に洞察力に飛んだBrian(註:CopyBlogger創業者)という男を知っている。

それはすごい。

ではもし私が、彼は成功を収めた企業を創立し、人気ブログを作り、才能のあるチームを率いている、と言ったらどうだろう。

もっと印象的なのでは?

実際、あなたが彼に対して非難すべき唯一のことは、彼がかつて弁護士だったことだけだ。

動詞はあなたの前に姿を見せる。そして、あなたのライバルは類語辞典の中で見つけた形容詞を使って自分たちのコピーを膨らませるため、あなたは自分が実際にすることを説明することによって人々の賛同を得ることができるのだ。

6. “パワー”ワードを含める

賢いコピーライターは、他の言葉よりも幅をきかせる説得力のある言葉が存在することを知っている。

あなたは、そのトップ5が以下のようになることをCopybloggerの以前の記事(日本語)から思い出すだろう:

  1. “あなた”(実際は、Eメールを送る時のように、相手の名前)
  2. 無料
  3. なぜなら
  4. すぐに
  5. 新しい

詳しく説明すると…

“あなた” – 脳の活動を検証した最近の調査によると、印刷物の中もしくはスクリーン上に自分の名前を見ることのように、いくつかのことが私たちを生き生きとさせる。名前は本質的に自己認識と結びついており、自分の名前が登場すると、私たちはより関与するようになり、そのメッセージをもっと信用するようになる。

無料 – Dan Arielyは、著書のPredictably Irrationalの中で、チョコトリュフとハーシーズのキスチョコを使った研究がかなり驚くべきものだったことを明らかにした:キスチョコが無料と宣伝された時に、トリュフよりもそっちを選んだ人が38%増えたのだ…キスチョコがたったの1ペニーだった時にはほとんどの人がトリュフを選んだのに!

なぜならRobert Cialdiiの古典的研究では、“なぜなら”という言葉を使った場合には、要求(この場合は列に割り込むこと)を進んで聞き入れる傾向が強いことが分かった。たとえその要求が理不尽なものだったとしても(例えば、“コピーを取らなければならないので、コピー機を先に使ってもいいですか?”)。

すぐに – 私たちは物事を大至急欲しがる。あるMRIの研究によると、素早い報酬を呼び起こすような言葉が中脳を照らし出す。人々にあなたが彼らの問題を素早く解決することを知らせれば、人々が購入する傾向は高くなる。

新しい – 目新しさは、脳の報酬中枢を活性化して自分の買い物に満足させ続けることにとても重要な役割を果たす。認識された“新しさ”は製品にとって重要であるが、実際にはブランドにダメージを与えることがあるということを調査が示している(人々は長く存在してきたブランドを信頼する)。

7. 説得のための輸送手段を利用する

なぜ良いストーリーは私たちを完全に夢中にさせるのか?

ストーリーのように真夜中まであなたを寝かせない(積極的に!)文章形態は他にない。

社会心理学者Melanie GreenとTimothy Brockの調査によると、ストーリーにこんなにも説得力があるのにはとても簡単な理由がある:

輸送手段が説得力をもたらす。

人々はセールス・ピッチをブロックすることができる…しかし、誰もがストーリーを聞くことを好む。

彼らの調査は、ストーリーは“気付かれないように”差し込んで、私たちを別の場所へと連れて行く傾向があり、この場所では、私たちは厳しい“現実世界”では一蹴するかもしれない物事を受け入れるかもしれないことを示した。

これは魅力的な話を伝えることに熟達している人にとっては素晴らしいニュースだが、それ以外の私達はどうやってより説得力のあるストーリーを書くことができるのだろうか

この2人によるさらなる調査によると、以下のような戦術がうまく機能する:

  1. きめ細かいイメージ: イメージはストーリーを生き生きと説明する。トールキンが不毛の地や滅びの山の迫りくる存在やナズグルの身の毛もよだつ叫び声を詳しく説明しなかったら、モルドール(指輪物語の国)がどれだけ恐ろしいかを理解するのは難しい。
  2. サスペンス: あなたはどのようにして人々にストーリーを終わりにしてもらうだろうか?最初に最後を知りたい気持ちにさせるのだ。注意を引く物事を終わらせないことは難しいため、後ではなく先にワクワクすることで導くのだ。
  3. 比喩と皮肉:動物農場のような小説がいまだに人気があるのは、彼らが比喩を通して隠された話を伝えるからだ(スターリンの台頭を描いているように)。多くの良いストーリーは、これらの要素を含んでいるために、読者は“なるほど”という瞬間を経験することとなり、著者のメッセージを掴むことを可能にするのだ。
  4. モデル提示: もしあなたが誰かの行動を変えさせたい(または望ましい行動を取って欲しい)のなら、ストーリーを介してその行動を“モデル提示する”ことができる。調査によると、私たちが変身物語を聞く時、私たちは自分が主人公であるように想像し、それがその行動を理解しやすいものにする。

この記事は、CopyBloggerに掲載された「7 Scientifically-Backed Copywriting Tips」を翻訳した内容です。

どこまで科学的かはともかく、アプローチとして面白い記事でしたし、内容も普段目にしない種類のものも多くそれなりに参考になりました。特に2番目の「価格を売りにすることに注意」は、単純な価格訴求の危険性を再認識。もちろん価格が商品購入の重要要素であることは疑いないと思いますが、それが何らかのメッセージと連動していることが重要なのかな、、、と感じました。形容詞より動詞、という言葉も響きましたし、実はもうすぐ新規ECサービスを始めようと思っている私ですが、ここに書かれたメッセージを心に留めてライティングに励みたいと思います。 — SEO Japan [G+]

Google+でオーソリティを築く7つの方法

日本ではイマイチ普及が進んでいないGoogle+ですが、Google検索+他サービスとの連携も進み、これからのSEOには活用が必須になりつつあるような気配でもあります。今回の記事では、いち早くGoogle+の普及が進んでいる米国から、Google+を活用してSEOにもソーシャルメディアマーケティングにも重要な「オーソリティ」をネット上で築いていく方法を7つ紹介します。 — SEO Japan

Googleは1つのシンプルな原則の下に作られた―他のウェブページよりも重要なウェブページがある。

その重要性はどのように定量化されるのか?理想的には、それは、人々がそのページは他のページよりもそのトピックに関して自分たちを満足させると考えているという事実に基づく。

Googleは、ウェブページの重要性をそれを指し示したリンクの量とそれらのリンクがやって来るサイトをGoogleがどれくらい信頼しているかによって評価することによって検索技術の顔を変えた。

しかし、1998年以降、ウェブは急速に変化してきた。たくさんの人がウェブサイトやブログを始め、自分の好きなものにリンクをすることができるが、大部分の人はソーシャルメディアシェアリング(ソーシャルメディアでの共有)を介して自分の好きなものに賛成票を投じる。

そのことがソーシャルシェアリングを検索エンジンが使用する大きなシグナルにする…しかし、TwitterとFacebookは必ずしもGoogleに協力的ではない。そして、最近までは、そのウェブページ自体―ライターではなく―がストーリーの中心部分だった。

Author Rankの始まり

Googleは常に、優れたライターは優れたコンテンツを作ることができることを認識していた。そして、より良いコンテンツがエンドユーザーにとってより良い検索結果をもたらす(Googleの重要なビジネス目標である)。より優れたコンテンツの制作を促す自然な方法の1つが、ライターに報いることだ。

それを踏まえて、彼らは、2005年にAgent Rankと呼ばれる特許を申請した

Agent Rankは“エージェント”(ライターやその他のコンテンツクリエイターのこと)のためにデジタルシグネチャを作ることになっている。そして、彼らのコンテンツに対する大衆の反応(コメント、ソーシャルシェア、リンク)に基づいて評価スコアを累積する。

ここで重要な特徴は、このスコアが“ポータブル”だったことだ。それは、特定のサイト(ウェブを横断しない)に結びついていたのではなく、人物(誰が?)に結びついていたのだ。しかしながら、あなたが“エージェント”を特定するためのプラットフォームを確立しないかぎり、それをするのは不可能だ。

つまり、本末転倒だったのだ。

なぜウェブライターはGoogle+に関心を持つべきなのか?

Google+は、ソーシャルメディアプラットフォームというより、全てのGoogle製品をGoogle+の機能に移行したバックプレーンソーシャルレイヤーだ。

Google+のVic Gundotraはこんなことを言った:

私たちにはすでにユーザーがいる。私たちはただ彼らをGoogle 2.0にアップグレードしているだけだ。

その上、Google+は、アイデンティティプラットフォームで、Agent Rankを成功させる必要があった―それは、実際のAuthor Rankアルゴリズムにもう一歩近づいたもう一つのシグナルである。

では、あなた―ライターにとって、その話の教訓は何なのだろう?なぜあなたは気にかけるべきなのか?もしあなたが、以下のことを気にかけているコンテンツクリエイターならば…

  • 自分の評判
  • 自分の仕事
  • オンラインオーソリティを確立すること
  • オーディエンスを築くこと(それは他のソーシャルサイトよりもG+の方が早く起こる傾向がある)
  • 自分のウェブサイトやブログにより多くのトラフィックをもたらすこと
  • Eメールニュースレターの購読者リストを増やすこと
  • 売り上げと機会を増やすこと

・・・あなたにはGoogle+アカウントが必要だ

しかし、アカウントを作るだけでは十分ではない。あなたは、Googleが(TwitterやFacebookとは違って)必ず見ることができる方法であなたのコンテンツに対する共有シグナルを強化するために、Google+で信ぴょう性があり信頼できるプロフィールを築く必要がある。

それをするための7つの方法を紹介する:

1. 自分のGoogle+のオーディエンスを増加させる(Twitterより早く)

Author Rankのスキームでは、Google+のプロフィールがあなたの証明可能なアイデンティティとなる。そして、あなたの評判に影響を与える7つの要因がある:

  • あなたが所有するフォロワーの数。
  • あなたのコンテンツが獲得するリシェアの数。
  • あなたが獲得する+1の数。(ところで、誰かがあなたのコンテンツに+1すると、それは単にあなたのコンテンツが票を獲得するだけでなく、あなたも獲得する。あなたの評判はこのプロセスの中で上昇する。)
  • アクティビティ。定期的に投稿しているか?コメントしているか?リシェアやプラスワンをしているか?

Google+プロフィールの素晴らしい点は、それがTwitterやFacebookでできることよりも早く成長するように思えることだ(もしまだあなたがGoogle+をやっていないのなら、それを始めるもう一つの理由でもある)。

それでは、どうやってGoogle+のオーディエンスを増加させるのか?まず始めに、結局のところ、それはソーシャルメディアプラットフォームであるということを思い出すこと―つまり、あなたはそれをそのように扱う必要があるのだ。

  • 確かな略歴を作る―優れたG+の略歴は、あなたが誰で、何をしていて、なぜG+に存在し、どんな種類のコンテンツを共有するのかを簡単にまとめたものから始まる。必ず、略歴の中にある紹介、職歴、学歴、住んだことのある地域の欄にキーワードを織り込むこと。
  • 関係を築く―自分の知っている人をフォローすることから始め、知り合いになりたい人をフォローすることへと分け入っていく。バンバンとやり取りをする
  • コンテンツを共有する―オリジナルの投稿を作成し(テキストでも写真でも動画でも)、リンクを共有し、他のG+ユーザーのコンテンツをリシェアする。記事のリンクを共有する時には、見出しを作り、自分の考えを簡単に説明したものを追加し、コメント欄での議論を促すような質問で締めくくること。
  • コミュニティに参加する―コミュニティについてはすぐに詳しく話すつもりだが、ここでは、ネットワークを築くための強力な場所であるとだけ言わせてもらう。
  • コメントを残す―投稿、写真、人々がタグ付けされた写真にコメントを残す。考えさせられるような質問をする。他のGoogle+ユーザーに言及する(“+”と人物名を入力すると、Google+が選択肢を表示する)。

あなたは、自分の生活を犠牲にせずにGoogle+のお決まりのことを成し遂げ、大きな結果を得ることができる。もしあなたがインターネット上で交流していないのだとしたら、商工会議所のイベントか何かでそれをしなければならないのだ―それは時間を食うし、お金がかかるし、退屈なことがある。

どちらを選ぶかはあなた次第だ。

2. サークルを使って自分のブログへのトラフィックをターゲットにする

ソーシャルメディアの基本ルールを忘れないようにしよう:ソーシャルメディアはチャンネルであって、キャンペーンではない。実際、あなたは、ソーシャルメディアオーディエンスを、自分のブログ読者を増やすことに向けた1つのステップとして見ることができる。

しかしながら、共有する全てのことが自分のオーディエンス全体の目に触れるTwitterやFacebookとは異なり、Google+が提供する利点は、自分のオーディエンスを区分して、ふさわしいコンテンツを届ける手助けをすることができることだ。

Google+サークルが、あなたにそのようなことをさせてくれる。

サークルでは、自分のオーディエンスをトピック固有のグループに分割することができる。例えば、コピーライター、フィクションライター、政治、ブラックユーモア、家族のためのサークルを作って、それらのサークルそれぞれに関連したコンテンツを共有することができる。

この戦術の素晴らしい点は、自分のコンテンツとのやりとりの比率が高いことだ。かなりインタラクティブなサークルをいくつか作っている(さらにハングアウトでバンバンと交流している)Martin Shervingtonに聞いてみよう。

あなたが政治的状況について何が何でもわめかねばならないとしよう―それを自分の一般的なオーディエンスにシェアすることは、意味がないかもしれない。実際、一般的に、TwitterもしくはFacebookでは、そうやってあなたはフォロワーを失う。

しかし、もしあなたが政治的な発言専用のサークルを持っていれば、オーディエンスの規模の割に高いアクティビティの比率を獲得するだろう。その他のトピック固有のサークルにも同じことが当てはまる。

ところで、あまり多くのサークルを作りすぎることは避けたい(そうしなければ、あなたは次第にサークル疲れに苦しむことになるだろう)。そして、1つ以上のサークルで大きなオーディエンスを育てるのは大変なため、自分の中核となる読者グループに1つのサークルを充てるのだ。

3. ハングアウトを頑張る

Google+における卓越した機能の1つが、ビデオチャット機能―ハングアウトだ。

最初の公開時には、最大10人とのハングアウトをホストすることができた。会話の最中はみんながみんなを見ることができる。

これは、カジュアルなワインチャットや、世界中にいる同僚とのゆるいブレインストーミングのセッションや、小企業のミーティングにとって素晴らしい結果となった。

その後、Googleは、大衆に対してライブビデオセッションを配信することができる機能、ハングアウト・オンエアをリリースした。Tommy Walkerは、たくさんの魅力的なオンエアショーを作っていて、一番最近のものが、Brian ClarkとDoug PrayとJohn JacobsenをフィーチャーしたStorytelling, Marketing and Modern Mediaだ。

この動画が見られない人は、ここをクリックしてYouTubeで見よう

さらにあなたは、毎週もしくは毎月のインタビューシリーズをホストすることによってファンを築くために、ハングアウトを使用することもできる。そして、定期的にそのイベントの普及を促進すれば、あなたは確固たるオーディエンスを築き始めるだろう。

4. 自分のコンテンツの命を最大限にする

私は、Google+にいくつかの記事を書いてそれらを自分のブログ上で拡大してきた。

これはとてもうまくいっている。なぜなら、Google+上でトラフィックを獲得して、その後、自分の購読者と検索トラフィックを介してトラフィックを獲得するからだ。もしくは、あなたはそれを最初にブログに投稿して、その次にGoogle+に投稿することもできる。

どちらにせよ、これがあなたのコンテンツの命を伸ばす。

私は自分のブログに投稿した後、オリジナルのGoogle+投稿にそのブログ記事へのリンクを付けて編集する―さらに、そのブログ記事にオリジナルのGoogle+投稿へのリンクを含めるのだ:

ところで、複製コンテンツの問題については心配しなくてもいい。John Mueller(Googleのウェブマスターツール・マネージャ)によると、あなたのコンテンツがあなた自身のサイトに由来することを認識することにGoogleはかなり長けている

5. 限られたトピックに取り組む

いろいろな意味で、Google+はWordPressのような普通のブログプラットフォームである。文字制限はないし、全ての投稿を編集することができるし、画像や動画を公開することもできるし、自分の投稿をフォーマットするために簡単なマークアップを使用することも可能だ:

  • ボールド体 – 次のように、ボールドにしたい言葉の前後にアスタリスク(*)を追加する:投稿の中では*これらの言葉がボールドになる*。これは見出しを作る方法でもある。
  • イタリック体 – 次のように、イタリックにしたいテキストをアンダースコア(_)で囲む:私はGoogleが_好きだ_。
  • ストライクアウト(線で削除) – ストライクアウトしたい言葉をハイフン(‐)で囲む:私はFacebookが‐好きではない‐嫌いだ。

公開すれば、このフォーマッティングが表示される。

そのような完璧に近いブログフォーマットであること(なぜ実際にはそうではないのかに関して詳しいことは項目7で読んで欲しい)が、あなたがそれをそのように扱うことを可能にする。実際、あなたは自分のGoogle+アカウントを使って、自分のメインブログでは取り上げていないかもしれない特定のトピックについて掘り下げることができる。

例えば、私の個人ブログの主な焦点はウェブライティングに関することだが、フリーランサーとして働くことについてのたくさんのコンテンツを共有していた時もあった(Google+の前)。

これは私のオーディエンスと常に一致するわけではなかったため、Google+のローンチをきっかけに、そこでは私は自分の仕事とインスピレーションを与えられる投稿にもっと焦点を合わせた。

  • あなたの読者は、あなたのコーナーストーンコンテンツが理由であなたのブログを購読した。その使命からあまりにも外れれば、あなたは彼らを疎遠にするかもしれない。
  • 検索ボットはあなたのサイトをクロールし、あなたのブログのトピックを決めるために言葉を評価する。広く関係のないトピックを載せれば、ブログの焦点を薄くする傾向があり、それはボットを混乱させる。

つまり、Google+はあなたのブログに適さないコンテンツのための素晴らしい販路なのだ。

6. コミュニティを作る

最近、Google+がコミュニティプラットフォームをリリースした。これは、基本的には、共通の興味を中心とした人達のグループだ。人気コミュニティには以下のようなものがある:

コミュニティに参加すると、そのコミュニティで共有された投稿を自分のGoogle+ストリームに表示させることから始まる。それは、似たような考えを持つ人たちとネットワークを築いたり、特にあなたがそのコミュニティ内で投稿したり共有したりコメントしたりする場合は、幅広いオーディエンスの正面に出たりするのに優れた方法だ。

やる気があれば、コミュニティの創設者や議長になることだってできる。もしあなたのコミュニティの人気が高まれば、あなたは自然と注目を集めて影響力を持つようになる。

7. 自分の全てのコンテンツをGoogle+に置く(これをしてはいけない)

これは魅力的だが、賢明な人はしない間違いだ。

自分のコンテンツをGoogle+だけに築くことは、デジタル小作制度以外の何物でもない。そして、何回も言っているように、あなたが自分のコンテンツをソーシャルネットワークまたは“無料”プラットフォームに置いても、本当の意味ではあなたはコンテンツを所有していない。

あなたがこれを問題だと思わないなら、4月30日にPosterousが廃業する時、それと共に1500万のブログと6300万ページのコンテンツが削除されるということだけ言わせてもらう。

ではなぜこのアイディアについて触れたのか?それが魅力的だからだ。それには理由がある。

一つには、Google+から転がり出てきた多くの著名人が外部のウェブプロパティを見捨てた―Kevin Roseが最も悪名高い。

次に来るのは、テクノロジーライターのMike Elganだった。彼のGoogle+プロフィールがこれだ:

伝統的なブログサイトおよびサービスを使って10年間ブログを書いた後、私は1年前にそのアプローチを捨てて、Google+でブログを書き始めた。なぜって?Google+がはるかに優れた最高のブログプラットフォームだからだ。

200万人以上のフォロワーがいて、一貫してトップ10に入るGoogle+ユーザーであるMikeは、Google+で成功している。それは、彼がテックライティングの世界で長年成功してきたことが役立っているのだ。

もちろん、それが“最高のブログプラットフォーム”であるかどうかは議論の余地があるが、もしたとえそうだったとしても、それは危険な賭けだ。

一つに、Google+は、Google+からEメールアドレスを得ることを許可していない(オンラインでビジネスを経営したいと思うのは罪だ)。そして、コンテンツをダウンロードすることはできるが、それはバカみたいに面倒だ。また、外部ブログを持つことが、実際にはGoogleでの検索ランキングの助けになるかもしれない…。

外部ブログ/ウェブサイトを保持することは、実際にGoogleがあなたにして欲しいことなのだ。

つまり、それはAuthor Rankを装備するための包括的なスキームの一部なのだ。あなたのサイト上、およびあなたが配信することを選んだ他のどんな場所でも、あなたのコンテンツの主なホームというよりもそれに到達するための1つのチャンネルとしてのGoogle+を備えた、あなたの作品。

そして、私たちの考えでは、最も説得力のある主張とは?あなたのコンテンツと評判は、あなたに属するべきだ。Facebookでなければ、Googleでもないし、Tumblrでもない。あなただ。

よく聞いて…

改良された検索ランキングのこととなると、Google+でオーディエンスを築くことが、あなたがコンテンツクリエイターとしてできる最も賢いことなのかもしれない。

なぜって?Googleは、正確なAuthor Rankスコアを提供するために自分たちの検索アルゴリズムを微調整している―それはガラクタの山から優れたコンテンツを特定する根本的に異なる方法だ。

Author Rankを、自分の評判やコンテンツについて気にかける人(あなたがそうであると思う)に対する報酬であると同時に、匿名著者に対するペナルティとして考えるのだ。

次の連載ではGoogleのSearch Plus Your WorldとなぜそれがGoogle+をコンテンツクリエイターの最も重要なソーシャルネットワークにするのかついて探求するので、お楽しみに。

ところで、あなたはどうやってGoogle+でオーソリティを築いているのだろうか?あなたの意見を下のコメント欄で共有しよう…


この記事は、CopyBloggerに掲載された「Seven Ways Writers Can Build Online Authority with Google+」を翻訳した内容です。

流石コピーブロガー、圧巻の情報量と充実度でした。SEO、ソーシャル限らずオーソリティの構築が最重要ともいえる最近のウェブマーケティング。Twitter、Facebookも効果的ですが今後を見据えてGoogle+までカバーしておけば、いずれ日本でも役立つ日が来るはず?って、まずは私自身ももう少し使っていかないといけませんが・・・汗 — SEO Japan [G+]

4歳児に学ぶ9つの説得力の秘訣

コンテンツマーケティングやインバウンドマーケティングが話題の2013年ですが、単に情報発信をするだけでは顧客育成はできても獲得にはつながりません。そこで重要なのがコンバージョンさせる説得力ですが、それをなんと幼児の行動に学んでみようという大胆な試みをCopyBloggerから。時に子供の素直な視点が問題解決のヒントになることがありますが、さて今回はいかに。 — SEO Japan

あなたは自分の説得術にどれくらい自信があるだろうか?

何か月もの間、自分の最も価値のある教えを提供した後、あなたがついにオーディエンスにオファーをする時には、コオロギの鳴き声が聞こえるほどに寂しい状態にあるのでは?

フィードバックもなければ、売り上げもない。Eメールリスト購読者を獲得することは困難を極める。

そして、他のパブリッシャーは、彼らがオンラインでやっている全てのことに対して大量の返答を獲得しているようだ。

あなたはこれらの人々が誰なのか知っている。彼らはトラフィックを獲得し、コメントを獲得し、売り上げをあげている。人々は彼らに反応を示す。

彼らに遅れを取るのはうんざり?もしそうなら、説得力のある4歳児があなたを窮地から救うかもしれないということを私に説明させて欲しい。

そう、私は、4歳児と確かに書いた…

説得力の秘密を暴く

彼の名はイライジャ。自分の欲しいものはほとんどいつも手に入れる子だ。

彼はどのように説得力があるのか?

彼はスーパーにいる女性にまだ支払ってもいないポテトチップの袋を開けてもらう。

彼はハロウィンの時、全ての家で平均して2回キャンディをもらう。

彼はスポーツイベントで見知らぬ人を適当に選び―私が介入する前に―、その人に自動販売機からグミキャンディーの大袋を買ってもらう。私は、イライジャが彼に何と言ったのかいまだに知らないのだが、とにかくうまくいったようだ。

このようなことがいつも起こるのだ。そして、私は彼が自分の息子であることが本当にうれしい―だって、もし彼がライバルのマーケッターのところで働くなら、私は命懸けで彼を外出禁止にすることができる。

彼はただただ説得の技術に長けている。毎回のように、自分がして欲しいことを相手にさせることついて、息子が私に教えてくれた9つのことを紹介しよう…

1. 依頼の技術

最近の旅行中、ハードウェアストアにはケーキはないと繰り返しイライジャに言っているにもかかわらず、イライジャは従業員に近づいて行って“ケーキはありますか?”と尋ねた。

その従業員は背を向ける代わりに、私たちを従業員ラウンジへと連れて行った。偶然にもそこでは誰かの誕生日が祝われていた。

彼らは喜んでイライジャに誕生日ケーキを分けてくれた。そして私は、説得の最も基本的な教訓の1つを学んだのだ。

説得の秘訣1: あなたは自分が欲しい物を要求しなければならない。さもなければ、誰かに何かをするように説得することは決してない。

そして、ハードウェアストアでケーキを要求したように、多くの場合ライターが欲しい物を要求しようとは思わない共通した場所が2つある。

その1:記事の最後でお願いする― 誰かに価値あるもの(サイト上のためになる情報など)を与えるときはいつでも、あなたのEメールリストに参加することや、あなたの提供するサービスや製品を詳しく見ることを優しく促すのに適した時間だ。

その2:彼らが行動を起こした後にもう一度お願いする― もし誰かが行動を起こしたら―あなたのEメールリストに加わったり、何かを購入したり―、直ちに、さらなる行動を起こすよう勧めるのだ。彼らには行動を起こす勢いがある。だから、断ることができないオファーをするのにぴったりの時なのだ。

あなたが何をするにしても、具体的な行動喚起を含まずに何かを書かないこと。

2. 適切な切り口を見つける

イライジャはディズニーの“不思議の国のアリス”を何度となく見ている。そこで私が、彼がやりたくないことをするように言うと、彼は力強く言った:

“ダディ、首をはねろ!”

“それは良い言葉じゃないね“と私は言った。

すると彼は声の調子を変えてこう言った:“首をはねてください?”

説得の秘訣2: どんなメッセージでも、異なるアプローチをテストして、何が一番有効かを確かめると、より説得力を持つようになる。自分のコピーをテストするのに効果的な方法がいくつかある:

  • スプリットテスト: 訪問者の半分に1つのメッセージを提示し、もう半分にそのメッセージのわずかに異なるバージョンを提示する。どちらがより良い結果を生み出すか確かめるのだ。
  • 見込み客に尋ねる: 自分のターゲット市場をオンラインで探して、彼らにあなたが提供するものとメッセージを評価するようにお願いするのだ。私はかなり反応の良いLinkedInグループを見つけたことがある。
  • クレーム: これは改善のチャンスだ。あなたのビジネスに関するクレームやあなたの競合相手に関するクレームは同じくらい役に立つ。
  • 顧客に尋ねる: それぞれの購入者に何があなたのオファーを受け入れるように説得したのかを尋ね、それに従って自分のメッセージを改良する。

常に自分のコピーをテストし改良すること。プロのコピーライターとマーケッターは、自分のメッセージをテストして調整して最も説得力のあるアプローチを発掘することについてあまりにも熱心だ。

3. 全体のプロセスを扱いやすいステップに分ける

私の家では、子どものDVDコレクションはイライジャの手の届かない所に置いてある。イライジャは自分がそれらをかき回して探すことができるように私に自分を持ち上げるように何度も頼んでいた(そして断られていた)のだが、ついに新しい戦法を採用した。

“ダディ…立って。”私は彼の他のリクエストを繰り返し却下していたところだったので、そのお願いを聞き入れた。

私が立ち上がると、彼はこう言った。“僕を持ち上げて。”OK、私は彼を持ち上げた。

“そしたら、そこに立って。”と、彼はDVDが置いてある場所を指し示した。

私は笑わずにはいられなかった。この子はすでに私に目的の半分までさせている。そこで、私は映画が置いてある場所に近づき、イライジャはそれらを選び始めたのだった。

やるな、息子よ。

説得の秘訣3: もし人々があなたの求めることをしていないのなら、そのプロセスを分解して人々が進めるようなステップにすることはできるだろうか?

電話をかけたり、無料トライアルを設けたり、スペシャルオファーをしたりすることはできるだろうか?人々が行動を起こしていないような場所で、これを試してみるのだ。

インターネットマーケティングコーチとして、私は、新しいFacebook上の友達へのダイレクトセールスピッチは効果がないことが分かった。

しかし、私が彼らにEメールで無料のアドバイスを与え、その後に無料の電話相談を提供し、さらに私のプログラムへの無料トライアルを提供すると、Facebook上の友人の多くが、簡単に有料クライアントになったのだ。なぜなら、各ステップが彼らにとって進むのがとても容易だったからだ。

何かをすることを説得するのに苦労している時にはこれを試そう。

4. 成功する戦略を模倣する

“ローレン!” イライジャは庭をはさんで隣の家の人に向かって叫んだ。“そのドレス着ると素敵だね!”

“ありがとう、イライジャ!” ローレンは叫び返した。

“ママ、” イライジャは小さな声でささやいた。“素敵ってどういう意味?”

説得の秘訣4: 他の人に有効なことなら、自分自身でも試してみるのだ。

競合相手のウェブサイトを見たり、彼らのEメールリストに加わったり、彼らのウェビナーに参加したりするのだ。彼らはどんな説得力のあることを言うのか、どのようにしてそれを言うのか?それは効果があるように見えるか?

次に、自分の業界の外でセールスピッチと説得力のあるコピーを詳しく見てみること。あなたを説得するためにどんなことを言っているのか?何があなたを行動へと移させるのか?あなたはそれを自分のコピーに取り入れることができるか?

誰かがあなたに何かを購入することを説得するのに成功した時にはいつも、“彼らはどうやってそれをしたのか?私はそれを自分のビジネスにとって理にかなった方法で採用することができるか?”と、自分自身に尋ねるのだ。

5. 褒め言葉を集める

イライジャは自分自身をかなり高く評価していて、それに同意する人々を見つけることにも苦労しない。彼は、“超かわいい”というフレーズを何度も聞いたことがあり、それが自分の名前だと思っていた。

彼は行く先々で褒め言葉を集める。あなたもそうすべきだ。

説得の秘訣5: 褒め言葉とテスティモニアルは、適切に使用した場合、極めて説得力がある―特に以下の2つのタイプのテスティモニアルが役立つ:

ストーリー・テスティモニアル
もしあなたが自分のクライアントのために成功を収めたのなら、何が起きたのか詳しい物語を書くのだ。あなたがそのクライアントのストーリーを色鮮やかに描けば描くほど良い。クライアントが、あなたが参入する前、途中、後にどのように感じていたのかを詳しく描くのだ。ストーリー・テスティモニアルは、あなたのクライアントと同じ状況にある見込み客に語りかけるだろう―そして、話をしているのはあなたの顧客であるため、あなたが自慢しているわけではないのだ。

コメント・テスティモニアル
あなたは自分のウェブサイト上で、たくさんの小さなテスティモニアルとなるポジティブなコメントを見たことがあるだろうか?私はポジティブなコメントを集め、それらを自分のEメール購読ページに載せ、そのページ上で37%の登録率を獲得した。

あなたはどう思うだろう?それらのポジティブなコメントが、製品サイト上のカスタマーレビューのように機能すると思うだろうか?それらは心の底から自然発生的に生まれたものであるため、とても説得力がある。

6. リッチな言語を使用する

イライジャは時々、私の介入を必要とする“大変”、“すごい”、“危険”、“エキサイティング”な状況で私をオフィスから誘い出そうとする。

今日彼は、私のドアの下の隙間に口を押しつけて、どのようにして自分のぬいぐるみが架空の重要な書類を故意に食べているかを説明した。“ダディ…ネコちゃんがダディの紙を食べてるよ。ゾッとする!”

説得の秘訣6: “ゾッとする(horrified)”のような、エネルギー豊富な言葉で自分のコピーを満たすと、あなたが行動を起こすことを読者に要求する時に、彼らは行動を起こすエネルギーを持つことになる。

驚くほどの(amazing)、豪華な(gorgeous)、ひどい(terrible)、ものすごい(magnificent)、胸くそ悪い(repulsive)、極上の(exquisite)、究極の(ultimate)、途方に暮れた(bewildered)、おびただしい(immense)、驚異的な(tremendous)、などの言葉だ…

思慮深く使用すれば、これらの言葉はあなたのライティングに興奮と人を引き付ける力とパーソナリティを加えることができる。もし読者があなたのコピーを読んでエネルギーを与えられれば、行動を起こすのは簡単だ。

7. 読者のために鮮明な絵を描く

“イライジャ、冷蔵庫の取っ手にぶら下がらないで“と、私は彼に注意した。

手を放す代わりに、彼は取っ手から逆さまにぶら下がって、“僕は落っこちて、頭がぱっくりと割れる?”と聞いた。

説得の秘訣7: あなたが読者の頭の中に描く絵が鮮明であればあるほど、彼らの思考はあなたのライティングに関わることになる。

私が使用する多くのグラフィックフレーズの中の1つ、“頭をぱっくりと割る”は、“止めないと怪我するよ”という標準的な親の言うセルフよりもインパクトがある。私たちは言葉で考えるのではなく、絵で考えるのだ。

では、あなたはこの視覚的な説得のテクニックをどのように適用することができるのか?注文プロセスを最初から最後まで経験させるのはどうだろう?

もしくは、もう少し説得力を追加して、テスティモニアルを使用することによって注文プロセスを最初から最後まで経験させるのはどうだろう?

それはこんな風に聞こえるかもしれない…

“私は、その今すぐ注文ボタンをクリックし、できるだけ早く自分の情報を入力しました“と、満足している顧客が解説する。“私は注文プロセスの流れに乗って、すぐにあなたのeブックをダウンロードしました。そして、読むのを止められなかった!その情報は即座に影響を与えたのです。”

例えば、これをセールス動画の最後に置くつもりなら、その動画を見た見込み客は、自分たちが注文してその成果を得ることを視覚化するかもしれない。

もし彼らがすでにそれを自分たちの頭の中で見ていれば、現実にその行動を起こすことはずっと簡単になる。

8. 愛を示す

リクライニングがミルクシェイクをかぶってしまったという事実をうやむやにすることはできない。

しかし、イライジャは、自分がピンチの時にただそれを言うわけではない。彼の説得力の秘密は、様々な状況で、自分の愛情を定期的に表現することだ。

説得力の秘訣8: 人に何かをして欲しいのなら、彼らに愛を示すことだ。以下のような短いコメントが、人々にあなたが求めることの多くをする気にさせるだろう:

もっとコメントが欲しい?“人々が思慮深いコメントを返してくれる時、私は本当にそれを感謝している。正直、そのおかげで私は幸せな気分になる。”ということを読者に知らせるのだ。

もっと売り上げが欲しい?買う前にさえ、“購入ありがとうございます!あなたと一緒に働くのを楽しみにしています。”と、言うのだ。

もっと多くのツイート、いいね!、プラス1が欲しい?“あなたからの最大の賛辞は、あなたがこれを他の人に共有することです。私は心からそれを感謝します。”と言ってみるのだ。

感謝の気持ちを伝えることによってあなたが彼らにして欲しいことを知らせるのだ。

9. 自分の望みを伝える

イライジャは、私がシャワーを浴びている時にバスルームに入ってきて、電気を消し、“暗い!”と言い、私は彼に同意する。

そして、彼は、“パパが真っ暗なうんちの洞窟(電気のついていないバスルームのことだと思われる)で楽しんでくれるといいな!”とクスクス笑ってドアを閉めるのだ。だから私は残りのシャワーの時間を真っ暗な中で過ごす。

説得力の秘訣9: ここでのキーフレーズは、“・・・するといいな”である。そして、説得力の秘訣は、読者にあなたが何を気にかけているのかを知らせるためにどのようにこの言葉を使うかを知ることだ。

あなたは、記事の中に“私がこの記事からあなたが学び取ってくれるといいなと思っていることは…”と書き、あなたが書いたものを読んでいる間に読者が学び経験することをあなたが期待していること全てを続けて彼らに伝えたことがあるだろうか?

これをすることが読者に立ち止まってあなたについて考えさせるだろう。彼らは、あなたが自分の時間を犠牲にして、彼らのためになることを願って自分の知識を精いっぱい提供した本物の人間であることに気が付くだろう。

試してみるのだ。“この記事からあなたが学び取ってくれるといいなと思うこと”というタイトルの締めくくりの言葉を書くのだ。それを心から書けば、オーディエンスも心から応えるだろう…

この記事からあなたが学び取ってくれるといいなと思うこと…

あなたがそれぞれの“説得力の秘訣”を読んで価値あることを学び取ってくれることを願っている。私は、それぞれの秘訣を以前に何十回も聞いたことのあるようなことを超えたものにしようと努めた。もしそうだったなら、少なくとも私は、あなたがそれらを自分のオンラインでのライティングに組み込むユニークな方法をいくつか与えられたのではないかと思っている。

あなたがやってみようと思うことを1つか2つ見つけたことを願っている。そして、もし自分のライティングの中で違いを経験したなら、私に教えて欲しい。あなたがこれらの提案をどのように組み込んだのかを是非見てみたい。

他のことはともかく、あなたがイライジャの偉業を読んで笑い、彼の粘り強さにインスパイアされたならうれしい。

そして、説得力のある文章を書くことの1つの大きな秘訣がある―効果があるかもしれないことを学んで、それをテストすることだ。

もしこの記事の中で読んだことがアイディアをひらめかせたなら、忘れる前にそれを書き出そう!そして、自分のライティングの中でそれをテストするのだ。

あなたが自分のオーディエンスのために配信する全てのことは―それが失敗しようと成功しようと―、彼らにより役に立つためにどうすればよいかを教え、あなたが生まれながらに説得力のある人間になる手助けをする。


この記事は、CopyBloggerに掲載された「9 Persuasion Lessons from a 4-Year-Old」を翻訳した内容です。

切り口はネタ的ながらも内容は秀逸な流石コピーブロガーならではの記事でした。それぞれの内容は過去にどこかで聞いたことがあるようなアドバイスですが、子供の逸話と織り交ぜて語られることで新鮮に考え直すことができますし、中には改めてその重要性に気づかされたものもあったのではないでしょうか?時には自身のウェブマーケティングを4歳児の素直な心で見つめ直してみるのも、新たな気づきがあるかもしれません。 — SEO Japan [G+]

 

英語で最も説得力のある5つのパワー・ワード

私も海外生活はそこそこ長いのですが未だに発音もライティングも上手くならないのが悩みの種。下手なりに通じさせるテクニックを身に着けてしまったせいか、完全に上達が止まってしまっており最近はもはや諦めています。とはいえ、決めるべき時は決めておきたい!ということでコンテンツマーケティングの大御所ブログCopyBloggerが教える英語で最も説得力のある単語を5つ紹介。英語ベタでもこの5語を駆使すればコミュニケーションはばっちり? — SEO Japan

説得力のあるコピーを組み立てる時、その他の建設の仕事と同じように、あなたは、自分のスキルと経験とツールボックスに頼る必要がある。

ライターのツールボックスには、言葉がいっぱい詰まっている。

自分が信じていることを定義することが効果的なコピーを作り出すことの重要な要素ではあるが、私は、動物農場からの有名な引用を改正することによって、論理的に自分の言い分を述べることにしよう:“全ての言葉は平等であるが、ただし一部の言葉はより平等である。”

そして、他の言葉よりも私たちの意思決定プロセスにより影響力を与えるパワー・ワードというものが存在する。あなたは、これらの“パワー・ワード”がそれほどパワフルには見えないことを知って驚くかもしれない。

ここでは、それらの言葉がどれほど効果的であるかに言及する。シンプルな言語は極めて明瞭な言語である。そして、これらの言葉は、あなたが読者に何をして欲しいのかをはっきりと説明する。

あなたは、これらの一見シンプルに見える言葉がどれほど効果的であるかに驚くかもしれない。

これらの言葉を下に挙げ(そのパワーに関連した調査と一緒に)、より説得力のあるやり方でオーディエンスに話す方法を紹介しよう。

注意: 効果的な見出しを書くことと同じように、なぜこれらの言葉に説得力あるのかを理解しなければならないこと、あなたのオーディエンスとビジネスにとって理にかなったコンテクストでそれらを使用しなければならないことは、いくら強調してもし過ぎということはない。もしあなたが自分の作る全てのコンテンツにおいて明白な理由なしにそれらを放り投げ始めれば、いかにそれらの言葉に説得力がないかがすぐに分かるだろう。

それでは、注意も終わったので、ショーを始めるとする…

1. You

コピーライティングの世界でよく引き合いに出される研究が、“You”がナンバー1のパワー・ワードであることを明らかにしたエール大学の調査だ。

恐らくその研究は存在しなかったという事実にもかかわらず、自己を呼び覚ます力を明らかにする実在の調査がいくつかある。

結局のところ、人々は“you”という言葉を好きかもしれないが、きっと彼らは自分自身の名前を読むことをもっとはるかに好む。

最近の脳の活性化を調べるリサーチによると、自分自身の名前を印刷物もしくはスクリーン上で目にすることのような、いくつかのことが私たちを生き生きとさせる。自分の名前は、本質的に自己認識と結びついていて、私たちのアイデンティティの大部分を作り上げている。だから、私たちが、自分の名前が登場するメッセージをより信頼し、より積極的に関心を抱きくようになるのは当然のことだ。

私たちがパーソナライゼーションに対して喜んでもっと支払うことを調査が示しているのだから、あなたが自分の顧客と個人的な関係になり始めるのは時間の問題なのでは?

しかしながら、この結果には1つ小さな問題がある…

名前使用を考慮して一般的なウェブコピーを書くことは、普通は可能ではないが、パーミッション・マーケティングの力を十分に利用することによって、この戦略を簡単に採用することができる―多くのEメールリストは、顧客の名前でメッセージを始めることができることによって大いに促進される。

それはあなたのブログアップデートにとっては重要ではないかもしれないが、もしあなたが自分の製品のために様々な異なるリストを維持しているなら(そうすべきである)、あなたのブロードキャストに顧客との個人的な側面をもたらすため、自分がファーストネームを取り込んでいることを確かめよう。

2. Free

みんな無料が好きだ。

人々は、アイテムやサービスのそれぞれの価値が同じままの時でさえ、実際に異なる選択をするほどに無料のものをとても好む。

Dan Arielyはこの驚くべき事実を、LindtチョコレートとHershey Kissesの普通ではない“バトル”を検証した著書Predictably Irrationalの中で明らかにした。

具体的な価値に関して“無料”という言葉の力をテストするために、この研究では最初に人々に1セントのHershey Kissか15セントのLindt Truffle(実際の値段のおよそ半分。一般的には、高価で上質なチョコレートと言われている)のどちらかを選ぶように言った。

結果は以下の通り:

つまり、味はTruffleの方が好まれるということだ。ということは、値引きを見逃す人なんていないのでは?

しかし、その後、別の被験者のグループがこれら2つのお菓子に関する意見をひっくり返した。Arielyは、両方のブランドで価格が1セント値引きされた(つまりKissは無料になる)ところ、人々が劇的に選択を変えることを明らかにした。

新しい価格では、結果はこのようになった:

最初のテストでは、私たちは値引きを見逃すわけがないように思われたが、蓋を開けてみれば、私たちは掘り出し物を見逃すことができないのだ。価格の関係は同じ(2つの製品は14セントの違い)なのに、無料となると人々は遥かに多くKissを選択するのだ。

Arielyは、私たちが無料のものをひっつかむことにこんなにも敏感である理由として、損失回避(物事を見逃すことへの軽蔑)と“低い位置にぶら下がっている果実”を追い求めようとする生まれながらの本能を挙げている。

無料の危険性:ここで目にしたように、無料のものを宣伝することには内在的な危険が存在する。無料の何かを持つことはより多くの人を引き付ける。しかし、それは間違いなく、あなたのビジネスを本当の意味で成長させるスーパースター顧客には変わりそうもない“バーゲン・ハンター”をかなり含んでいるのだ。

理にかなう時、適切なコンテクストの中でのみ、無料を使用すること。

無料ガイド、情報、サポートなどの“無料”を強調することは、注目を集めることにおいて大いに役立つ。Sparring Mindでは、私は自分のニュースレターが“参加無料”であることを強調している。なぜなら、大部分のマーケッターはこれを理解するが、多くの人は購読することの意味が何であるかを理解していないからだ。

反対に、あなたは、理想的な長期購入者ではない、もしくはあなたの最重要製品に適さないそれらのしがみついて離れない客を締め出すために、最小限の価格を設定するべきだ。

3. Because

Robert CialdiniによるInfluenceという名著の中では、急いで社内コピー機を使用したい人々からの要求に関する調査が実施された。このテストは、異なる要求がこの人物が列に“割って入る”ことを許可する意思にどのように影響を与えるかを検証した。

最初のテストでは、参加者は簡単にこう言った:

すみません、5ページあるのですが、コピー機を使ってもいいでしょうか?

この場合、60%の人が、彼が列に割って入ってコピー機を先に使うことを許可した。

次のシナリオでは、要求は少し修正され、参加者はこう言った:

5ページあるのですが、とても急いでいるのでコピー機を使用してもいいでしょうか?

この2つのわずかな違いが分かっただろうか?

具体的に説明しよう:要求は最低限に変化しただけでなく、“なぜ”(理由)はほとんど理由になっていない!“急いでいるから”というのは、良い言い訳としては成り立たない。仕事の世界では大部分の人が急いでいるのでは?

しかし、私たちの考えとは裏腹に、およそ94%の人が列に割って入ることを許可したのだ!それがおかしいと思うのなら、3つ目と最後のテストで使われた要求をチェックしよう:

すみません、5ページあるのですか、コピーをとらなければならないのでコピー機を使ってもいいでしょうか?

割って入るのに何とか通用する理由から全く理由にならないものへと変化した。それにもかかわらず、93%の人が、この3つ目のテストで彼が列に割って入ることを許したのだ。弱い理由(“私は急いでいる”)より1%落ちたが、最初のテストより33%多い。T

Cialdiniによると:

人間の行動のよく知られた原則として、誰かに何かをお願いする時には、理由を提供する場合にもっと成功する。人々は単純に行動に対して理由があることを好むのだ。

結論:多くの企業は自分たちの製品(またはサービス)が提供できる機能を誇りに思っているが、説得力のあるコピーを書くことに焦点を合わせている時には、顧客の一番の疑問に回答することに尽きるということを覚えておかなければならない:

私にはどんな利点があるのか?

“なぜなら”は、コピー機の実験では人々にある種の心理操作的影響を持つように見えるかもしれないが、それは論理的思考の問題なのだ:たとえそれが弱い理由だったとしても、全く理由を提供しないよりは説得力があることが分かっている。

あなたが誇りに思っている機能や製品の特長が、あなたの主張を助ける時にのみそれらを宣伝しよう。顧客が行動を起こす動機を作るためにそれらを使用するのだ。そして、これらの説得力のある理由を指摘する時に“なぜなら”を使用するのだが、決してそれを杖として頼りにしないこと。

4. Instantly

遅延報酬というテーマは、神経科学者の間では重要なテーマだ。なぜなら、多くの有名な研究(スタンフォードのマシュマロ実験のような)が、後に褒美を遅らせることができることが成功するために必要とされるスキルであるかを示している。(私は、それに反対する起業家は少ししか知らない。)

このことが私たちマーケッターの興味を引く理由は、それが人間性の面白い側面を露呈するからだ…

私たちは物事を大至急欲しいのだ。

私たちが今すぐの報酬を心に描くと中脳が起動して、何かを待つこととなると(セールスにとってはやってはいけないこと)前頭葉が活性化されることをいくつかのMRIの研究が示している。

“すぐに”、“直ちに”、さらには“速く”というような言葉は、中脳の活動のスイッチをオンにする引き金である。

もしあなたがウェブベースのソフトウェア販売のビジネスに携わっているのなら、あなたはすでにここで優位に立っている:“インスタント・アクセス”は不確かな約束ではなく、現実であることが多い。物理的な製品またはサービスのビジネスに携わっている人は、顧客は製品をただちに受け取ることになる(または、誰かがすぐに連絡をする)ということを顧客に伝えておくことが、購入の必要性を後押しするのに大いに役立つ。

私たちは、“けちな客“さえも、素早く痛みを除去することをほのめかす言葉におけるこれらの微妙な変化に揺れるのを目にしてきた。あなたが1つの黄金のルールに従う限り、それは、見込み客を顧客に変えるのに確実な戦術なのだ…

常に約束を守ること。そして、可能な限り、それ以上のものを届けること

これは、多くのビジネスが楽観的になりすぎている分野だ。これらの即時報酬を強調することは賢いが、低く約束してそれ以上のものを届けるのも良いアイディアである。だからあなたは、自分の約束を実際に守ることができることを確かめなければならない。さもなければ、それがあなたを憎む敵を作り出すことにもなりかねない。

5. New

これは矛盾しているように見える言葉だ。

神経画像調査によると、私たちは実際に広く認められているブランドにより好意的に反応し、思い切った変化に対してかなりの軽蔑を持つことがある。(New Cokeを覚えているだろうか?ああ、恐ろしい・・・)

一方で、目新しいことが私たちの脳の報酬センターを活性化することや製品に満足し続けることにとても重要な役割を果たすということは長く知られている

“新しいこと”は、製品にとって重要である。なぜなら、製品は“経験”の購入よりもずっと早く古びることが調査によって示されているからだ。(つまり、あなたは2年以内に新しいヘッドフォンを嫌いになるが、5年前に行ったコンサートは恐らく高級ワインのようにあなたの頭の中で熟成するということだ。)

あなたはどうすれば同じ言葉にあるこれら2つの矛盾に対して禅のようなバランスを達成することができるのか?

ここで検討すべき重要なことは、自分のビジネスのどの部分が信頼を生み出し、どの部分が利便性を生み出すのかということだ。信頼を生み出すのはあなたのブランドである。俗にいうように、壊れていないものを修理するな。

しかしながら、顧客はあなたの製品から利便性を手にするのであり、進歩のない製品は、ものすごく退屈したユーザーベースへのファーストクラスチケットを意味する。

独自の販売計画魅力的なカスタマーサービスや市場における質の高い製品などの中核となるブランド要素は、物事がうまくいっているのなら、必要以上の注意を持って取り組まれるはずだ。

製品ならば、新しい機能と洗練さで顧客を喜ばせるのは遥かに簡単である。たとえ物事が完璧にいかないとしても、大部分の顧客は、何の進歩もないよりも革新的な試みに感謝するだろう(Digg v4を引っ張り出して一撃で全てをダメにしない限り)。

古い問題に対する新しい修正、新しい機能、改善、全く新しいデザイン、さらにはメッセージを出す新しい手段(Red Bull anyone?)は全て、顧客の頭の中であなたを素晴らしいブランドとしての立場を固める信頼を失うことなく、顧客を“油断させずにおく”のに必要不可欠だ。

あなたの番…

あなたが次にすべきことはこれだ:

  1. 上の調査に関してあなたがどう思ったかをコメント欄で知らせること。さらに、あなたが説得力のあるコピーに好んで埋め込んでいる言葉について教えて欲しい。調査を引用する必要はないので、ただその理由を教えてくれればいい。
  2. 感謝の気持ちとして(また、調査による裏付けのあるコンテンツを求めているなら)、心理学を用いてもっと多く顧客に転換する10の方法に関する私たちのガイドを手に取ろう(無料だ!)とても役に立つので、チェックすべきだ。

ご拝読ありがとう。コメント欄で会おう!


この記事は、CopyBloggerに掲載された「The 5 Most Persuasive Words in the English Language」を翻訳した内容です。

単語自体はどれもシンプルでしたが、中々に読ませる記事でした。FREEは想像がつきますが、1セント、つまり1円の違いがこれだけ差を産む事実には驚きです。下手なフリーミアムに陥らないようにもしたいですね。YOUは英語ならではという気もしますけど、日本語の場合はどうでしょう。3番目のBECAUSEに関しては、理由は問わず、理由をいうことが大事という事実にまず注目したいですね。さり気なく色々な場で使えそうです。日本人の場合はいわないで伝える「あうん」の呼吸的な文化もありますが、実際いわれた方が納得できる・うれしいケースも多いのではないでしょうか。恋愛でも「つきあってください。」というより「あなたが好きだから、つきあってください。」といった方が成功率上がるのでしょうか?どこかで聞いたCMフレーズっぽいのはともかく、若干相手の心ゆさぶり度を上げる気もしましす、成功率が高まる気もしますね。

INSTANTLYは日本人的には若干馴染みのない表現かもですが(なんというか、INSTAといい**LYといい、最近流行のソーシャルアプリの名前のように聞こえます 汗)、日本語でも「今すぐ」は響きますよね。もちろん記事にもあるように、約束以上のことを提供することが大事なわけですが。そして最後のNEW、これはとりあえず注目してしまい言葉といえば言葉ですし、その価値を判断する知識がない場合、とりあえずNEWなものを選んでしまう傾向は新し物好きの現代人にはありますよね。。。

ということで、日本語でも参考になる点があったかもしれない単語リストでした。 — SEO Japan [G+]

2013年、オンライン・ライターが輝く年

コンテンツマーケティングやインバウンドマーケティングが注目され、その活用法から違いまで話題になる最近ですが、両者共通でコンテンツを産み出す力が重要なことには変わりありません。コンテンツにも色々な形がありますが、基本はテキスト形式の文章であり、ライティング能力が高い優秀なライターの需要は今後ますます高まっていきそうです。今回は米国を代表するコンテンツマーケティング系ブログのCopyBloggerが、オンライン・ライターの輝かしい未来について語ります。 — SEO Japan

私がCopybloggerを始めてから7年になろうとしている。それだけでも私にとっては理解し難いことだが、私たちはここまでやって来たのだ…。

初日からそれはコンテンツに関することだった。ウェブページを埋める単なる言葉ではなく、注目を集め、トラフィックを増やし、ビジネスを築く価値のある情報だ。

しかし、Copybloggerが常に話題にしてきたもう一つのことがある。それは、コンテンツを作る人々だ。多くの場合、特に私たちにとって、それはライターを意味する。

ここ数年(特に2012年)、あなたはコンテンツマーケティングについて多く耳にしてきた。あまりにも多すぎると言う人もいるかもしれないが、残念ながらそれは無くなることはない。私たちは、単独の価値を持った戦略的なコンテンツが提供された後で、ストレート・ピッチや、巧妙なコマーシャルや、本筋とは関係のないウェブサイト・コピーに戻ることはない―インターネットの力を持った見込み客は、それを容認しないだろう。

一方、ブログ記事、ホワイトペーパー、ビデオスクリプト、インフォグラフィック・コピーを作る人々を褒めたたえることはあまりなかった。それは変わろうとしている。特にここで。

2013年は、インターネットに精通したライターの認知と運命の両方に転換を示すだろう。ライターがインターネットの主導権を握る理由は大きく3つある:

1. オンラインマーケティングはコンテンツによって動かされる

コンテンツマーケティングは専門用語でも一時的流行でもない。むしろ、人々はコンテンツが効果的なオンラインマーケティングの基本要素であることに気付き始めている。これはライターにとってとても良いニュースだ。

見込み客やクライアントとの直接的な関係を築くという魅力から、クリック報酬型戦略、ソーシャルメディアシェアリング、SEOまで、コンテンツは役に立つものである。

才能のあるコンテンツクリエイターの需要の増加は、ライターに対する報酬と敬意が増えることを意味する…あなたが市場における自分の価値を理解して主張する限り。心配しなくても、私たちは、あなたが自分好みの権利を主張するための賢いヒントを提供し続けていく。

2. Googleの著者情報(Authorship)がライターを引き上げる

Googleは、パンダおよびペンギンアップデートで、才能のあるライターをより重要にした。弱いコンテンツや“不自然な”リンクビルディングの代わりに、今、サイトは自然にリンクを引き付ける強いコンテンツを必要としている。

しかし、それはそこでは終わらない。今は、誰がコンテンツを作り、誰がリンクアウトするかが重要なのだ―だからGoogleは、Google+の著者情報プロフィールを介してあなたが誰であるかを知りたいのだ。Author Rankは、ハイパーリンクそのもの以来最大のSEOのためのアルゴリズムのシグナルになる可能性があると言われている。

説得力のない匿名コンテンツの時代は終わったのだ。さらに良いことに、証明された成功と強固なソーシャルファンを持ったロックスター・ライターが、最高の報酬とエクイティー・ポジションを意のままにする。

それについて考えてみるのだ。

3. Entreproducerとしてのライター

そして、その他のビジネスの世界が、優れたライターにどれほどの価値があるかに気が付き始めるかもしれない。実際、すでに多くのライターがそれに気が付いていて、自分が好きなことをすることで成功するために仕事、もしかするとクライアントさえも必要としないという事実について知っている。

オンラインコンテンツマーケティングブームは、大勢のライターが自分自身の運命をコントロールするように駆り立てる。単なる社内のスタッフまたはフリーランサーとしてだけでなく、コンサルティング企業やエージェンシーのオーナとして。

それにeブックとその他デジタル系における自己出版ブームを加え、ライターはまさに自分のやり方でやることができるのだ。中にはソフトウェア会社を始める人さえいるかもしれない。

2013年、あなたの活躍を期待している

ここCopybloggerでは、ついに残りの世界が、もっと重要なことには、あなたが、私たちに追いついたように感じている。

コンテンツはインターネットを機能させるが、ライターとその他のコンテンツクリエイターがいなければ、それは起こりえない。そのことを決して忘れることなく、コンテンツ駆動で収束メディアのこの素晴らしい新しい世界でいかにあなたに価値があるかを決して過小評価しないこと。

読者の皆さんの2013年の活躍を願っている。


この記事は、CopyBloggerに掲載された「2013: The Year of the Online Writer」を翻訳した内容です。

インターネットの普及でライティング能力に秀でたブロガーがブログを職業にしたり、ブログをベースに仕事の幅を拡げるケースも出てきましたが、コンテンツ作成能力がより多くの企業やサイトでも求めれつつある現在、優秀なライターの需要は確実に増えていくのでしょうね。

個人的に気になるのは、ネットが破壊したともいわれるライターの原稿料ですが、需要が増える分、多少は、特にスキルが高いライターの原稿料は上がっていくのでしょうか。是非そうあってほしいとも思いますが、企業の下請け仕事を受けている限りでは伸び白にも限界がありますし、ライターが逆にコンテンツマーケティングをパッケージにしたようなサービスを提供して仕事の幅を拡げていっても面白いと思うんですけどね。。。情報感度が高く、豊富な知識と人脈がある割には、既存の仕事の枠の概念に囚われて仕事の幅を拡げきれていないライターが意外と多いような気もします。偉そうでスミマセン。いや、これだけ優秀なんだからもっと報酬もらってよいはずなのにそうなっていない人が結構いる気がするだけです。金の亡者的視点で恐縮ですが。

記事の3番目に出ていたEntreproducerという言葉は、CopyBloggerが考えた起業家(entreprenuer)+プロデューサー(producer)を合わせて造語ですが、ライターにもそういった能力を発揮してもらい、ただの1ライターに終わらない(もちろん、その道を極める路線もありですけど)、コンテンツマーケティングブームを正しい道に導木、多くの成功事例を築いていってくれるようなアントレプロデュースできるライターの存在が待ち遠しいです。 — SEO Japan [G+]

インターネットでオーソリティを築く10の方法

ソーシャルメディア全盛の時代、インターネットで自身のオーソリティを築くことがかつてない程、重要になってきました。誰もが欲するこの「オーソリティ」ですが、SEOの上位表示やソーシャルキャンペーンの一発ネタで成功する以上に難しいチャレンジであることは間違いありません。今回は米国の超人気ブログCopyBloggerで執筆する自らも一定のオーソリティを確率した筆者が、改めてオーソリティの築き方について考えた記事を。内容の薄いリスト記事とは一味違う、考えさせられる内容です。 — SEO Japan

1983年ごろの深夜のトークショーのセットを想像しよう。

デブでひげ面のアレン・ギンスバーグがインタビュー席に座っている。ハゲた頭の側頭部からは手入れしていない長髪が伸び、眉毛は、眉からサンザシの花が咲いているかのようにボウボウだ。絞り染めで染めた穴の開いたTシャツを着ている。指にはニコチン樹脂が染みついている。

ギンスバーグは、ジェネレーションギャップについて話したかった。若者が直面しなければならない問題について彼が言っていたことは、実際にかなり理にかなっていた。

しかし、誰も彼の言うことを真面目に聞かなかった。単に彼は、信頼できる専門家であるようには見えなかったのだ。

元マーケティングリサーチャーのギンスバーグは、確かに伝説の詩人のように見えた(実際にそうだった)。でも、誰も聞いていなかった…

もう一人の専門家

時は2003年へと進む。ここに彼がいる:完全なハゲで、黒い長袖のシャツをブルージーンズに入れている。今回は、TED―地球上で最も名高い講演会―でスピーチをしているセス・ゴーディンだ。

8分間の流れるような完璧なプレゼンテーションの中で、Sethは自分のアイディアを広める方法について説明する。当然彼は自分が話していることについて分かっている。さもなければ彼はTEDで話すことに招待されていなかっただろう。

Business Weekは、彼は情報時代の究極の起業家であると言った。Forbesは、彼は“Web上で神格化された人、ベストセラー作家、超人気講演家、成功した起業家、尊敬されている博識者、注目のブロガー”であると言った。

彼は、現代広告のためのマニフェスト、Permission Marketingを書いた。[編集者注:まだ読んだことがないなら、読むこと] 彼はこのトピックに関する信頼のおける専門家であると言っても控えめなくらいだ。

ゴーディンは、ブログのいわゆる12のルールのうち7つを破るが、許されている。なぜなのか?彼は、何年もの間来る日も来る日も姿を現して素晴らしいもの―いわゆる自分のアイディアを上手く文字で表現したもの―を届けることによって、絶大なオーソリティを得たのだ。

あなたと私はまだそこには到達していないのかもしれない。もし私たちが、無名の時代から抜け出す方法を見つけたいのなら、自分自身のオーディエンスのために戦わなければならない。ゴーディンがしたように、オーソリティを獲得しなければならない。

私たちは、医者や会長や教授のような肩書をオーソリティと見なす。それは、警察官の青や病院の白や、司祭の黒のような服装や色にも表れる。

人々は、オーソリティのある人の話を聞く。そして、それはオンライン、特にウェブサイトにも同様に当てはまる。

他のライターを真似することではオーソリティは築けない。それがどんなに優れたものだったとしてもだ。しかし、いくつかの証明済みの実践に従うことによって自分の影響力を高めることはできる…

1. 自分自身の関心に反して行動する

あなたが明確なアジェンダを持っている時、人々はあなたが言うことを話半分に聞く。それは、母親が自分の息子は近所で一番賢いと言っているようなものなのだ。

しかし、時々自分の短期的な関心に反して行動をすることによって、あなたはこの懐疑的態度をいくらか分解することができる。一つ例を挙げよう…

数週間前、ラミット・セシが自分の購読者にこんなメールを送った(“1日がもう1時間長かったらあなたはどうしますか?”という件名で):

私はわざわざ積極的に、人々が私のプレミアムマテリアルに参加するのを阻止している。もし彼らがクレジットカードによる借金を負っていたら、私のフラッグシップコースに参加することを許可しない。もし彼らが私に背いて参加したことが分かったら、私から二度と何かを購入することを禁止する―命懸けで。

これには、年間何十万ドルものコストがかかるが、それは正しい行動だ。

時に彼らは、それを買う金銭的余裕がない。時に彼らは、心理的に準備が整っていない。時に彼らは、人生における大部分の違いを作る場所にいない。

なぜか?正気な人間なら、自分のマテリアルは全ての人に適していないとおおっぴらに言って、年間何十万ドルも拒絶するだろうか?

ここで、自己の利益は、ラミットは入って来る全てのお金を受け入れるべきだと言う。彼の見込み客は大人だ―彼らは自分で自分の決断をすることができる。自分のプログラムは借金から脱したり、財政的に成長するのを助けると言って合理的に説明することも可能だ。

しかし、彼はそうしない。彼は、これらの人々を気に掛ける。そして、コミュニケーターが何も得ない時―もしかすると何かを失う時、私たちは彼もしくは彼女を信用するのだ。

これは、60年代の広告エージェンシー、Doyle Dane + Bernachが世界で最も醜い車を販売する時の方針でもあった。彼らはその機能不全を堂々と見せた。あなたが長所の前に短所について述べる時には、議論への抵抗は低くなり、より多くの信用を生み出す。

2. “コンバート・エフェクト”を試す

あなたが信じやすいのはどっちの人か:

  • オリンピック代表レベルの両親に育てられ、昔から痩せていて、自信があって、スター勢揃いの高校と大学に通っていたアスリートで、毎日フライドポテトを食べて7分間40フィートの階段をダッシュするというフィットネスプログラムを強く勧めている人

もしくは、

  • バーベルよりもバーベキューに興味のある家族の中で育ち、人生を通して肥満に悩んできた気弱な人が、同じプログラムを強く勧めていたら?

あなたが二人目を選ぶことは絶対に間違いない。彼らにはより説得力がある。なぜなら、彼らは健康なアスリートとして人生を始めたのではないからだ―彼らは、カウチポテトとしての人生を始めたあとにその立場を転換したのだ。

最初から最後まで全ての道のりを歩んだ人には、より信ぴょう性がある。私たちは、自分と同じ苦労をしたことのある人に親近感を持つ。それが、自分も同じように変容することができると確信させるため、私たちはその転換に自分を重ね合わせる。

3. その気がないふりをする

大部分の顧客は、あなたが自分たちを楽しませることを言うのを期待する。それがあなたのアドバイスの大部分が無視される理由だ。彼らは、ほんの少しの必死さにも気付く。ほんの少しこびへつらっても。そして、あなたを追い払うのだ。

これは、交渉の際に“私はフレキシブルです”と言うことを私がお勧めしない理由の一つだ。それを言うと、相手はあなたがお金のためなら何でもするのではないかと思う。あなたがクオリティや完全性を大切にしないと。つまり、あなたは、安く買われることになる…。

ウィリアム・ジンサーは、著書のOn Writing Wellの中で、多くのエディターが自分と一緒に仕事をすることを好んだのは、自分が自らの仕事を守ったからだと記している。彼は妥協をしない。そして、雑誌に掲載する前に変更するように言われた時には、彼はそれを引き上げてお金を諦めるのだ。おかしなことに、これらの人達は彼を追いかけた

あなたは、自分のハードワークを守って要求を拒絶し、自分の主体性と完全性を維持する時に、見込み客と顧客に大いに貢献する。人々は、あなたがごますりのために必死に頑張っているのではないため、あなたが実際に自分たちのためを思っていると分かるのだ。

4. 誰かに影響を与えることを避ける

あなたは、人々に影響を与えないことによって、彼らに影響を与えることができるということを知っていただろうか?

例えば、あなたは、隣のテーブルにいる身なりのきちんとした二人の人物の間でささやかれた会話で内部情報を立ち聞きした場合には、同じ情報を電話をかけてきたブローカーから聞くよりも、とある株を購入するというアドバイスを受け入れる可能性が高い。

何の見返りも求めずに大量のハイクオリティのコンテンツを与えれば、製品の宣伝をする時が来た時に、もっと温かい歓迎を目にするだろう。

5. 1つの目立ったクオリティで評判を築く

あなたの評判は、1つの優れたクオリティ―戦略的思考とか説得力とか―に基づいたシンプルなものであるべきだ。これがあなたの名刺になる。それは、あなたが誰であるかを知らせ、人々を黙らせて話を聞かせる。

セス・ゴーディンには、重要なアイディアを情熱的に広めるという評判がある。そうやって彼はTEDのオーディエンスの前に立って彼らを魅了する機会を得た。そうやって彼はNew York Timesのベストセラーを何回も出すことができる。

アレン・ギンスバーグは、彼の過激な個人主義によって注目を集めた。公民権を奪われた若者は、彼の話に群がった。(彼らの親はそうでもなかった。)

自分を定義する1つのクオリティを発見し、それに身を粉にして取り組むのだ。

6. 注目を求める

パブロ・ピカソは、人混みに紛れるということをひどく恐れた。そのため彼は、自分の名前が特定のスタイルに結びつき始めると、新しい絵画スタイルでその認知をわざと破壊する。

つまり、彼は自分の評判を壊して、自分自身を作り直したのだ。

自分自身を再構築することを恐れるな。自分を月並み以上に持ち上げるその1つの優れたクオリティに注意を向けることを恐れるな。

もちろん、あなたは攻撃されるかもしれないし、中傷されるかもしれない。心配はいらない。その運命は、無視されるよりはずっとましだ。全ての専門家(内向的な人さえ)は、ほんの少しのエンターテイナー性を持っていなければならない。

オーディエンスは、伝説的な人を求める。

7. 自信を持つ

2番目の項目に出てきた臆病な人を覚えているだろうか?ポテトダイエットで体重を落としたかつて太っていた最高のアスリートと1日12分の階段運動は?

もし彼女が不安なコミュニケーターだったなら、その仕事は決してうまくいかないだろう。

あなたが物怖じしない自身のあるコミュニケーターであればあるほど、人々があなたの言うことを受け入れる可能性は高くなる。例えば、自分のコンテンツ内にある保険的な言葉を取り除くのだ。ウィリアム・ジンサーが、保険の究極の例としてこんな文をシェアしている:

Any yet, on balance, affirmative action has, I think, been a qualified success.

13語の文の中に5つの保険的な言葉が入っている。

それはしてはいけない。

自分が考えていることを言うのだ。そして、バックボーンと共にそれを言うのだ。オーディエンスは、説得力のある人を求めている。それは、あなたにとって重要な人たちを満足させるだろう。そして、あなたにとって重要ではない人達を怒らせるかもしれない。

8. 船に乗り込む

ある日私が偶然見つけた面白い一連のツイートを紹介しよう:

Brian Clark@copyblogger控えめなことが理由で誰かのスキルを軽視することは決してない。オンラインで賢い人々は控えめだ。もちろん、私は例外だ。

その通りだ。でも、もっと明確な返答があった:

Jesse Semchuck@jessesem@copyblogger しばしば、控えめな人が最も革新的な仕事をしている。注目を浴びている人は、twiendsやconfsやshoutoutsに夢中になっている。

Chris King@chrispking@copyblogger まさに。控えめな人は、自分のエゴよりも顧客を大事にしている。さらに、彼らは、個人向け/micro bizであることが多い。

そして、関係のないツイートの中で、Ricardo Buenoがそれをまとめた:

Ricardo Bueno@RibeezieどんなTwitterの悪評も、すごい仕事をすることには取って代われない- bit.ly/Wwa0kD

そして、RicardoはTwitterについてこんなことを言ったRobert Delaneyというコメディアンに関する記事にリンクした:“あなたは覚えておかなければならない。Twitterは誰にも支払いをしない。それはチャンスをもたらすことができるが、それでもあなたは毎日起きて仕事をしなければならない。”

仕事。誰もがそれをする必要がある。特に、もしあなたが信頼性が欲しいのなら。そんな専門家になりたいのなら。

あなたはその本を確実なものにする必要がある。そのソフトウェアプログラムを作るのだ。その家を再建するのだ。その不良少年たちを殴るのだ。もしあなたが船に乗らなければ、あなたの言うことは何の影響力も持たない。

テレビのスクリーン上でただ話をするだけの人を尊敬する人は少ない。私たちは、朝早く起きて夜遅くまで働く人を尊敬する。めったに文句を言わない人を。そして、私たちの愛する製品を届ける人を。

9. プレミア料金を請求する

私たちはいつも、“安かろう悪かろう”と教えられてきた。実際に、見込み客があまりに安すぎることが理由で製品を考慮の対象外にすることは珍しくない。

しかし、価格を設定することとなると、私たちはあまりにも低いところに撃つことがしばしばある。これは間違いだ。

マーラ・タバカは、You Don’t Charge Enough ? Here’s How to Fix Thatの中で、価格設定の際に自分に問わなければならない5つの質問があると記している:

  1. 私のサクセスストーリーは何か?
  2. 人々が私のサービスに支払う余裕がないというのは本当か?
  3. 私は誰でもこれができると思うのか?
  4. もし私がお金を持っていなかったら、どうやって私は世界を救うことができるのか?
  5. 私の本当のビジョンは何か?

3つ目の質問を詳しく見ていこう。

高校時代、さらには大人になって間もない頃、私は、誰もが書くことができると思っていた。書くことは歩くことや側転をすることと違いがなかった。私は自分が特別にやっていたことを高く評価していなかった。

これが真実ではないということは指摘したのは妻だった(それが彼女と結婚した428番目の理由でもある)。私がしていたことは、まさに価値があることだったのだ。そして、訓練と経験を介して価値が上がった。

あるクライアントが、“これを自分でするには書き方を学ぶのにあと15年はかかるよ―だからあなたを雇うんだ。”と言った時に、私はこれを痛感した。

もはや私は、自分がしていることを誰もができるとは思っていない。そしてあなたもそう思うべきではない。

それに応じた金額を請求するのだ。

10. 欠乏の法則

いいかい、珍しいことは魅力的なのだ。

ガソリン不足の時の長い行列。

吹雪の前のパンとミルクの駆け込み需要。

ブラック・フライデイの売り上げ。

人々は、何かを失うという考えによって駆り立てられる―たとえそれを必要としていないとしても。そして、この訴求力は、同じ価値のものを得ることに基づく訴求力よりも強いのだ。

あなたにできる最も具体的な方法で偽りでない欠乏を示すのだ。反応しないことによって失われるものを指摘するのだ。ここにそれをするための3つの方法がある:

  • 限定数 – 自分の作品をたった100部だけ生産する。自動車を手作りする。あなたのソフトウェアに1,000人のみ招待する。
  • 期間限定 – 24時間で終了する販売、または、クライアントの空きを2つだけ許可した限定した営業週間。
  • 大集団 – あなたが申し出をしている人々の数を明示することによって欠乏性を作り出すことができる:“すぐにあの不動産物件を予約することをお勧めします。理由?私たちは、44,540人のリストにたった2件を公開しているからです。(計算すると、それは22,270人の読者ごとに1件となります。)”

今度はあなたの番だ…

それでは、もしアレン・ギンスバーグが頭を剃って、指を綺麗に洗って、スーツにネクタイを着用していたなら、人々はジェネレーションギャップのトピックに関してもっと彼の話を真剣に受け止めていたのだろうか?

もしかすると。

もしも、身だしなみをきちんとしたアレン・ギンスバーグがだらしなく見えるセス・ゴーディンと同じ部屋でジェネレーションギャップについて議論したら、私たちはギンスバーグよりもゴーディンの言葉を真剣に受け止めるだろうか?

何とも言えない。

もしも、ゴーディンとギンスバーグが同じ部屋でウェブマーケティングについて議論したら、私たちはギンスバーグよりもゴーディンの言葉を真剣に受け止めるだろうか?

もちろん。

しかし、もしも彼らが芸術の自由や優れた詩の技巧について話すのなら、恐らく私たちはギンスバーグの言葉を真剣に受け止めるだろう。

仕組みが分かっただろうか?

私たちは、メッセージ密度の高い、決断の豊富な環境に暮らしている。それは、情報攻撃だ。そして、このコンテンツの全ての意味を理解するために、私たちは狭い範囲で定義されたオーソリティを求める。信頼のおける専門家を求める。

だから、評判が非常に重要なのだ。最近、ロバート・グリーンが言ったように:

私たちは社会の中で生き、他者の意見に頼らなければならないため、自分の評判を無視すれば得られるものは何もない。

自分がどう見られるかを他の人に決めさせないこと。自分自身の評判を上手にコントロールするのだ。オーソリティになるのだ。

あなたはそうするために、これからの数時間、数日、数週間、数か月、数年をどのように計画するだろうか?コメント欄で教えて欲しい…


この記事は、CopyBloggerに掲載された「10 Ways to Build Authority as an Online Writer
」を翻訳した内容です。

流石、コピーブロガー、色々考えさせられる深い内容の記事でした。さらっと一読した私がいつもの軽めのコメントをはさむのも失礼な気がするので皆さん自分なりに味わってくださいませ。 — SEO Japan [G+]