デジタル音楽でとことん満足したい人のための今年のギフトガイド

アメリカのホリデイシーズン(今年は11/29~暮れ)には空気中に音楽が満ちる。ショッピングモールのスピーカーからはクリスマスキャロルや有線の聞き古した定番曲が垂れ流される。でもこのギフトガイドでご紹介するのは、そんな騒音ではなく、人の聴覚に喜びを与える品々だ。しかもここでは、音楽性の点でも文句ないものを選び抜いた。

Phiaton Chord MS 530 ($349)

快適さと、良いスタイルと、優れたノイズキャンセリングと、良い音を一つの製品にまとめるのは難しいし、それにBluetoothまで加えるとなると、ほとんどクレイジーだ。でもPhiatonのPhiaton Chord MS 530は、それを実現している(コードが要らないのにコードという名前なのは皮肉だが)。このPhiatonsはほぼ同じ価格のBose QC15と違って、ノイズキャンセルをoffにできる。でも耳に密着するヘッドフォーンは、音楽を聴くための理想の環境ではないけどね。なお、Bluetoothを使えない環境では、ふつうにコードをつけて使える。

Cambridge Audio Minx Xi ($899)

これは前に詳しいリビューを書いたことがあるが、でも再び取り上げる価値があると言えるほど、良い製品だ。CambridgeのオールインワンストリーマーとDACは、音楽愛好家のベストフレンドだ。とくにオフィスでMacを使ってると相性が良い。有線でもワイヤレスでも性能に差はないし、ポッドキャストやインターネットラジオのストリーミングを簡単確実につかまえる。少々お高いが、デジタル音楽の愛好家に今年何かを贈るなら、これできまりだ。

Blue Microphones Nessie USB Mic ($99.95)

音楽といえば、実は出力ばかりではない。Blue Microphones Nessie USB Mic (マイクロフォン)はその逆だ。ポッドキャスト用のマイクとしては最高だ、と思う。しかも平均的なユーザにとっては、Yeti Proなどの高価な専用機よりずっと良い。ガシガシといったノイズは、内蔵のフィルタが消してくれるし、スタンドが良いからデスクからのノイズも拾わない。ヘッドについている位置調整アームが、ちょっと扱いにくいと思うのだが、それが欠点だとしても良い製品であることは変わらない。

Sennheiser HD 598 ($187.46)

これは新製品ではないけど、ぼくの最高のお気に入りのヘッドフォンだ。上の写真で分かるようにオープンバックだからノイズは垂れ流すから、オフィスとか、音楽趣味の異なる同伴者がいるとまずいかもしれないが、それほど気になる音量でもない。音漏れゼロにしたいならQC 15にすべきだが、HD 598はスタジオなどふつうの空間で聴くのと変わらない音楽が聴ける。上のMinx Xiのような良いDACを使うと、なお良い。

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デジタル音楽は本格的なオーディオファンからずっとバカにされてきたが、でもここでご紹介した製品は、そのギャップを填めてくれる。音にうるさい人にプレゼンとしたって、恥ずかしくはない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))