ワイン、ビール、ウィスキーなどのマーケットプレイス、Minibar Deliveryは、本日(米国時間8/15)500万ドルの資金調達を終えたと発表した。リードしたのはCorigin Venturesで、ほかにFemale Founders Fund、Winklevoss Capital、LanuchCapital、およびRiverPark Venturesが参加した。
Minibar Deliveryの開業は2013年で、酒店やEコマース店舗や個人がクリック一つでアルコール類を購入できるサイトだ。それ以来同社は米国内37地域に市場を拡大し、新たな市場へのテスト出荷を開始した。
配送サービスは、37の地域以外のMinibarユーザーがサイトで注文すれば、商品を郵送するものだ。
酒店は在庫と価格のバックエンド管理が可能で、ユーザーは酒の種類、ブランド、地域内の店舗を選んで購入できる。受注した酒店は、商品の発注、受け取り、梱包、発送を行う。
Minibar Deliveryの共同ファウンダー、Lindsey Andrewsによると、配送品の大部分はワインだという。このため同社は全国のワイン農場と提携して各ワイナリー商品の配送を引き受け、ユーザーに幅いろい種類のワインを提供している。
「われわれは急成長しているが、ほとんどの人はMinibarのことを知らない」とAndrewsは言う。「ワインやウィスキーやビールがEコマースに移行していることを消費者に知らせることが課題のひとつだ」。
この分野の競争は激しく、PostmatesやAmazonを始めとする大手も積極的にアルコール販売に注力している。
それでもMinbarは、500万ドルの資金を武器にライバルと戦う準備が整った。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )