ポルシェとルーカスフィルムが共同制作したスタースターウォーズの戦闘機

Porsche(ポルシェ)は通常、地上の乗り物にしか関心のない企業だが、今回はLucasfilm(ルーカスフィルム)のデザイナーたちとのコラボレーションで、スターウォーズの宇宙を飛ぶスターファイターを作ることになった。

このスターファイターはTri-Wing S-91x Pegasusと呼ばれ、もちろん実際に飛べるフルサイズの実機は存在しないが、全長5フィート(152cm)の高精度の縮尺モデルを制作中だ。12月20日に米国ロサンゼルスで行われる「Star Wars: The Rise Of Skywalker」(スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け)の封切り初日に披露される。

なお、このS-91xは映画には登場しない。むしろこれは、設計の試作のようなものであり、スターウォーズの宇宙に実際に出演するよりも、むしろ映画のプロモーションが目的だ。でもこのコラボレーションは、本物のPorsche 911やTaycanを作った企業と、本物みたいに詳細な宇宙メカが得意なルーカスフィルムの共作だから、とてもおもしろい。コックピットの内部も、細部までまったく手抜きがない。

ポルシェのデザイナーは、この三座機のコックピットの快適性と人間工学にも配慮している。それは、あの窮屈そうなX-Wingの操縦席や、キャビンのライトが戦闘機というより戦闘潜水艦のようになるTIEファイターのコックピットを作った人には、決してかけらることのない褒め言葉だ。

お値段は発表されていないが、なにしろ超高精細で超高精度だから、欲しい人はひと財産投じる覚悟をしよう。中古のCorellian YT-1300貨物船より高いことは確実だ。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

ANAのスターウォーズ・シリーズにC-3POモデルが登場

飛行機のカスタムペインティングは、多くの航空会社が行なっている。しかしもっとも本気なのはどこかといえば、それは日本のANAであると考える人も多いのではなかろうか。最近はスターウォーズ・シリーズを展開している。シリーズ最新モデルは、金色に輝くドロイドであるC-3POだ。機体はもちろん、内装や小物もC-3PO風になっている。

この、ANAによるスターウォーズ・シリーズでは、これまでにR2-D2モデルやBB-8モデルが公開されている。それらについては、本体の形と機体の形に類似性もあったことで比較的かんたんに機体をデザインできたが、人間型ロボットであるC-3POについては苦労も多かったはずだ。C-3POの特徴のひとつであるワイヤ配線や円盤パーツを表現したモデルとなっている。ドロイドとしての特徴を、巨大ジェット機上になかなか上手に表現しているように思える。

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飛行機の内部に入れば、座席のヘッドカバーや、紙コップなどもC-3POモデルとなっている。もちろん搭乗券も特別版となっている。さらにはアンソニー・ダニエルズがキャプテンとして搭乗し、CAにはR2-D2も控えている。

もちろん最後の2つは冗談だ。しかしアンソニー・ダニエルズはお披露目に臨席し、飛行機内部にサインも残した。すっかりドロイド化したかと思われたアンソニー・ダニエルズだが、サインは人間らしいものとなっている。

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(翻訳:Maeda, H

Knightscopeの防犯ロボットはリアルタイム治安ネットワークの賢いノードになる、大規模暴力事件を未然に防げるかも

ある日ロボットが蜂起して人類を支配するのかもしれないけど、今現在はPalo AltoのKnightscopeが、人類の安全のために犯罪と戦うマシンを開発している。

Knightscope製のセキュリティロボットK5は、スターウォーズのR2D2とドクター・フーのダレクに似ている。そしてこれらのロボットを動かしているシステムは、ちょっとジョージ・オーウェル的だ。ブロードキャスト機能と高度な監視能力のあるK5は、コンサートホールや商店街など人が集まる場所をパトロールし、不審な行動などをチェックする。

視界360度でHDの低ライト赤外線カメラが捉えた画像を、バックエンドのセキュリティネットワークへアップロードする。通行人の声を拾うマイクもある。ある程度のコミュニケーション能力もある。また、ガラスが割れる音などの異常音を感知してアラートを送る。

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すでにいくつかのショッピングモールやオフィスビルがK5を採用している。それらの名前は公表しないらしいが、Knightscopeによると、主にテクノロジ企業の社屋やシリコンバレーのショッピングモールだそうだ。

CEOのStacey Dean Stephensは元警官で、ロボットが送ってくる都市内の情報を利用する、犯罪防止のための予測的ネットワーク(次に起きることを予測できる情報ネットワーク)を構想した。協同ファウンダのWilliam Liとともに、これまでKonica Minoltaなどから1200万ドルを調達している。

近い将来にロボットが警官やガードマンをリプレースする、とKnightscopeが考えているわけではない。ロボットはあくまでもアシスタントだ、と同社はその製品を位置づけている。料金はレンタル制で、5本足300ポンドのK5を1時間6ドル25セントで貸し出している。われわれの最低賃金より、安いよね。でもティーンエイジャーのワルガキどもがロボットを小突いたりしたら、K5は彼らに声をかけるし、彼らの行為を撮影して署に送ったりするから、ガキどもにはショックだろう。

これらのロボットは、ロボット自身の治安機能が必ずしも目的ではない。むしろKnightscopeは今、ロボットよりも、それらから送られてくる情報を利用するセキュリティネットワークの研究開発を進めている。そのネットワークは、ロボットからリアルタイムで送られてくる映像やデータから、公共の場所における不審な行動を見つけて、警察機関などに報告するだろう。それらの予測に基づいて事前に行動が取れれば、大規模な銃撃事件などの暴力事件を、未然に防げると思われる。

上のビデオで、Stephensにインタビューしている。ロボット本体と、ロボットをベースに構築していく治安ネットワークのことが、よく理解できるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。