台湾の電動スクーターGogoroが新ブランドバイクを5月に米国で発売

電動スクーターで知られる台湾のGogoroが新たな電動バイクブランドを発表した。まずは米国で発売される。Eeyoと呼ばれる電動バイクの詳細はまだ明らかになっていないが、Gogoroが米国で展開する初のプロダクトとなり注目に値する。

Eeyoは欧州と台湾で2020年夏発売される前に、5月に米国で購入できるようになる。

Gogoroは元HTC 幹部のHorace Luke(ホレイス・ルーク)氏とMatt Taylor(マット・テイラー)氏が2015年に創業した。同社のスマートスクーターは台湾において最もよく売れている電動二輪車ブランドだ。同社はまた、交換・再充電ができるバッテリーなどの技術をヤマハやAeon、PGOなどのメーカーにライセンス供与している。

欧州ではBoschが展開し、2019年に終了したスクーターシェアリングサービスCoup向けにバイクを提供した。

Gogoroはスマートスクーターで最も知られ、また間もなくEeyoを立ち上げるにもかかわらず、自社を電動車両メーカーだと考えていない。2019年のExtra Crunchでのインタビューの中で、CEOのルーク氏は同社の未来は省エネのためのプラットフォーム提供にある、と話している。

2019年に同社は「あらゆる形状」の車両ですぐに使えるソリューションとして他のモビリティ企業に提供される車両シェアリングプラットフォームのGoShareを立ち上げた。

画像クレジット:Gogoro

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(翻訳:Mizoguchi

Tier MobilityがCoupの電動モペッド事業を買収

Tier Mobilityはスクーターとキックスクーターのサービスを運営している。さらに同社は、現在は運営を停止しているスクーター(モペッド、ペダル付き原動機付自転車)サービスを提供していたCoupから資産を入手した。Coupは昨年末にサービスを停止したが、Tier Mobilityはこれを引き継いで独自のシェアモペッドサービスを始める計画だ。

念のために言っておくと、Coupは運営を終えているがそのモペッドは引き継がれる。今回の契約の一環として、Tier Mobilityは現在約5千台の電動モペッドと充電インフラを保有する。同社は5月にベルリンで独自のモペッドサービスを開始する予定だ。モペッドとキックボードのサービスは、Tierアプリから利用できる。

Coupは台湾の電動スクーターのGogoroと提携していた。将来的には塗装が新しくなるだけで、同じモペッドにアクセスできることが期待できる。「電動スクーターでは貴重な経験を積んできたが、電動モペッドの分野でもそれを有効に活用できるようになった。多くの顧客は、4〜10kmの中程度の距離を移動する、もう少し高速な車両を求めている。今後は彼らに、高品質な車両を提供できる」と、Tier Mobilityの共同創設者でCEOのLawrence Leuschner(ローレンス・ロイシュナー)氏は声明で述べた。

Coupは閉鎖前には、ベルリンやパリ、マドリードで運営していた。Tier Mobilityがこれらの都市でも、電動モペッドのサービスを開始しようとしているかどうかは不明だ。Tier Mobilityは現在、11カ国の55都市で事業を展開しており、ヨーロッパに注力している。なお、同社はベルリンを拠点としている。

Tier Mobilityがどのようにして顧客に電動モペッドのサービス料金を請求するのかは興味深い。なぜなら、ユニットエコノミクスがCoupの大きな問題だったからだ。Coupは閉鎖の際に、「自社はこの市場ではよく知られたブランドであり、定期的にサービスを利用する顧客基盤を持っているにもかかわらず、長期的な運営は経済的に不可能になった」と述べている。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

ふつうの自転車を簡単に電動アシストにするGeoOrbital

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TechCrunch Disrupt NY 2016にも、特別参加したGeoOrbitalは、ちょっと変わった仕組みの電動自転車を世の中に送り出そうとしている。自転車本体にモーターを搭載するのではなく、ホイールにモーターを積むのだ。このアイデアは、ファンダーのMichael Burtovが映画のTronを見ているときに思いついたのだそうだ。隙間だらけに見えるホイールの空間をうまく活用できないのかと考えたそうなのだ。そこからGeoOrbitalというホイールが生まれることとなった。

用意されているサイズは2つだ。サイズさえあえば、どのような自転車にも1分以内で装着できるのだとのこと。交換するのは前輪側だ。

バッテリーにはPanasonic 36Vリチウムイオンリサイクルバッテリーを用いており、26インチホイールで最大で50マイルの距離を走行できる。また500WのブラシレスDCモーターを搭載していて、6秒で時速20マイルに到達することがかのうなのだとのこと。もちろん、自力でペダリングすることにより、より速い速度で走行することもできる。

用意した2つのサイズで、世の中に存在する大人用自転車の95%をカバーすることになるとのこと。使っている自転車のホイールサイズが26インチないし700cであり、かつブレーキがリムブレーキなのであれば、GeoOrbitalに付け替えることができる。詳細についてはこちらのKickstarterキャンペーンページページをご覧頂きたい。28インチないし29インチを使っている自転車でも利用できるとのことだ。

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ホイールへの充電はUSBにて行う。バッテリーは搭載されているスピーカーでもつかうし、またスマートフォンの充電にも利用できるようになっている。バッテリーを取り外してモバイルバッテリーとして利用することも可能で、たとえば日がなビーチで過ごすようなときにも便利に使えることだろう。

Kickstarterキャンペーンも好調で、最初の目標であった7万5000ドルは、わずか78分で達成することができた。本稿執筆時点ですでに63万3000ドルを集めている。

装着するタイヤは充填剤を封入したフラットレス(パンク防止)タイヤだ。これは自転車レーサーなどには嫌われる要因となるだろうが、そういう人はそもそも対象とはなっていないのだ。

「特殊な目的でなく、自転車に乗る人を対象にプロダクト開発を行ったつもりです」と、Burtovは言っている。自分の力のみで頑張りつくそうとする人でなく、アシストがあれば便利なのにと考えるような人を対象としているわけだ。自転車は好きだが、汗はかきたくないというような人も念頭においている。

ちなみにこれはBurtovの最初のプロダクトというわけではない。SaaSベースのソフトウェアサービスを志したこともあった。しかしこの数年は、アシスト自転車の開発に注力している。

プロトタイプを製作して、パートナーを探しているときにSpaceXのエンジニアであるDakota Deckerdに出会った。

結局、1年半前にDeckerdはSpeceXを辞し、GeoOrbitalのCTOに就任することとなった。

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2人でGeoOrbitalに集中し、今ではホームタウンおよびケンブリッジで、20人以上がGeoOrbitalのテストを行うようにもなった。

Kickstarterキャンペーンは1週間ほど前に開始したが、なかなかの人気を集めて、すぐにも実際の開発に取り組める段階だ。プロダクトのパーツおよびアクセサリーを手がけるマニュファクチャラーと作業に入っているところであるらしい。

話がすすむにつれ、外部からの資金も得られるようになった。1ヶ月ほど前に、何人かのエンジェル投資家から15万ドルの資金を調達している。

秋にはホイールの出荷を開始する予定だ。価格は700ドル程度を予定しているが、Kickstarterキャンペーンで出資する場合には499ドルとなっている。

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(翻訳:Maeda, H