学校や校区の管理者を助けてスケジュールの余裕を作り出し、多様な教育活動の展開を可能にするAbl Schoolsが$4.5Mを調達

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Yammerの協同ファウンダーでCTOだったAdam Pisoniが1月に、彼が新たに創ったエドテック(edtech)スタートアップのために、最初の外部資金として450万ドルをひそかに調達していた。今週彼は、そのAlways Be Learning Inc.、略称/愛称Abl Schoolsについて、詳細を語った。

今の合衆国のエドテックスタートアップは、AltSchoolD.Tech Academyなどのように学校そのものを作る場合以外は、教室で使うものを作っているところが多い。たとえば、親と教師のためのコミュニケーションアプリ、カリキュラムや成績表や、テスト、授業等々のデジタル化などだ。

サンフランシスコのAbl Schools(エイブル・スクールズ)は、学校の管理者が自分の学校のマスタースケジュールを作ったり調整するための、クラウドベースのソフトウェアを開発している。

スケジューリングとリソース配分を助けるソフトウェアがあれば、学校は費用と時間を節約し、究極的には、学校が児童生徒のニーズにより密に適応できるようになる、とPisoniは語る。

目下開発中のAbl Schoolsアプリケーションは、まず、校長や教育長などが自分の学校/校区内のリソースを正確に把握できるようにする(教師や指導員、カウンセラーなどの数、氏名、特質、連絡先など)。さらにこのアプリケーションは、管理者が教育者のスケジュールを作り、児童生徒のニーズやその変化に対応する各種のコースや活動の計画を、そこに適切に盛り込めるようにする。

Pisoniが技術者としての彼の能力を教育の分野に投ずる気になったのは、彼自身が高校をドロップアウトした経験がその背景にある。

“ぼくはフェニックス郊外のふつうの住宅地で育ったが、学校はとても退屈で、こんなの時間の無駄だ、と感じた。だから、学校へ行くのをやめた。成長期は人生のいちばん重要な時期だから、それを子どもたちに合ってない‘教育’で浪費するのはまずい。とくに公立校は、慢性金欠のために、効果的な教育活動ができない場合が多い”。

PisoniによるとAbl Schoolsの技術は、人手の少ない病院で医師看護師等と患者との接触を改善し、患者への配慮や注意が行き届くために利用されているソフトウェアに似ている、という。

Abl Schoolsが意図しているのは、まず、校区の教育長や学校の校長に、可利用な人的資源をこれまでどれぐらい有効利用してきたか、に関する報告書を提出すること。そして、校区や学校のスケジュールをどのようにすれば、地域社会が求め、児童生徒が必要としている活動を展開できるための余裕を作り出せるか、についてヘルプを提供することだ。

教育専門のファンドOwl VenturesがABLへの投資をリードし、これにそのほかの教育投資企業Reach CapitalFirst Round Capitalが参加した。

Owl VenturesのJed Smithによると、彼がABLに期待するのは、今度の資金を使って選ばれた学校や校区とのパイロット事業を行い、“概念実証”を得ることだ。

“教師の時間利用の実態に関する情報と、児童生徒の学習効果に関する情報を結びつけることができれば、学校や校区の管理者にとって非常に強力なツールになる”、とこの投資家は語る。“しかしこのソフトウェアは、スケジューリングの時間と労力を節約し、付箋紙やホワイトボードを使うフラストレーションから学校管理者を解放するだけでも、十分な買い物価値はある”。

Smithによると、OwlがAbl Schoolsを支援するのは、Pisoniのこれまでの業績を評価しているからでもある。

Slackの前までは、Yammerが人気最高の企業内コミュニケーションツールだった。Microsoft傘下となった今でもその成長は続いており、Microsoftは12億ドルを投じたYammerの買収を2012年7月に完了した。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

あくまでもメッセージの秘密を維持するConfideが計$3.6Mのシード資金を獲得、有料機能「メッセージの撤回」をローンチ

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あらゆるものを秘密にするメッセージングプラットホームConfideが今日(米国時間3/10)、160万ドルの拡張シードラウンドの完了を発表し、総調達額は360万ドルになった。投資家は最初からの投資家、WGI Group, First Round Capital, SV Angel, CrunchFund, Marker, Howard Lermanなどなどだ。

Confideではユーザーがお互いにメッセージを送り合い、指でメッセージをドラッグするとメッセージを読める。指が触っているところのメッセージしか表示されないので、誰かが肩越しに全文を読むことはできない。

受信者がそのメッセージを出たり、返事を開始したら、元のメッセージは破壊される。

Confideは今回のシードまでに3年を要している。今ではアプリのデスクトップバージョンもあり、指でドラッグする同じやり方で写真や文書も送れるから、全体が一度に表示されることはない。

しかし今日Confideは、メッセージの撤回(取り消し)という有料の機能を導入した。

料金はまだ検討中だが(月額$1.99〜$3.99ぐらい)、メッセージの送り手が、相手がそれを読む前に取り戻すことができる。

メッセージの秘密性と自己破壊性を備えたプラットホームだから、メッセージの撤回は要らないだろう、と思うかもしれないけど、ファウンダーでCEOのJon Brodによれば、それは要望の多かった機能であり、テストした結果、出来栄えもとても良いそうだ。

今後の有料機能についてBrodは具体的に語らないが、真剣に考えているのは、消滅するビデオや音声チャットなど、使用するメディアの多様化だ。

Confideについて詳しく知りたい人は、ここへ

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))