選手の脚にセンサー群を貼り付けて試合中のライブデータを得るZepp Play Soccer

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徐々に、しかし確実に、Zepp Labsは、人類のすべてのスポーツに侵入しつつある。とくに、その最新のやつは大物だ。同社は明日(米国時間10/4)Zepp Play Soccerをアメリカで発売する(アメリカでは‘フットボール’というと別のスポーツ)。

この北カリフォルニアのスタートアップはこれまでにも、野球、ソフトボール、ゴルフ、テニスなどに挑戦しているが、今回のサッカー用の製品もそれらと類同で、一連のセンサーによって、ゲーム中の競技場で今起きていることをユーザーに伝える。それらは、距離、キック数、スプリント、最高速度、アクティビティ、ゴール成功率、などのデータだ。最後のゴール成功率は、シュート回数と、その成功回数の比だ。

センサーは、選手の利き足のすね当てに取り付けられる。情報の集め方は、プレー中のリアルタイムと、シーズン全体を通じてのチームデータの両方がある。情報が詳しいのは、後者だ。

このサッカーパックは明日、100ドルで発売される。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Wilson、パスの距離や回転数などを自動で計測するスマートフットボールのプレオーダーを開始

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キャッチボールをするのにゲーミフィケーションの要素などいらないだろうと、最初は思ったりもした。しかしビデオゲームが面白いのも間違いない。最新の技術を導入すれば、キャッチボールはより面白くて、そして役立つものになるかもしれない。

きっとそうした考えを持つ人がいたのだろう。スポーツ用品界の巨人たるWilsonからは、今年初めにインテリジェントなフットボールの見本品が発表されていた。昨年のバスケットボールに続いて発表されたこのWilson X Connected Footballは、通常のボールの中にセンサーを内蔵したものだ。キャッチボールをするだけで、さまざまなデータを自動で取得してくれるのだ。

収集するデータは、パスの長さ、速さ、スピンレート、スパイラルなどのデータで、これらのデータからプレイヤーのレベルを数値化してくれる。データはBluetooth経由でモバイルデバイスに送られるようになっている。ボール内部に内蔵されているバッテリーは500時間もつようになっている。これはパス20万回分に相当するのだとのこと。

データを使って友達との間で成績を比較して、リーダーボード上に公開することもできる。このフットボールがいよいよプレオーダー可能となったようだ。価格は200ドルとなっている。1ヵ月以内には店頭に並ぶ予定であるそうだ。もちろんこれは、2016年のNFLシーズン開幕にあわせたものだろう。

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(翻訳:Maeda, H