NBAのLAクリッパーズのオーナーに収まったスティーブ・バルマー、Apple製品追放を宣言

Microsoftの前CEO、スティーブ・バルマーは今やプロフットボール・リーグNBAのLAクリッパーズのオーナーだ〔日本版:LAクリッパーズの前オーナーの不動産王ドナルド・スターリングの人種差別発言が発覚し、スターリングはNBAから終身追放の処分を受けた。バルマーはチームの所有権を持つ別居中のスターリングの妻から20億ドルでチームを買収した〕。バルマーは相変わらずMicrosoft製品の売り込みに真剣なようだ。

ロイターズとのインタビューでバルマーは自分のチームにはApple製品は使わせないと宣言している。

クリッパーズの選手やスタッフは大半がWindowsを使っているが、使っていなものもいる。 ドク〔リバーズ監督〕は、これが問題だと気づいている。私に最初に会ったときに、最初に言ったのが「iPadを使うのは止めなきゃいけないだろうね?」だった。私は「そうだな。そういうことになるだろう」と答えた。しかし〔切り替えは〕シーズンオフにやると約束した。

気の毒だがiPadは追放だ。

Microsoft製品への切り替えによるチームの士気とパフォーマンスへの影響はいまのところ不明だ。

画像: FLICKR USER MICROSOFT SWEDEN UNDER CC BY 2.0 LICENSE (IMAGE HAS BEEN CROPPED)

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


MLBのストリーミング閲覧、デスクトップ以外のデバイスが半数超え

メジャーリーグ中継が、MLB.tvとして初めてウェブにストリーミングされたのは2002年8月26日のことだった。昨今のモバイルデバイス上でのHD再生環境と比較すれば、サイズの面でも画質の面でもとても比較にならないものだった。

MLBによると、ストリーミングが開始されて12年後の今年、ライブストリーム閲覧者の51%がモバイルデバイスおよびインターネット接続(connected)デバイスを使っているのだとのこと。インターネット上で流されるすべてのスポーツ・ライブストリーミングの中で、デスクトップ閲覧者が50%を切るのは初めてのことなのだそうだ。インターネット接続デバイスというのはApple TV、Rokuなどのデバイスのことだ。モバイルの普及と、そしてMLBのオンライン化への積極な取り組み(アプリケーション開発など)などもあって、ストリーミング視聴者は年々増加し続けているようだ。

ストリーミング開始当時は、閲覧者も3万人程度に過ぎなかった。MLB Advanced Mediaからの情報によれば、2014年シーズンの最初の1週間で、ストリーミングの閲覧回数は9400万回にものぼったのだそうだ。視聴可能なデバイスが増えたことはもちろん、MLBが公式にストリーミングを提供していることも成功の一因となっている。

歩んできた道を少しだけ振り返ってみよう。下に貼ったのが2002年当時のウェブプレイヤーだ(間違って縮小しているわけではない。本当にこんなサイズだったのだ)。

2014年にはこうなった。

違いは見ての通りだ。

ストリーミング配信の拡大という話でいえば、ワールドシリーズについてもMLB.tvにて配信するとするアナウンスもあった。デスクトップ、セットトップボックス、およびモバイルデバイスなどさまざまな環境で、ワールドシリーズを楽しむことができる。

もちろん、野球以外のスポーツもストリーミング配信を拡大している。ワールドカップについてみるとWatchESPNおよびUnivisionをあわせて245万人がライブストリーミングを視聴していた。

Image Credit: Kieth Allison

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(翻訳:Maeda, H


NFL、ウェアラブル・センサーを利用して、さらなるデータスポーツへと進化

NFLがRFID技術を積極的に活用しようという動きを見せつつあるようだ。ゲーム中の選手たちの動きを、より具体的な形でファンやコーチ、あるいはプレイヤー自身に提供しようと動き出しつつあるらしい。2014年シーズン、Zebra Technologiesのトラッキングシステムを採用し、17のスタジアムで情報収集を行うことにしたのだそうだ。情報トラッキング用のデバイスは選手のショルダーパッドの中に埋め込まれる。各選手のポジション、速度、移動距離、移動の際の加速度などの情報が入手できるようになる。

また、個人の動きについてのデータのみでなく、たとえばふたりのプレイヤーの距離などのデータをリアルタイムで取得することもできる。すなわちワイドレシーバーと、その選手をカバーする役割にあるディフェンシブバックの距離も即座にわかるようになっている。たとえばこの情報をテレビで流せば、テレビ観戦がより一層おもしろくなることだろう。もちろんコーチなども本データを活用して戦略を練りなおしたりすることができるはずだ。

今回の例でも示されているように、スポーツはますます「繋がった」(connected)ものとなりつつあるようだ。ビッグデータがプレイの質を変えつつあるという面もあるだろう。どうしても主観の入り込む個人的評価ではなく、センサーによって得られるデータを重視するようになってきている面も多いようだ。こうしたデータを提供することで、「セカンドスクリーン」の世界がより重要なものへと成長していくことになる。またこうしたデータに基づいて、プロフェッショナルスポーツの運動生理学的な研究も進むことになるのだろう。

アメリカンフットボールというのは、常にテックとともに成長してきたという面もある。Zebra Technologiesのセンサー技術がまずアメリカンフットボールに導入されたのも、ある意味で当然だということができよう。他のスポーツにも広がっていくのかどうか、注目していきたい。さらに、こうした「リアル」な情報分析が、多くのファンを抱えるファンタジーフットボールなどのビデオゲームにどのような影響を与えていくことになるのかも楽しみな点だ。

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(翻訳:Maeda, H


シュート練習の成績を自動的に記録する、バスケットボール専用のスマートウォッチ登場

バスケットボールが上手だとは言えないが、それでもプレイするのは面白い。熱心に練習していた頃に、Hoop Trackerスマートウォッチがあれば、もう少しましなプレイヤーになれたのかもしれない。このHoop Trackerは一般的なスマートウォッチとは違って、バスケット専用のものとなっている。シュート回数や成功率などの分析を行ってくれるものなのだ。現在は、Kickstarterキャンペーンを展開中。説明によれば、練習時間および消費カロリーといった一般的なものに加え、3ポイント、フリースロー、フィールドゴール成功率なども記録・分析してくれるそうだ。

連続使用でバッテリー持続時間は7時間。重さは65gほどしかない。オフハンド(シュートする側でない腕)に装着して利用する。実際の練習にあたっては、バスケットゴールに「Shot Detector」というハードウェアも取り付ける。これによりシュートが入ったかどうかをチェックするわけだ。これをセットしておくことで、シュートの成否を自分で記録したりする必要がなくなる。リングないしバックボードには当たったものの、ネットを通過しないものをシュート失敗としてカウントしている。すなわちエアボールとなったものは失敗として記録されないことになる。

データ記録の有効範囲は14mほどとなっている。データはHoop Trackerのデスクトッププログラムにも送られる。ここで自分の友人と成績を競ってみることなどもできる。またコーチモードではダッシュボードにて同時に15名までのデータを管理できるようになっている。ダッシュボードにはどのエリアからのシュートが最も入りやすいのかなどのデータが表示される。シュート位置毎の成功率記録をチェックすることもできれば、あるいは一度のシューティング練習セッション中の成功率を過去のデータと比較したりすることもできる。

データは、アプリケーションを使わずともスマートウォッチ上で確認することができる。但し、さまざまな分析を行いたいのであれば、データをネットワークにアップロードしておくのが便利だ。得意なプレイを繰り返して時間を潰すのではなく、練習が必要なポイントを明確にして、より効率的な練習を行うことができるようになる。

Hoop Trackerの目標調達額は10万ドルだ。本Kickstarterキャンペーンでは、スマートウォッチおよびUSBコネクター、シュート検知のためのデバイス、そして検知用デバイスをリングに取り付けるためのポールも含めて99ドルからの価格で入手することができる。キャンペーン後の価格は199ドルを予定しているのだとのこと。キャンペーン成功の暁には、9月からの出荷を予定しているのだそうだ。こうした単一目的のデバイスは確かにニッチなものではある。しかしバスケットボール関連市場は大きなものであるし、またプロの世界に広がっていく可能性もあるだろう。こうしたニッチデバイスも、ウェアラブルのひとつの方向性として広がっていくのかもしれない。

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(翻訳:Maeda, H


Driven Apps、NFL MVPのエイドリアン・ピーターソンと組んでフィットネスアプリケーションをリリース

Driven Appsは、NFLのランニングバックであるエイドリアン・ピーターソンがと組んで、熱心にフィットネスないしスポーツトレーニングに取り組む人々に向けて、アプリケーションをリリースした。同社がプロアスリートと組んでアプリケーションを出すのは3度めのことだ。今年初めにはNBAのスター選手であるドウェイン・ウェイドや、プロゴルファーのアーニー・エルスとタイアップしたアプリケーションもリリースしている。

Driven Appsの発端となったのは8年前のことだ。兄弟のDonおよびJoe SaladinoがマンハッタンにDrive 495というパーソナルトレーニングジムを開設した。これをスカーレット・ヨハンソンやライアン・ゴズリング等の超有名セレブも利用するようになった。もちろんセレブたちは忙しい人種であり、マンハッタンにいないことも多い。そのような中で、外出先でもきちんとワークアウトを行う方法はないかという話になり、そこでSaladino兄弟はアプリケーションを作成し、そこで各会員用のワークアウトプログラムを管理することとしたのだ。

そして1年半ほど前、アプリケーションにはより大きな可能性があることを認識するにいたった。そこでDriven Appsを設立したのだ。トップアスリートと提携することにより、一般の利用者向けにスポーツトレーニングに用いるアプリケーションを開発している。アプリケーションを使って日々のワークアウトを管理したり、またはプロフェッショナルアスリートの推奨するトレーニングメニューを試すことができる。トレーニング内容は、利用者の進捗具合によって変化するようになっている。したがって、エイドリアン・ピーターソンの提示するワークアウトは徐々に厳しいものとなっていくわけだ。

ピーターソン曰く「前十字靭帯断裂から、より強くなって復帰するまでに行ったトレーニングなども見てもらいたい」とのこと。アプリケーションの製作にはかなり真剣に取り組んだのだとのこと。多くの人に使ってもらいたいと述べている。

ピーターソンが前十字靭帯を断裂してしまったのは、2011年12月24日のゲーム中のことだった。しかし8ヵ月後には再びグラウンドに立った。そしてNFLのシーズン最多ラッシングヤード記録更新までわずか9ヤードの活躍を見せ、バイキングスのプレイオフ進出の立役者となった。このシーズンはMVPにも選ばれている。

かくも迅速に復帰出来たのは、絶対に復帰するという「確信」があったからだとピーターソンは述べる。そしてそこにむけて着実に、効果のあるトレーニングを積み上げていったのだ。そうした経験も踏まえて「各エクササイズをどのように実行して、そしてどういったことを目指していくべきなのか」を示すためにトレーニングを開発したとのこと。多くの人々に、そしてとくにフットボールでの成功を目指す学生たちに試してみて欲しいと述べている。

「個人的にはアプリケーションとのタイアップなどに興味はなかった。ただDrivenのアプリケーションは、なかなかよくできていると思ったんだ。たとえば、今のゴルフの腕前は、バンカーから抜け出せない程度のもの。もうちょっと上達したいと思ったときには、アーニー・エルスのアプリケーションを使ってみようと思っているよ」と、ピーターソンは述べている。

Driven AppsのCEOであるJake Edwardsは、メジャースポーツの全てをカバーしたいと考えているのだそうだ。また、ウェアラブルデバイスと連携して、ワークアウトのリアルタイムで正確な記録機能なども付け加えていきたいと考えているらしい。エルス、ピーターソン、そしてウェイドのアプリケーションは、それぞれ450円、250円、そして350円で販売中だ。

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(翻訳:Maeda, H)


テレビでのスポーツ観戦を楽しくする技術(ファーストダウン・ラインの表示など)、ヨアメリカズカップでも適用可能性を検証中

テレビでスポーツ観戦をするとき、画面上の仕掛けがここしばらくで随分と進化したことに気付く。データを視覚化する技術が進化して、現地で何が起こっているのかを、家に居ながらにして理解しやすくなったのだ。たとえばアメフトではファーストダウン獲得ラインが黄色で示されるし、野球中継ではストライクゾーンおよび投球コースが示されるようになっている。またNASCARでは特定の車からの状況を続けて映して、抜きつ抜かれつの緊張状態がよくわかるようにもなった。ところで、こうした進化がひとりの人物によりもたらされたものであることはご存知だろうか。長くテック業界に身をおいたStan Honeyが、上に挙げたすべてを実現してきたのだ。昨今の進化を語る上で、絶対に欠かすことのできない人物だ。

現在、Honeyはこれまでの中で最も困難であると言えそうなプロジェクトにとりかかっている。今月、サンフランシスコで行われるアメリカズカップを、誰でも理解できて楽しめるイベントにしようとしているのだ。もちろん、このプロジェクトにはHoneyこそ適任だ。エミー賞を受賞したテレビ技術者であり、かつ48日で世界一周を成し遂げてジュール・ヴェルヌ・トロフィーを受賞した人物でもあるからだ。

Honeyは「アメリカズカップを面白く報道したい」というセーラーやエンジニアと組んで、ぎりぎりまで誰もが理解しやすい番組にしようと奮闘している。そこでTechCrunchはサンフランシスコPier 27にあるアメリカズカップ・ヘッドクォーターを訪問してみた。そこで、番組を支える技術と、それに携わる人々についての情報を得てきたわけだ。ぜひ上に掲載したビデオをご覧頂きたい。

ビデオの撮影および編集はJohn Murilloによるもので、ここに記して感謝の意を表したい。またプロデュースを行ってくれたのはFelicia Williamsだ。

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(翻訳:Maeda, H)


Yahoo!、49ersとオンラインコンテンツに関する独占パートナー契約を締結

今季の49ersはどうなるだろうか、と考える。他のファンの方々同様、いろいろな要素を考えるうちに、エキサイトしてくる自分に気付くことになる。もう少しで栄冠が見えていたSuper Bowlから、いろいろなことがあった。スタジアムの命名権はLevi’sが獲得した。RavensのAnquan Boldinを好条件で獲得することになった。但しMichael Crabtreeはかなりの重症を負ってしまった。そして活発に買収作戦を繰り広げているYahoo!は、サンフランシスコで最も人気の(Raiderファンの方がいらしたら失礼)フットボールチームと10年契約を結ぶこととなった。オンラインのデジタルコンテンツについて、Yahoo!が独占権を持つことになるようだ。

ちなみにLevi’sスタジアムは最も「スマートな」スタジアムであると言われている。49ersは観客のほとんどが自前のスマートフォンを持ってくることを計算に入れ、日曜日には70,000人がWi-Fiを利用できるようにする。インタラクティブな仕掛けも多数用意しており、たとえば複数のカメラアングルからのリプレイを見ることができ、席を外して買い物に行かなくても、座席から直接食べ物のオーダーをすることができる。また写真をFlickrにアップロードすると、その写真がスタジアムの巨大スクリーンに映し出されることがある。たぶん、ぜひとも自分の写真が選ばれて欲しいと考える人も多いのではないかと思う。

今回のパートナーシップ契約により、Yahoo!は49ers関連のソーシャルネットワークコンテンツ、オンラインの写真ないしビデオ等のデジタルコンテンツについて、独占的な権利を持つこととなる。スタジアムにも多数のYahoo!関連情報が掲示されることとなるだろう。スタジアム内外におけるロゴ掲示に加えて、Fantasy Football LoungeにおいてもYahoo!ブランドを展開する権利を得たことになる。

スポーツ界では、こうしたパートナー契約がかなり一般的なものとなっている。スタジアム命名権というものも、売買されるようになって既に十年ほどが経過している。テック系企業もいろいろと活躍中だ。たとえばオークランドには、それぞれの企業が命名権を獲得したOracle ArenaやOverstock.com Coliseumというものがある。

今回のパートナー契約についてYahoo!が支払った金額は明らかにされていない。しかし3年後にはSuper Bowlも開催されるビッグスタジアムにおける権利であることを考えれば、どうみても安い契約ではなかったはずだ。ちなみにMarissa Mayerは週末、49ersカラーである赤とゴールドの格好をしていた。

49ersの活躍を期待したい。

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(翻訳:Maeda, H)