iPhone 11イベントを2分にまとめビデオにイースターエッグ

米国時間9月10日のiPhone 11イベントをものすごく圧縮した、まとめビデオがApple(アップル)自身から公開された。 このスーパーカットは2時間のイベントのハイライトを2分少々に編集してある。ここにはProiPadWatchTV+など新プロダクトが巧みにまとめられており、イベントで何かが発表されたのか簡単に確認できる。しかも1個、イースターエッグが隠されていた。

イベントで何があったかって?まずティム・クックが登場した。ジェイソン・モモアのオリジナルだって?ともかく先へ行こう。Proが発表された。これはすごいぞ。3カメラテクノロジーにスペーシャルオーディオだ。モンスター級A13チップ搭載。バッテリー駆動時間は5時間プラスだ。ティムは2カメラのiPhone11をお披露目した。夜でも驚異的に写る。スローモーションも得意だ。プライバシーもばっちり。コーヒーこぼしてもOKだ。Apple Watch Series 5は常時ディスプレイがオンだ。通話も水泳もできて500万曲聞ける。もちろん時間もわかる。iPadはベストセラーパソコンより2倍も速くなった。ゲームならApple Arcadeだ。年内にたくさんのタイトルがやってくる。ティムは続いてApple TV+にオプラ・ウィンフリーやジェイソン・モモア、ジェニファー・アニストンが登場することを紹介した。これも年内に立ち上げだ。詳しくはAppleのサイトで。

最初に気づいたのはGcarskでredditにイースターエッグの情報を投稿した。ごく短い映像なのによく発見したものと感心する。まばたきする間になどとというが、まばたきしなくても気づかない0.1秒くらいの映像だ。この映像を静止させてスクリーンショットを撮るためにスペースバーを叩きまくる羽目になった。1分23秒でナレーターが(the best-selling PC」(ベストセラーパソコン)と言った次の瞬間だ。

このフレームは長年のライバル、MicrosoftのWindows OSの「死のブルースクリーン」を軽く皮肉ったものだ。Windowsパソコンを使っていてこの青スクリーンが出たら再起動以外ない。ともあれAppleのビデオには「Error 09102019」とあるのがわかる。これは9月10日、2019年というイベントの日付だ。

apple message

その下に2進数がずらりと並んでいる。というか2進数だと気づけば次にどうすべきかわかるはずだ。デコードすればいい。隠されたメッセージの中にさらにメッセージが隠されている。

Error 09102019

This is just a thought. But it might be nice to have some sort of easter egg message in here for the hard core Apple fans that will stop the video.

01010011 01101111 00100000 01111001 01101111 01110101 00100000 01110100 01101111 01101111 01101011 00100000 01110100 01101000 01100101 00100000 01110100 01101001 01101101 01100101 00100000 01110100 01101111 00100000 01110100 01110010 01100001 01101110 01110011 01101100 01100001 01110100 01100101 00100000 01110100 01101000 01101001 01110011 00111111 00100000

01010111 01100101 00100000 01101100 01101111 01110110 01100101 00100000 01111001 01101111 01110101 00101110

ちょっとした思いつきだが、コマ送りでビデオをチェックするようなコアなAppleファンのためにビデオにイースターエッグを埋め込んでみた。

といってもこれだけの0と1をタイプするのは大変だ。私はバイナリーをアスキーテキストに変換するコンバーターを拾ってきてチェックしたので見ていただこう。

【ネタバレ注意】
So you took the time to translate this? We love you.

ではわざわざ手間をかけてデコードしたわけだ。ウィー・ラブ・ユー。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook

来月、Appleはカメラ3台のiPhone Proを投入、16インチMacBook Pro、新AirPodsなども

Apple(アップル)は恒例の秋の新モデル発表イベントに向けて準備を進めている。われわれにつかんだ情報では9月10日だということだが、まだ正式な発表はない。Bloomberg(ブルームバーグ)は今年のイベントでAppleがお披露目するハードウェアのプレビュー記事を掲載した。

既存のiPhoneに新モデルが登場するのは当然だが、XSの後継機種はiPhone Proとなる。このモデルではメインカメラが3台となり、広角レンズが追加される。スタンダーモデルではiPhone XRがリニューアルされ、2台目の光学ズーム機能つきカメラが追加される。内容はTechCrunch記事に準じており、我々の推測が裏付けられたかっこうだ。

iPhone Proにはカメラ以外にも多数のアップデートが投入されるが、外観はメインカメラ部分を除けば現行XSとほとんど変わりない。Qi規格ワイヤレス充電がサポートされるため、その規格のケースに入っていればAirPodsのワイヤレス充電も可能になる。出先で長時間AirPodsを利用する場合たいへん便利だ。

iPhoneといえばゴージャスな光沢感が特徴だが、新しくマットフィニッシュのモデルも出るようだ。Face IDは認識される角度が広がる。また防水性能も「飛躍的にアップ」するということだ。またガラスの傷耐性も改善される。

来月のイベントで発表されるかどうかはまだわからないが、Appleは今年の16インチ以上のディスプレイを搭載するMacBook Proを投入する。Bloombergによれば、ディスプレイの大型化にもかかわらず新型のベゼルにより全体のサイズは現行15インチモデルとほぼ同様だという。また防水性能が強化され、ノイズキャンセル機能が追加された現行モデルより価格帯が高い新型AirPodsが準備されている。

iPadに関しては今年AppleはiPad Proをカメラやパフォーマンスなどの点でフレッシュアップするはずだが、基本的な外観、能力は変わらないはずだ。エントリーモデルのiPadは9.7インチから10.2インチにディスプレイが大型化される。こちらもベゼルのスリム化とハードのホームボタンの廃止によってフォームファクターは変化しないだろう。ただしBloombergの記事にはこの点についての解説はない。

Apple Watchもアップデートされる。昨年発表されたケースのデザインは変わらないが、新しい素材、フィニッシュが用意される。watchOS 6のアップデートでチタンとセラミックのケースが導入されるはずだ。

apple watch titanium ceramci

今後予定されている他のアップデートには、メインカメラの3D化や5Gのサポートが含まれる。来年はHomePodスピーカーも後継機が出るはず。サイズも小さくなり、何より価格が現在の300ドルから大きく値下げされるはずだ。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook