ティム・クックとビル・ゲーツは、クリントンの副大統領候補者リストに入っていた

LOS ALTOS HILLS, CA - AUGUST 24:  Apple CEO Tim Cook (L) and Hillary Clinton campaign chairman John Podesta leave a fundraiser for Democratic presidential nominee former Secretary of State Hillary Clinton on August 24, 2016 in Los Altos Hills, California. Hillary Clinton is attending fundraisers in California.  (Photo by Justin Sullivan/Getty Images)

ヒラリー・クリントンは、共同候補者としてIT界のリーダーを複数考えていた。クリントンのキャンペーン責任者、John Podestaからとされる漏洩メールによる。

2016年3月17日付のメールでPodestaは、クリントンが副大統領候補として考えるであろう「第一案」に言及している。リストの “food groups” と分類された部分には、Tim Cook、ビル、メリンダ・ゲーツ夫妻、GMのMary Barra、XeroxのUrsula Burnsらの名前があった。

Wikileaksは、Podestaのメールと称する数千件の文書を10月始めから公開し、投票日まで毎日公開していくと言っていた。Wikileaksのメールが本物であるかどうか、Podestaはまだ確認していないが、自分のメールがハックされたことは認めており、トランプの参謀、John StoneがWikileaksのファウンダー、Julian Asangeに協力していると非難した。

メールは、StarbucksのCEO Howard Schultz、Coca-ColaのMuhtar Kentおよび、クリントンの現在の副大統領候補、ティム・ケインにも言及している。

IT枠の人たちがドラフト一巡目に残った理由は、シリコンバレーへの影響力や候補者との関係のためかもしれない。クリントンとシリコンバレーは親密な関係にある ― Tim Cookを含め何人かがクリントンのために大規模な募金キャンペーンを行った。

しかし、名前の挙がったITリーダーは誰ひとりとして必要な政治経験を持っておらず、本格的候補というよりもキャンペーンの懐を潤すためだったのかもしれない。

そんな戦略の可能性は、6月20日付けでリークされた別のメールで、Cookがクリントンに個別対談を要求していることからも見てとれる。

「これについては慎重に進めるべきだと考えている。彼は好意的ではあるが経験はなく、あまり強く押さない方がよいと思う」と、クリントンの資金調達責任者、Lindsay Roitmanが別のスタッフで最高技術責任者のStephanie Hannon宛に書いている。

以前米国政府は、ロシアがWikileaksに協力して民主党全国委員会のメールをハックし、選挙に影響を与えようとしたと公に非難した。クリントン陣営は、Wikileaksが謀略に加担したことを非難し、トランプ陣営が事前にリークを知っていたことを示唆 した。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

Hillary Clintonは政府にUFO関連文書の公開を正式に要求している、記者たちが彼女のメール公開を求めた同じ法律で

Democratic presidential candidate Hillary Rodham Clinton listens as she is introduced at a town hall meeting at White Mountain Community College, Thursday, Oct. 29, 2015, in Berlin, N.H. (AP Photo/Robert F. Bukaty)

Hillary Clintonは、国務長官在任中に私的なメールサーバーを使ったとされる長期にわたる係争で、政府の透明性の敵、と見なされることが多かった。その複数回裁判では、政府のドキュメントとデータへの公開アクセスを担保するFreedom of Information Act(FOIA, 情報の自由法)により、国務省は彼女のメールを公表すべし、と求められた。

しかし今日(米国時間6/2)行われたCode Conカンファレンスでは、Clintonの選挙参謀John Podestaが、彼が支える民主党次期大統領指名候補に、その同じ法を、彼女が関心を持つ問題に関する透明性を要求するために利用するよう、勧めたと語った。その問題とは、UFOである。Podestaによれば彼はClintonに、FOIAリクエストによりUFO事件関連のドキュメントを政府に請求せよ、と勧奨した。

ClintonとPodestaはこれまでも、地球外生命への関心を口にしていた。3月に Jimmy Kimmel Live!に出演したときClintonは、大統領に選ばれたらUFOに関するドキュメントの公開を政府に断固要求する、と語った。Bill Clinton大統領の主席補佐官だったPodestaも、UFOに関する政府の透明性を求めていた。

PodestaはFOIAリクエストを持ちだしたことについて詳しくは語らなかったが、UFOがソ連の兵器ではないか、という説にもけりがつくだろう、と述べた。

Podestaはこう語る: “彼女にFOIAリクエストを申請させた。それらのファイルには、当時空軍が行った調査の結果が書かれていたはずだ”。

FOIAに依拠してドキュメントを要請し、それが拒否される憂き目は、Clintonのメールの公開を求めて努力したジャーナリストにとって、おなじみのものだ。しかしPodestaによれば、Clintonが私的なメールサーバーを使った一件は、たしかに大統領選における彼女の傷になっている。“確実に彼女は傷ついているね”、と彼は語る。

“就任早々私的なメールサーバーを使ったことが、まずかった。便宜的にやったことにすぎないが、しかしそれでは終わらなかった”、とPodestaは語る。しかしそれでも、Clintonのメールの内容は、彼女の候補者としての有能性を示しているはずだ、と。

“それらのメールから分かるのは、彼女が精力的に働き、大統領が彼女に託した仕事に取り組んでいたことだ”、とPodestaは述べる。

Podestaはさらに、Clintonのカリフォルニアにおける選挙戦と、彼女のシリコンバレーとの関係について語った。彼によると、Clinton支持はテクノロジー業界の内部に組み込まれつつあり、バレーの支持者たちのリストを近く公表したい。“選挙の前に彼女を支持するテクノロジーリーダーのグループを発表できると思うが、それはとてもすばらしいリストになるだろう”、とPodestaは述べた。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

Hillary Clintonがまたメールでドジ: 立候補公式発表より前に側近がメールでネタばれしていた

AP HILLARY CLINTON TWITTER I FILE MLT

Hillary Clintonが大統領への立候補を公式に表明した。すなわちClintonは今日(米国時間4/12)の午後Twitterで、2016年の合衆国の大統領選への参戦を表明した。ここ数年、立候補は確実と思われてきたが、その推測が事実に変わった。

しかしそのツイートは、Clintonの側近John Podestaが2008年の選挙戦でClintonを支援した人たちにメールを送った後にポストされた。そのメールは、政治記者たちが木曜日(米国時間4/9)以来予期していたものを、いわば“ネタばれ”してしまった:

Hillary Clinton presidential bid

Clintonがメールでつまずいたのはこれが初めてではない。先月のはじめには、彼女が国務省で執務中に、政府のアカウントではなく自分の個人的なメールサーバを使ったことが明らかになった。この件がホットに報道されている間は、それは来たるべき大統領選の妨げになると騒がれたが、ニュースは意外と早く引き潮になった。

Twitterのツイートに加えてClintonのチームは、すでに選挙戦のための公式サイトを立ち上げていた。そこには、選挙民にClintonの人物像を知ってもらうための経歴書的なページもある。

今日の発表に投じられた“建設的批判”は、キャンペーンのロゴに関するものだ:

[Hillaryのキャンペーンロゴは運送会社みたいだ。]

[Hillaryのロゴは大きな赤い矢印が候補者の名前hillaryclintonを指している。おかしなデザインだ。]

もちろん、ソーシャルメディア上に彼女の選挙戦への厳しい批判が登場するのにも、時間はかからなかった。支援者へのメールが送られた数分後には、アンチHillaryのハッシュタグがTwitte上に嵐を喚(よ)んだ:

[Clintonのキャンペーンがローンチして15分後に、”Hillary Clinton”よりも人気が高くなったTwitterの唯一のトレンドは#WhyImNotVotingForHillaryだ。]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa