月額4980円でランチ食べ放題の「always LUNCH」が京都と福岡でスタート

イジゲンは10月1日、月額定額制のランチ食べ放題サービス「always LUNCH」を開始した。

ローンチ時、京都は16店舗で展開

現在のところ営業エリアは限られており、京都府中京区・下京区と福岡県福岡市中央区の一部エリア。京都では16店舗、福岡では10店舗でランチ食べ放題が可能だ。

ローンチ時、福岡は10店舗で展開

利用可能エリアは今後、国内の主要都市全域に拡大する予定とのこと。always LUNCHと合わせて、税別月額2000円で提携店舗でドリンクが飲み放題になる定額制サービスも本日から始まっている。

同社は、カフェやフィットネスクラブ、遊園地などのさまざまな施設や飲食店のサブスクリプションプラットフォーム「always」(オールウェイズ)を開発・運営している、大分拠点で2013年11月設立のスタートアップ。サービス導入にあたって店舗側での初期費用や月額料金は不要。現在、サービス導入店舗を募集している。

ランチ食べ放題サービスとしては、2018年9月に渋谷や恵比寿など一部エリアからサービスを開始した「POTLUCK」がある。運営のRYM&COは、月額1万2000円でのランチ・ディナーの食べ放題プランを期間限定で募集したほか、三井住友海上火災保険との連携で「テイクアウト保険」の提供を開始。2019年7月には、クラウドキッチンのKitchen BASEと連携するなどして、POTLUCKのエリア拡大や認知度アップを進めてきた。現在の営業エリアは、渋谷・恵比寿・表参道・代官山エリアを中心だが、神田・三田にも数店舗がある。

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always LUNCHは、営業エリアが京都・福岡と離れているため募集店舗のシナジー効果は得られないのが残念だが、まずはこの2都市を中心にエリアを拡大していくと考えられる。

ランチサブスクのPOTLUCKがクラウドキッチンのKitchen BASEと連携

RYM&CO.は7月29日、同社が運営する定額制テイクアウトサービス「POTLUCK」(ポットラック)とSENTOENが運営するシェア型クラウドキッチン「KitchenBASE」(キッチンベース)との連携を発表した。これにより、KichienBASE内で営業している店舗のメニューが、POTLUCKのサービス経由で定額テイクアウトが可能になる。

POTLUCKは、30日間有効のチケットを月額料金で購入し、登録されている店舗の中から好きな店を選んで事前にランチを注文。あらかじめ指定した時間に店舗まで足を運べば、行列に並ぶ必要なく食事を受け取れるというサービス。現在、東京都内の渋谷、恵比寿、代官山、表参道をサービスエリアとしている。料金プランは、ランチを3食ぶんを受け取れる1490円コース、12食ぶんの7800円コース、食べ放題の1万2000円コースの3種類。1日に2回まで利用可能なので、夜にランチメニューを選べる店舗であれば夕食もPOTLUCKでまかなえる。また一部の店舗では土日の利用も可能だ。

KitchenBASEは、オンラインデリバリーに特化した飲食店向けのシェア型クラウドキッチンとして、6月18日に東京・中目黒エリアにオープン。料理の仕込み場所を提供、配達要員の確保、開業後のマーケティングサポートなどをKitchenBASEに任せられるため、店舗側はメニュー考案と料理提供のみに専念できるのが特徴だ。調理設備や収納スペース、販売促進のサポートなどがKitchenBASEから提供されるため、通常1000万円以上すると言われる飲食店の開業資金を約95%抑えられるとのこと。これまではデリバリーのみだったが、POTLUCKとの提携によってテイクアウトでの飲食提供も可能になった。

定額でのランチのテイクアウトサービスが可能な店舗とメニューは以下のとおり。

  • わかめを練りこんだ満腹健康麺!つるもちヘルシーラーメン
    野菜たっぷりヘルシーわかめ麺
    ナスとキノコを載せた食物繊維が豊富のわかめラーメン。 冷たいスープを使ったヘルシーな一品。
  • 新感覚油そばハンディクラフトワークス
    クラシックビーフパレット
    肉と粗挽きフランク、野菜が豊富なメニュー。見た目よりもあっさりしているので女性人気が高いとのこと。自家製麺は保存料なしの北海道産春よ恋と埼玉県産ハナマンテンの小麦を使用。
  • タワンドンデリ&カリー×タピオカミルクティー
    マッサマンカレー
    タイ南部のイスラム教徒の影響を受けて生まれたと言われる人気メニュー。ジャスミンライス付き。

ランチテイクアウトのサブスク「POTLUCK」にアプリ版が登場

月額制のテイクアウトサービス「POTLUCK(ポットラック)」を展開するRYM&COは7月24日、同サービスのスマホアプリ(iOS版・Android版)を正式リリースした。

POTLUCKはサブスク型のランチテイクアウトサービスとして2018年9月にスタート。これまではWeb版に特化して機能改善を進めていたが、本日より待望のアプリ版の提供も始める。

今回のタイミングで新機能の追加などは行なっていないとのことだが、新着メニューや人気メニューがトップに一覧表示されるなど「新たな飲食店との出会い」が生まれるようにアップデートされたそう。アプリリリースに合わせて料金プランも整備した。

あらためてPOTLUCKの仕組みを簡単にだけ紹介しておくと、同サービスは月額定額のチケットを購入することで、導入店舗の料理をテイクアウトできるというものだ。

決済と注文を事前に済ませる仕様のため、ユーザーにとってはランチタイムなど店舗が混雑する時間でもスムーズに料理を受け取れることが大きなメリット。POTLUCK限定のメニューが楽しめる店舗もあるほか、上手く使えば1食あたり400円〜650円になるので人によっては昼食代を浮かすことにも繋がる。

現在は昼のランチタイムに加えて夜の時間帯にも対応。12チケットで7800円(税別 / 1食あたり650円+税)の通常チケットプランに加えて、初回のお試しプランやランチ食べ放題プランなど3プランを用意している。一部の店舗では土日祝日の利用も可能だ。

  • 初回のみの1週間お試しチケット : 利用期限は1週間、3チケットで1490円(税別) / 1食あたり497円(税別)
  • 通常プラン : 12チケットで7800円(税別)/ 1食あたり650円(税別)
  • ランチ食べ放題プラン : 1ヶ月で1万2000円(税抜)/ 30日使用した場合は1食あたり400円(税抜)

飲食店側もテイクアウトを取り入れることによって売上の拡大や新規顧客の開拓を見込める。あらかじめ予約を受けているので作り置きをしておけるし、会計時も余計なオペレーションは不要。上限を決めておけば無理のない範囲でテイクアウトにも対応できる。

またPOTLUCK経由で繋がったユーザーが別の日に友人を連れて店内で食事をしてくれるなど、ユーザーとの新たな接点にもなりそうだ(以前話を聞いた際には、実際にそういった事例も生まれているということだった)。

昨年9月のWeb版リリースからもう少しで1年。20代後半〜30代前半の男女を中心に約8400人の会員を抱え、渋谷、恵比寿、代官山、中目黒エリアの飲食店約200店舗が登録するサービスへと成長した。累計で販売してきた料理は2万5000食に上る。

2019年に入って以降はテイクアウト保険を始め飲食店側がテイクアウトを導入しやすくなるための基盤作りに加え、期間限定メニューや他社とのコラボメニューなど「食事をより楽しんでもらえるようPOTLUCK限定のメニュー作りに力を入れてきた」(RYM&CO担当者)という。

RYM&COでは今回のアプリを通じてスマホからのPOTLUCKの使い勝手をさらに向上させる計画。これまでは絞り込み検索が必要だった新着メニュー・近くのメニュー・人気のメニューをトップに一覧表示するだけでなく、メニュー特集なども始める。

今後も基本的なUI/UXの部分を高めていくための改善を続けながら「POTLUCK限定メニューの開発やキュレーション、飲食店の方達とのコミュニケーションの密度をあげることで『テイクアウト』という体験自体のUX向上に注力する予定」(RYM&CO担当者)とのことだ。

定額制ランチサービス「POTLUCK」で「テイクアウト保険」の適用開始

RYM&CO.が提供している月額定額制ランチテイクアウトサービス「POTLUCK」。30日間有効のチケットを購入することで、さまざまな飲食店のランチがテイクアウトできるサービスだ。

月額料金(税別)によってチケットの枚数が異なり、4080円の場合は6枚(1食あたり680円)、1万2000円の場合は20枚(同510円)のチケットを付与される。2万4000円の食べ放題プランもある。同社によると、事前予約制で待ち時間がなく限られたランチタイムを有効に使えるとのこと。

現在のところ営業エリアは都内の渋谷・恵比寿・代官山・表参道エリアのみだが、2018年9月3日のスタートから半年が経過した2019年に3月3日に累計注文数が1万食を突破するなど、順調にユーザーを増やしている。2月12日には100名限定で月額1万2000円の食べ放題プランを募集、翌日には上限に達した。

同社はサービスの向上を目指し、3月13日から「テイクアウト保険」の提供を開始した。これは三井住友海上火災保険との連携で実現したもの。万が一の事故が発生した場合に、テイクアウトの提供者や利用者が追加費用を一切支払うことなくサポートを受けられるというもの。具体的には、食中毒などが発生した場合の賠償金などを、テイクアウト提供者が個別で加入するPL保険の上限金額を超過した際に、その不足分をテイクアウト保険で支払うというもの。保険期間は1年間で上限金額を1億円。なお、テイクアウト保険が適用されるテイクアウト提供者は、支払限度額1億円以上のPL保険を加入していることが条件となる。

月額1万2000円でランチ・ディナーが食べ放題、サブスク型ランチ「POTLUCK」に新プラン

月額定額制でさまざまな飲食店のランチをテイクアウトできるサブスク「POTLUCK」運営のRYM&COは2月12日、月額1万2000円で30日間のランチとディナーを食べられる「食べ放題プラン」を導入した。

これまでPOTLUCKでは「6チケットプラン」「12チケットプラン」「20チケットプラン」からチケットプランを選べたが、「20チケットプラン」を同価格のまま「食べ放題プラン」に変更。

この新たに導入された食べ放題プランでは、30日間の中でランチ・ディナーを合わせて最大60食(30日×2、最大8万4000円相当)を食べることができる。従来の20チケットプランでは1食当たりの価格が600円〜だったが、食べ放題プランでは200円〜になった。なお同プランを利用できるのは先着の100名のみ。

なお、RYM&COは本日、初めてPOTLUCKを利用するユーザー向けに、1週間980円で食べ放題プランの体験ができる「tabehoキャンペーン」も開始したと併せて発表。同キャンペーンでは有効期限の7日間の中で、ランチ・ディナー合わせて最大14食(7日×2、最大1万9600円相当)を食べることができる。

POTLUCKはモバイルオーダー&ペイのような事前予約・決済制で待ち時間がない。忙しくて混んでいるレストランやカフェの列に並べない、いわゆる「ランチ難民」を救済し、コンビニ飯など以外のオプションを提供するサービスとなっている。

渋谷・恵比寿・代官山・表参道エリアからサービスをスタートしたPOTLUCKは今後も提供エリアを随時拡大する予定だ。

ランチ難民救う、月額定額制のランチテイクアウトサービス「POTLUCK」

ランチの時間くらいゆっくりして、午後の仕事に備えたいーー会社に出社すればなかなか息をつく暇もないからこそ、ランチタイムをリフレッシュの時間として大事にしている人も多いだろう。

ただオフィス街では、なかなかそう簡単にはいかない。特に12時すぎはどのお店も混み合っていて、店の外まで並んでいる所も珍しくない。席が確保できたとしても、待っている人が大勢いればくつろぐのも気がひける。

「ランチ難民(昼食難民)」なんて言われることもあるけど、この問題を少しでも解決することはできないか。そんな思いから生まれたのが、月額定額制でさまざまな飲食店のランチをテイクアウトできる「POTLUCK(ポットラック)」だ。

SNSでもちょっとした話題になっていたので目にした人もいるかもしれないが、開発元のRYM&COは5月23日より同サービスの事前登録受付を開始。まずは今夏〜今秋を目処に、渋谷や恵比寿など一部エリアにてβ版を提供する計画だ。

サブスクリプション型のランチ持ち帰りサービス

POTLUCKは今風に言えば、サブスクリプションモデルのランチ持ち帰りサービスといったところだろうか。

ユーザーは30日間有効のチケットを月額料金で購入し、登録されている店舗の中から好きなお店を選んで事前にランチを注文。あらかじめ指定した時間に店舗まで足を運べば、行列に並んだりする必要なく食事を受け取れる仕組みだ。もちろん各店舗で決済をする手間もない。

テイクアウトの事前予約・事前決済という点では、海外で拡大する「モバイルオーダー&ペイ」サービスと共通する部分もある。関連するサービスとしてTechCrunchでも先日「PICKS」を展開するDIRIGIOを紹介した。

POTLUCKの場合はそこにサブスクリプションの仕組みを取り入れている点が特徴だ。価格は利用頻度にもよるが、1食あたり600〜680円。前日17時〜当日10時までにメニューと受け取り時間を指定する(平日限定)。

RYM&CO代表取締役の谷合竜馬氏によると「(飲食店とユーザーが)継続的に関係性を構築していけるような仕組みを作りたかった」ことからサブスクリプション型を採用。ある種ファンクラブに近いようなコミュニティサービスをイメージしているそうで、シンプルなテイクアウトの事前予約・決済ではなくあえて継続課金モデルを選んだ。

「新規でオープンしたお店や、もっとランチに力を入れていきたいという店舗にとっては、新しい顧客との最初の接点にもなる。試食のような感覚で、飲食店が顧客と関係性を築くきっかけとして使えるサービスにしていきたい」(谷合氏)

POTLUCKであればユーザーは30日間有効のチケットをすでに複数枚持っているので、それを使い切ろうと積極的にサービス内の店舗をチェックするユーザーは多そうだ。単発のテイクアウト予約サービスに比べ、新しい店舗が目を向けてもらえるチャンスは増えるだろう。

ランチタイムの混雑から解放され、有意義な時間を過ごせるように

RYM&COは2017年11月の創業。フリーランスとしてCAMPFIREの運営やNPOの支援に携わっていた谷合氏が立ち上げたスタートアップだ。

もともと谷合氏自身が冒頭でも触れたような、ランチタイムの“混雑萎え”を経験。当時のオフィスでは弁当のデリバリサービスのようなものがあったが、あまり利用しなかったという。

「とにかく空腹を満たしたい、外にでる時間がないけど何か食べたいといった場合には便利だった。ただランチタイムにリフレッシュしたい、食の時間を大切にしたいと思った時には、もっとさまざまな弁当から選べた方が良いと感じた。(デリバリーではなくテイクアウトにすることで)あえてオフィスから少し出てみると、気分転換にもなる」(谷合氏)

米国では同様のモデルで成長する「MealPal(ミールパル)」というサービスもある。オフィスから外にでる手間は発生するので面倒に感じる人もいるかもしれないが、それでもテイクアウトへのこだわりは強いようだ。

ボックスやクラフト紙にもこだわりがあるという

3月には3店舗と約20人のユーザーを対象に1ヶ月のテストを実施。特に食へのこだわりが強い女性からの反響が大きかったという。また店舗からも大きな手間がかかることなくテイクアウトを導入できるという点で、反応が良かったそうだ。

「外食中心で混雑疲れしている人や健康面が気になっている人には相性がいい。店舗にとっては予定の時間に合わせて作っておけば、あとは手渡すだけ。だいたい数秒で終わるので、そこにちょっとした“余白”ができ、お客さんとの間にコミュニケーションが生まれるきっかけになりうる。単にオーダーをして受け取るだけでなく、双方の関係性を育めるようなサービスにしていきたい」(谷合氏)

発表から3日でユーザーの事前登録数はすでに100人を超え、店舗からの問い合わせも数件合ったそう。今後はサービスの改良と飲食店の開拓を進めながら、まずは渋谷、恵比寿、代官山、表参道あたりからエリアを絞り、β版の提供を目指す。