先週Googleがパンダアップデート4.0をリリースしましたが、影響を受けたサイトの話題も多く見られます。アメリカのオークション・通信販売サイトであるeBayもその話題の中心の一つです。時期が時期だけに、パンダアップデートなのか、ペイデイローンなのか、それとも手動アクションによるものなのか、判断が非常に難しいところです。今回のSearch Engine Roundtableの記事によると、手動アクションによるものだということですが、真相は果たして。。。– SEO Japan
記事内で紹介されている他記事によると、Googleの検索結果から削除されたページの多くが、”ドアウェイページ”であるということです。著者は「非常に賢いやり方だ」と表現しながらも、「度を越したものであった」と述べています。また、それらのページのURLが”bhp”という文字列を含んでいたため、“Black Hat Pages”の略称では?というジョークも。まさに、ブラックジョークというところでしょうか。– SEO Japan [G+]
キーワードのコンセプトをグループ分けする上で役に立つ無料のツールがある。それは、グーグルアドワーズのエディター機能である。「キーワードを整理する方法」の中で説明したグループ機能の「generate common terms」(一般的な用語を生成する)オプションを使って、キーワードのグループを自動的に作ることが出来る。
「cape cod real estate」(ケープコッドの不動産)に関するウェブサイトを運営していると仮定する。この用語をキーワードリサーチツール(グーグルキーワードツール)にかけると、複数のコンセンプトのパターンが浮上する。例えば、Edgartown、Provincetown、Chatham等の場所、もしくは、賃貸、商業利用、ウォーターフロント等、施設に対する検索が主に行われていることが分かる。
「SEOのためにサイト構造を変える必要があるのか?」と非難されがちな考え方ともいえますが、SEOのためのサイト設計とは、ユーザーの立場になってユーザー視点で探している情報を見つけやすいサイトにすることでもあり、検索エンジンからの集客のみならず、その後のユーザーアクションの確率自体を高める結果にもつながるのではないでしょうか。 — SEO Japan [G+]
Googleのハミングバードアップデートの機能として、検索キーワードをこれまでのように重視せず、それを意味するトピックを考慮するようになった点があります。とはいえ、実際にそれがどのように検索結果に反映されいるかということをピンポイントで指摘することは色々な要素が絡んでいる今日の検索結果において難しい部分もあるのですが、SEO by the Seaが具体例や最新の特許を元にトピックの重要性について考えた記事を。 — SEO Japan
例えとして、ワード「Judas」を含む検索クエリについて検証していく。このワード「Judas」は、「Born This Way」や「Lady Gaga」等の特定の領域のトピックに関連付けられる可能性がある。「Born This Way」とは、楽曲「Judas」が盛り込まれた人気の高いアルバムのタイトルであり、「Lady Gaga」は、このアルバムを作り、「Judas」のパフォーマンスを行った人物である。
この論文は、Googleがユーザーの寄与をFreebaseに統合する仕組みを分かりやすく説明しており、トピックベースの寄与は、その他の寄与ほどは有効ではないと見られている。Freebaseは、Googleのナレッジベースで用いられる情報を供給しているものの、Googleは、Open Information Extraction(公開情報抽出)等、その他のソースを参考にしている可能性もある。
それでは当該の特許を紹介していく:
トピックベースの検索クエリの結果
考案: Jianming He、Kevin D. Chang
付与先: Google Inc.
米国特許番号: 8,620,951
付与日: 2013年12月31日
申請日: 2012年6月1日
Open Information Extractionのアプローチは、この手の情報を見つけるメソッドの一つである。Googleは、自動化した情報を得る方法、そして、Freebase等の場所にユーザーが寄与するようなクラウドソース化した手法を利用していると思われる。双方のタイプのソースがお互いを足掛かりにしている確率は極めて高い。
後半の特許は中々レベルが高かったですね。いずれにしても単なる検索キーワードだけでなくそれが該当するトピックを考慮して検索結果を返す傾向は、今後検索のモバイル化やそもそも検索する以前に結果を返すレコメンデーションシステムの進化と共に増えていくと思われます。SEO的にはこれまでのようにテクニカルにキーワードを意識しすぎなくてよくなりラクといえばラクなのかもしれませんが、SEOで他サイトを密かに出し抜くことは難しくなるかもしれませんね。今の間にテクニカルなSEOも活用しつつサイトのオーソリティを築いていくことが重要そうです。 — SEO Japan [G+]
日本のSEO業界といえば、大半のリンク中心のサービスベンダーか少数のコンサルベンダーにわかれていましたが、GoogleのSEO取締り強化やコンテンツマーケティングの普及に伴い、その図式も大分崩れてきました。今後のSEOビジネスのあり方に関して悩んでいる方も多いのではと思いますが、今回はSEO Bookによるサービス中心のSEOビジネスを製品化してレバレッジを図ろうというSEO業者向けの記事を。 — SEO Japan
SEOに関わらずウェブマーケティング関連のサービスベンダーには事業をスケールさせる上で参考になる点が多い記事だったと思います。製品化というか、サービスを上手くシステム化できると様々な面で効率化が可能ですし、結果事業を成長させるきっかけになりますよね。私自身もSEOではコンテンツマーケティングやインフォグラフィック、CROではLPOに励んでいますが、日々勉強することばかりです。。 — SEO Japan [G+]
釣り気味のタイトルで恐縮ですが筆者が米国を代表するウェブマーケッター(流行言葉でいえばグロースハッカー?)のニール・パテルとなればその内容は見逃せません。集客に効果があると思われるコンテンツを分類してその方法と注意点まで紹介してくれた、グロースハックを実践してきた彼ならではの経験に裏打ちされた納得感ある記事です。 — SEO Japan
最後の説明文の自動生成はECサイト等で導入しようと思えばすぐにできることですが、日本では意外と何もされていないままのサイトが多いようです。タイトルが矯正書き換えされてしまう最近の進化しすぎたGoogleではありますが、意図的な上位表示・順位争いに限界が来ている今日のSEO、改めて検索結果上のクリック率に着目してみる良い時期かもしれません。 — SEO Japan
「Designing For Growth」の著者、ジーン・リエドツカとティム・オーグルビは、作品の中で、データベースの方法以外で、機会、そして、ビジネスについて考えるためのツールを紹介している。直感に基づく、デザイン主導のアプローチの有名な支持者と言えば、まず名前が挙がるのは、スティーブ・ジョブズである。
問題に対処し、新たな機会を見出す斬新な手法を探しているものの、データ優先の考え方に行き詰っているなら、「Designing For Growth」を読むと良いだろう。特に目新しいコンセプトが提示しているわけではなく、また、時折、「最新の業界用語」として、ありきたりの考え方が紹介されているものの、基本的なアイデアは説得力がある。事実、幾つかのアイデアをSEOの問題に直接適応する価値はある、と私は思う。
当時流行っていたコンテンツファームに検索結果を占有させないためのパンダ導入の意味合いもあったわけですが、サイト全体でクエリーの内容まで見ているのは流石ですね。さらにリンクの評価方法も相当複雑化しており中途半端な人口リンクは一瞬にして見抜かれる気配です。Googleのアルゴリズムはパンダに続いてペンギン、ハミングバード、そしてペナルティ強化と、今となってはテクニカルなリンク構築を気にする必要性は余りない状況ではありますが、SEOマニアには気になる内容でした。 — SEO Japan [G+]
ソーシャルとSEO(Google)の短い歴史も踏まえた上で示唆に富んだ良い記事でした。ソーシャルメディア上の情報発信が結果ウェブページからのリンクも増えることにつながり、インターネット上でのプレゼンスを高めていくことになりますし、ソーシャルが今後のSEOに重要なのは間違いなく。さらに情報発信といえばコンテンツが大事になってくるわけで。ソーシャル、コンテンツ、共に今後のSEOと切っても切れない関係です。 — SEO Japan [G+]
先日、サステイナブルじゃない企業の話を紹介しましたが、今回はサステイナブルなSEOについてのお話を。SEO業界といえば、Googleのアルゴリズムが今日レベルで進化する以前においては、SEO業者が有象無象に表れては消え去っていく過去10年間の歴史がありましたが、もちろん長期的に生き残られるサステイナブルなSEOはもちろん存在します。今回は10年以上に渡ってSEO業界で活躍してきたエキスパートがサステイナブルなSEOの極意を伝授してくれた記事を。 — SEO Japan
SMXのセッションを元にした内容でしたが、プレゼンも人それぞれで興味深かったですし、内容も納得できるものでした。「全てのウェブ運営の取り組みの連係役を務め、またメリットも得るのがSEO」というのはナルホド、と思いました。責任者がSEOの重要性と他作業との関係性を理解し、SEO担当者が高いレベルでそれを実施できることがカギにはなってきますし、中々の難易度の話ではありますが、やっているところはやって効果を上げています。 — SEO Japan [G+]
ハミングバードアルゴリズムの特徴の1つが、検索されたキーワードの意味をGoogleが推測し、検索結果を返すこと。Googleのエンティティ検索の技術が活用されたアルゴリズムともいえますが、実は、同じような技術が既に10年前にGoogleによって取得されていたらしい?!そんな気になる話題をSEO by the Seaから。 — SEO Japan
当時からハミングバードレベルの発想があったかはともかく、ユーザーの利便性を考えても意味ある技術とは思いますし、流石Googleという感じですよね。。2003年といえば、検索マーケティングに一切関わっていなかった読者の方も多いのではないでしょうか?そして記事で紹介されていた特許以上に最後の「特定のページをクリックして、長時間留まる傾向があるなら、クリックして、滞在するページは、ハミングバードの下で、上位に押し上げられる可能性がある」の一文もより気になる内容でした。最強のSEOはユーザー滞在時間が長いページ&サイトを作ること、まさにコンテンツの中身が問われる時代ですね。 — SEO Japan [G+]
低品質なサイトからのリンクがランキングの下降やペナルティの原因となり得ることは周知の事実です。故意にしろ、無意識にしろ、こうしたリンクへの否認リクエストは確実に処理して欲しいところですね。皆様の中にも否認ツールを使用した方がいらっしゃると思いますが、今回のアンケート結果と比べ、自身の効果はいかほどだったでしょうか???– SEO Japan [G+]
21世紀で最もセクシーな職業といえばデータサイエンティスト(私じゃなくて米国でそういわれているという話です)ですが、しばらく前まで最も旬な職業といえば検索マーケッターだったはず?(そうでもないか)検索広告、SEOが中心だった2000年代に比べソーシャルの普及とDSP、DMP等アドテクの台頭で若干存在感が薄くなった感もある検索マーケティング。米国の最新のカンフェレンスから検索マーケティングの今を探る。 — SEO Japan
タイトルを見て多くの人が思ったように、そもそも検索マーケティングはセクシーでもなんでもなく元々ゲリラ的であり労働集約的な作業も多い地味なマーケティング手法だったわけですが、、、記事にもあるように、そのせいか効果の割にそこまでマーケッターや手法が脚光を浴びることもなく、どちらかというと毛嫌いか無視され(どこまで自虐)、結果、他のマーケティング手法とシームレスな連携がされていない状態で今まで来てしまっている点はありますよね。実際にウェブで成功しているサービスの多くは検索マーケティングを最大限に有効活用し、他のマーケティングやサイトとも連動し相乗効果を上げているわけですが。ソーシャルやアドテクとの連携で検索マーケティングの効果を激増させることはまだまだ可能ですし、検索マーケティングが本当にセクシーになる時代は実はこれからなのかもしれません。 — SEO Japan [G+]
本質的なアルゴリズムの変更すぎるせいか?短絡的なSEOにつながらないためか余り話題にGoogleのハミングバード。今後のGoogleの根幹を担うアルゴリズムだけに、きちんと理解はしておきたいですよね。今回、サーチエンジンランドがハミングバードを意識したSEOのコツをまとめた分かりやすい記事を紹介していたのでここに翻訳。 — SEO Japan
書いてあることは、どれも当たり前の横道な話ばかりでしたね。逆にいえば、ハミングバードの導入・進化と共に、従来にテクニック寄りのアルゴリズムの裏をかいたようなSEOは通じなくなっているということでもあるのですが。その意味で「ハミングバードを気にしないSEO」というのはGoogleの進化の証明でもあり、結果「ハミングバードを意識したSEO」にもなるのでしょう。 — SEO Japan [G+]
Google Placesの結果リストが、あなたのキーワードで登場するなら(例:相当する結果と地図)、Google Placesのリスティングをすぐに整理すること。それは無料だし設定も簡単だ。特に競争の激しくない分野では、リスティングの作成が、さらなる最適化を必要とせずに上位表示に結びつくことがある。
正に記事通りの感想ではあるのですが、順位を上げるまでとはいわずとも何らかのランキング付要素に広告データが利用されている可能性は0ではないとは思いますし、少なくとも実装されたかはともかく検証はされていたでしょうね。ローカル検索やユニバーサル検索等、自然検索結果と広告の境目が限りなくグレーゾーンに近づいていますし、いずれにせよ確実に広告の方が露出があるのは事実なわけで、最近の広告への「広告」レーベルの付与も含め、今日のGoogleはこんな議論のはるか上を良くも悪くも進んでいる気もしますが。 — SEO Japan [G+]
しかし最初の「おにぎりと梅干」の組み合わせ、アメリカ人がこんなことを?と思いましたが、原文はピーナツバターとゼリーでした。ピーナツバターとイチゴの赤いゼリーが入ったサンドイッチ、アメリカに長年いた私が最後まで理解できなかった食べ物の一つだったので翻訳者の日本人にも腹落ちする改訳はグッドジョブでした。こういう細かなユーザーへの気遣いがコンテンツマーケティング x SEOには大事? — SEO Japan [G+]
数年前にGoogleが導入した「サイトスピード」というランキングシグナル、実際の順位にはさほど影響はないということで、SEO的には余り重要視されてきたわけではありませんが、今回サイトスピードと検索順位に関するGoogleの特許が認められた、ということで、その内容を改めてチェック。特許関連の記事となればもちろんSEO by the Seaから。 — SEO Japan
特にモバイルデバイスの普及&ウェブのグローバル化で必ずしもネットワーク環境が日本程良くないGoogleのサービスエリアは格段に増えていくと思いますし、Googleにとってもより重要な要素になっていくのでしょうか。SEO関わらずUX的にサイトスピードは大事なのは当たり前の話ですし、この記事をきっかけに再度あなたのサイトのスピードチェックをしてみては? — SEO Japan [G+]