Googleの8月13日の発表によると、Google Docs(ドキュメント)とSheets(スプレッドシート)とSlides(スライド)の英語用フォントが新しくなり、独自にデザインされた書体により速く読めるようになる。そのLexendと呼ばれるフォントを作ったThomas Jockin(トーマス・ジョッキン)氏は、Quicksandフォントの作者として知っている人が多いだろう。Googleは学生のためにいいと言っているが、読みやすいフォントはみんなが歓迎する。
そのLexendファミリーは8種のバリエーションがあるけど、書体そのものは一見ごく普通だ。標準的なサンセリフと言ってもいいだろう。でもその背後には、ジョッキン氏の詳細な研究の成果がある。そして彼のその研究は、Bonnie Shaver-Troupの研究がベースだ。
まず、サンセリフにはノイズが少ないから、それだけでも文字を読むスピードを上げる。さらに、バリアブルフォント(Variable Font)の技術を利用してLexendは字間のスペースや字形を拡張できる。
新しいフォントを試してみたい人は、ツールバー上のFontメニューへ行って「more fonts」を選び、そこからLexendを探す。見つかったらそれを自分のフォントリストに加えてDocsやSheetsやSlidesで使えるようになる。
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)