Googleドキュメントやスプレッドシートのフォントが新しく読みやすくなった

Googleの8月13日の発表によると、Google Docs(ドキュメント)とSheets(スプレッドシート)とSlides(スライド)の英語用フォントが新しくなり、独自にデザインされた書体により速く読めるようになる。そのLexendと呼ばれるフォントを作ったThomas Jockin(トーマス・ジョッキン)氏は、Quicksandフォントの作者として知っている人が多いだろう。Googleは学生のためにいいと言っているが、読みやすいフォントはみんなが歓迎する。

2019 08 13 0847そのLexendファミリーは8種のバリエーションがあるけど、書体そのものは一見ごく普通だ。標準的なサンセリフと言ってもいいだろう。でもその背後には、ジョッキン氏の詳細な研究の成果がある。そして彼のその研究は、Bonnie Shaver-Troupの研究がベースだ。

まず、サンセリフにはノイズが少ないから、それだけでも文字を読むスピードを上げる。さらに、バリアブルフォント(Variable Font)の技術を利用してLexendは字間のスペースや字形を拡張できる。

新しいフォントを試してみたい人は、ツールバー上のFontメニューへ行って「more fonts」を選び、そこからLexendを探す。見つかったらそれを自分のフォントリストに加えてDocsやSheetsやSlidesで使えるようになる。

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

Makerarmは、レーザー加工、3Dプリント、お絵描き、切削、組み立てまで全部をこなすオールインワンロボット

Makerarmは、ロボティック3Dプリンター、レーザーカッター、インク描画プリンター、工作機械、組み立て装置を全部まとめて卓上に収め、およそどんなものでも作ることを約束する ― ノートパソコン一式も(今回は代わりに木製ブロックにTechCrunchロゴを削ってくれた)。

3DレーザーカッターのGlowforgeがこれに近いがレーザー加工だけだ。Makerbotは高品質の3Dプリントを大衆化したが、レーザーカットその他Makerarmにある機能はない。

さらにこのマシンは、通常もっと高価でMakearmに可能な作業の一つしかこなせない機種にしかできないような、高品質な作品も作ることができると言っている。高精度のジョイントと高出力レーザーを備えて高品質な彫刻を可能にした他、Makerarmの3Dプリンターは、3Dプリンターの中で最大の作業領域(直径 30インチ=75 cm)を持つという。

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共同ファウンダーのAzam ShahaniはTechCrunchに、自分の欲しかったオールインワンのソリューションがないことに気付いたのでMakerarmを作ったと語った。彼のマシンは他の3Dプリンターやレーザーカッターと同様のしくみで動く。クリエーターがデザインを選びマシンに読み込めば、後はMakerarmが仕事をする。

Makerarmは今日(米国時間10/6)Kickstarterでプロジェクトをスタートする。超早割予約は999ドルだが、以降2199ドルのフルセットMakerSpaceまで価格は上がっていく。

最近TechCrunchのスタジオでMakerarmが動作するところを見る機会を得た(その時にTechCrunchロゴを削り出した)。上のビデオでこのマシンに何ができるかをShahaniが説明している。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook