LineにVineのような短篇ビデオ機能が加わる, 添付だけでなくビデオによる起呼も可能

世界最大のモバイルメッセージングアプリが、独自のやり方でソーシャル化を着々と進めている。今日現れたその新たな証拠は、NHN Japan CorporationLine、この、最新データでは登録ユーザ数約2億にもなるアプリの、iPhoneバージョンの最新アップデートv3.9.0に、また新たなソーシャル機能が加わったことだ。Android用のアプリにもそれは今後加わる。

Snap Movieと呼ばれるその新機能は、Vine的な短篇ビデオの共有を可能にする。これでLineのユーザは、このソーシャルで楽しい遊び場を去ることなく、そこに居たままで、お互いに新しい方法でコミュニケーションできる。

つまり、Lineの説明によると:

LINEのユーザは、自分のオリジナルなビデオクリップにBGMを付けて共有するという、世界的なトレンドに参加できる。

TwitterのVineと同じく、Snap MovieもLineのiPhoneユーザが画面上で指を下にスワイプするだけでビデオを録画できる。Vineの6秒という制限に対し、LineのSnap Movieは4秒から10秒までのビデオを共有できる。

Lineのビデオでは、BGMも付けられる。音楽でなく、ビデオと共に録音した音声でもよい。ビデオのポストは、Lineのチャットルームで個人またはグループ宛に行う。Lineの自分のホームにポストしたり、一度Lineにポストしたビデオを自分の携帯に保存することもできる。

下のは、私がこの機能で試し撮りしたビデオで、BGM(‘Where is my cookie’)を付けてコミカルな効果を演出している。

Line iPhoneアプリのv3.9.0アップデートは、ビデオによる起呼も可能だ。ライバルのWeChatやViberにはすでにあるし、しかもApple自身の FaceTime iMessageも今回オーディオをサポートした。


 
Line iPhoneアプリの新機能としてほかに、写真のアルバムをグループのコラボレーションで作る機能がある。またLine Homeのポストにはプライバシーのレベルを設定できる。そして、ブロックリストや隠しリストからユーザを削除できる。iOS 7のサポートも加わった。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


Facebook、iOSアプリをアップデート―新機能はボイスメッセージ、ビデオ録画と共有など

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Facebookは昨夜(米国時間1/28)、 iOSアプリをv5.4にアップデートした。今回追加された新機能でFacebookアプリはますます高度化した。

このアップデートの目玉はiOSのボイスメモと似たボイスメッセージ機能だ。ユーザーは簡単に音声メモを録音してアプリ内から友だちと共有することができる。またビデオを録画して共有する機能も追加された。

以前からFacebookメッセンジャーアプリを利用すれば最長60秒のボイス・メッセージを共有することができた。この機能が本体アプリに取り込まれたわけだ。

メッセージ入力窓の左側の+ボタンを押すと「音声を録音」アイコンが表示される。アイコンを押している間、録音が行われる。ボタンから指を離すとメッセージは自動的に相手に送信される。送信をキャンセルしたい場合は指を滑らせてアイコンから離す。

音声とビデオによるメッセージ機能のサポートに加えて、「付近の情報(Nearby )」タブの正確性も改良された。

Facebookはモバイル対応で苦闘を続けているが、この1年でアプリが強化されたことは確かだ。Facebookはメインのアプリに改良に加えて、Poke、メッセンジャー、カメラなどの新しいアプリをリリースしてきた。ザッカーバーグはモバイルこそ将来の最大の収益源だと語っている。

アップデートは無料で、App Storeから行える。〔日本版対応済み〕

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+

Twitterの「6秒ビデオ」アプリ、App Storeで公開―ビデオ版Instagramになれるか?

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Twitterはビデオ共有アプリ、VineApp Storeで公開したと公式ブログで発表した。

Instagramがソーシャルメディアの世界にセンセーションを巻き起こした後、Facebookに10億ドルで買収されたことは記憶に新しい。そこで「誰がビデオ版のInstagramになるだろうか?」という質問が胸に浮かぶのは自然だ。Twitterはこの問題を真剣に考えてきた。その回答が昨年10月のVineの買収だった。

ビデオ共有機能はTwitter本体に追加されるのではなく、スタンドアロンのアプリとして発表された。

VineはTwitter傘下であるだけに、Instagramのように突然APIサポートを打ち切ったりすることはない。ビデオはtwitter.comのストリーム中にエンベッドされて表示される。一方、Vineのウェブページでもこんなぐあいにビデオが見られる。

ユーザーはTwitterアカウントとは別に、アプリからVineのユーザーをフォローし、ビデオを共有したりコメントしたりできる。この点はInstagramと同様だ。

市場にはViddyやSocialCamなどすでに多くのビデオ共有アプリが出まわっている。しかしVineは複数のショットを自動的に6秒のビデオにまとめて公開できるという点で独特だ。

6秒のビデオクリップを作るのに編集作業は必要ない。アプリの画面を親指で押さえるだけで録画が始まる。指を離すと録画がストップする。また押さえると録画再開される。こうして撮った複数のシーンは自動的に1本のクリップに統合される。

最初のVineのビデオはCEOのDick Costoloが1月23日に投稿したもので、Vineの特徴をよく現している。

〔ビデオは原文参照〕

Vineアプリは現在App StoreでiPhoneとiPod touch向けが公開されている

アップデート: アプリにバグがあるようだ。起動の途中でシャットダウンしてしまう。うまく起動させる方法を探していることろだ。

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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+

Twitterが買収したVineを利用してビデオ共有のテスト―ディック・カストロがタルタルステーキのビデオをアップ

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昨年10月にTwitterはあまり知られていなかったビデオ共有サービスのスタートアップ、Vineを買収した。 AllThingsDによると、この買収を率先して進めたのはジャック・ドーシー自身だったという。ドーシーはTwitterの将来の発展にとってビデオ共有は非常に重要だと考えているらしい。ドーシーはまたInstagramの買収を熱望していたというが、こちらは実現しなかった。

今日(米国時間1/23)、TwitterはVineを利用したビデオ共有機能の実験を始めたようだ。CEOのディック・カストロ自身がビデオのリンクを投稿している。

くこうした短いビデオ・クリップの共有は間違いなく世界のTwitterユーザーが待ち望んでいた機能だ。

 

ツイートを拡張表示すると、ビデオが自動的にループ再生される。〔日本版:日本語環境ではビデオはエンベッドされないようだ。Twitterを訪問するかVineのリンク先を訪問すると表示できる。〕 残念ながら、ご覧のとおり、見た目に非常にうるさい。Twitterには早くちゃんとした「再生」ボタンを取り付けてもらいたい。

Financial Reviewが指摘しているとおり、これは「ビデオ版Instagram」だ。AndroidやiPhoneにはTwitterやYouTube向けのビデオ共有アプリが無数に出まわっている。FinancialReviewの記事によると、Twitterオリジナルのビデオ共有機能は6秒間限定で、現在のところスタンドアローンのアプリになるのか、Twitterの現在の公式アプリの一部になるのか不明だという。

Financial ReviewがTwitterのエディトリアル・ディレクター、Karen Wickreにビデオ・サービスのローンチについて取材したところ、Wickreはこう答えた。

…Vineの話だと思いますが、 … [サービスの公開は]まだしていないと思います。 ただ私はプロダクトの担当ではないので詳しいことはわかりません。

Vineが買収されたとき、われわれはTwitter自身とユーザーにとって善悪両面あると論じた。何百万という人々に対して撮ったビデオを即座にリアルタイムで公開できる能力というのは、ひとつ間違えばプライバシーの致命的な侵害にもなりかねない。

この機能が一般公開されれば、必ず近い将来に決して公開されてはならないようなビデオが公開されることになるだろう。どんなことが起きるか想像してみるのは難しくない。強力なツールには重い責任が伴う。ビデオはきわめて強力なメディアであるだけに、その運用にあたっては最大限の注意が払われねばならない。

Twitterの以前のメディア提携先、 Photobucketにもビデオ共有機能がああったが、TwitterはPhotobucketとたもとを分かってAviaryと新たに提携した。Vineを買収したからにはビデオ機能が近く公開されるのは理屈としては当然だ。

われわれもTwitterにコメントを求めているが、今のところ返事がない。

[写真:Flickr]

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