HTCが企業用のVive VRヘッドセットBusiness Editionを定価1200ドルで発売

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来週のE3はゲームなど楽しいことずくめと思うが、目下HTCの関心はビジネスだ。同社の好評なヘッドセットVibeの同社製“Business Edition”(ビジネスエディション)、Vive BEが出るのだ。それは、仮想現実を商用目的に使いたいと考えている企業がターゲットだ。

まずそのハードウェアだが、それは799ドルで買える標準のVibeとほとんど同じだ。構成はヘッドセットと二つのコントローラーと二つのベースステーションと四つのフェースクッション(これが重要)だが、お値段は1200ドルだ。400ドルの差は、なんだろう?

主な違いは、企業や商店などが使うのに必要な、サポートの充実だ。Business Editionを買った顧客は、電話によるサポートや期間12か月の保証書がつく。ただし、“保証に含まれない項目や制限がある”そうだ。またこの1200ドルの製品は、企業が一度にたくさん買うことができる。

同社のVR担当VPによると、この‘新製品’の発表は、“完全なVR体験を求める世界中の企業からの膨大な量の需要”に、対応するためだ。Business Editionはアメリカとカナダとイギリスとドイツとフランスでは今月ローンチし、グローバルな展開はもうすぐだ、と。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

このスターウォーズのバーチャルリアリティー実験は、常軌を逸した美しさだ


昨年6月、Lucasfilmといつのも仲間たち ― Industrial Light and Magic(ILM) 、Skywalker Sound ― は、協同でILM Experience Lab(ILMxLab)を設立することを発表した。新しいチームは、Star Warsの世界をバーチャルリアリティーの魔法の魅力へと変換することに力を注いでいる。

チームの最新プロジェクト、Trials on Tatooineは、かなり高性能なヘッドセット、HTC Viveを使ったVR実験(たぶんかなり短いという意味)で、それは…ものすごい…驚きの出来映えだ。

ILMxLabsの作品を初めて見たのは昨年12月のことで、Google Cardboard向けにJakku Spyを発表した時だった。残念ながらGoogle Cardboardは、入力に関しては能力不足のため、Jakku Spyは主に、座って見るタイプの体験だった。

しかし今度は、HTV Vive用に開発されている…これは、Viveの超精密フルモーショントラッキング、ハンドヘルドコントローラーを使えることを意味している。そして、もちろんそれは、ライトセーバーを意味する。

ILMxLabのチームは、この新しい実験の非公開デモを、今週のGDCカンファレンスで行うが、いつ、どうやって、そもそも一般公開するのかについては何も語っていない。殆どの人はHTC Viveをまだ持っていない ― 何しろViveの予約分でさえ4月まで出荷されないのだから。

[via RoadToVR]

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook