「出すのは早すぎた」鳴り物入りで登場したニコキャスが6日で終了

いくらなんでも早すぎませんか? 「ニコニコ生放送以来の大型新サービス」と鳴り物入りで登場したライブ動画配信サービス「ニコキャス」が、早くも12月17日に幕を閉じることとなった。12月12日のサービス開始からわずか6日。記事では「ついにベールを脱ぐ」と書いが、即効でベールをかぶってしまうようだ。

サービス終了は15日に告知ページで発表された。その理由が技術的な問題なのか、法律的な問題が生じたのかは一切明かされていない。告知ページには「出すのは早すぎたという結論に」と理由が書かれているのみ。ドワンゴ広報に確認したが、告知ページ以外の内容はコメントできないとのことだ。

告知ページには「出直してまいりますので、次回のリリースをお楽しみにお待ちください」と書かれているが、そもそも告知ページのタイトルは「サービス終了のお知らせ」。本当に再開するのか、それとも終わるのかわからないが、続報が出たらお伝えしたいと思う。


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TechCrunch Japan

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