「シューマツワーカー」運営のシューマツワーカーは12月17日、「副業系サービスカオスマップ2019年版」を公開した。
シューマツワーカーは2017年7月に正式リリースされた、副業したい人と企業をつなげるサービスだ。これまで800件以上のマッチング実績がある同サービスでは、Web業界での経験が豊富なエンジニアやデザイナー、マーケターなど1万6000名以上が登録している。なお、同社は同日、転職エージェントサービス「LIFE is(ライフイズ)」の事前登録を開始したことも併せて発表した。
シューマツワーカーによると、2017年に同社が副業系サービスカオスマップをリリースしてからも、サービスの数は年々増加してきた。同社は「2018年1月に厚生労働省によってモデル就業規則における副業、兼業部分の改定案が提示されたこともあいまって、副業が“トレンド”から“当たり前のもの”に定着し始めていることがわかります」とコメント。だが一方で、クラウドソーシングのサービスに関しては微減しており、ランサーズが上場したことなどからクラウドソーシング市場は盛り上がりを見せているが、サービスは一部に集約されつつあることがわかる、と説明している。
シューマツワーカーは、2019年のトレンドに関して、「YouTubeや17 Live(イチナナライブ)などの『インフルエンサー型』の副業が昨年よりさらに注目を集めた。芸能人や法人の参画などもあり、今後さらに盛り上がると思われる」と解説。そして、同社によると、TechCrunch Japanでも何度も紹介しているタイミーなどのスポットバイト型のサービスは、他の領域に比べて副業のハードルが低いことから注目を集め、今後は副業における課題を解決するサービスが今後さらに増えると考えられる、と加えた。