Appleは私たちに、夢を抱(いだ)けと教えた。
同社がiPod、iPhone、iPadなどの革新的な製品を出してきたとき私たちは、心の中に思い描いたものがある日現実になるのだ、と感じた。だからこそElon Muskは飛行する自動車を作り始めたし、Pebbleの連中はスマートフォンを腕に着けることを考えた。
でも、中には、もっとすごいものを夢見る人たちもいる。
たとえば、Set Solutionが考えた次世代iPhoneのコンセプトはどうか。それは、とんでもなく薄いiPhone Airと、とんでもなく曲がったiPhone 6Cだ。すでにお分かりと思うが、このCはCurved(曲がっている)のCだ。
とくに美しいのは、iPhone Airだ。ベゼルとフレームのない全面ガラスのディスプレイで、横から見るとあまりにも薄いので、何もないように見える。ただしこの夢の実現には障害も多いだろう。最大の難関は、十分な持続時間を持つ電池の開発だ。
次のビデオは、曲面スマートフォンiPhone 6Cだ。CはColorのCでもあるので、外殻はカラフルなプラスチック、そしてディスプレイの面は大きく湾曲している。
Appleは実際に曲面ディスプレイを開発中で、特許も取ったようだ。でもAppleという会社は昔から、実際に製品化しないありとあらゆる技術で特許を取るところだからね。
見てお分かりのように、これらのビデオを作ったのはAppleではない。Appleとは何の関係もないビデオだ。しかも、これらの技術はどれも、実現しない夢で終わるだろう。
でも、夢はどんな夢でも許される。Appleも、いろんな夢を望むだろう。
楽しい金曜日を。
[出典: CNET]
[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))