アップルがサプライヤーのクリーンエナジーへの取り組みを公開

Apple(アップル)は、現在44社のサプライヤーがAppleのプロダクト製造においてグリーンエナジーの使用に取り組んでいることを発表した。これはすべてのサプライヤーが再生可能エネルギーを使っているという意味ではなく、また、すべての顧客に対して100%クリーンなエネルギーを使っているというわけでもないが、取り組み自体は評価できるだろう。

Appleのすべての施設、例えばオフィスや小売店、データセンターはすでにクリーンエネルギーにて運用されている。しかし、同社はサプライヤーにおいても大量の設備や労働者が存在していることを認識していた。それゆえに、Appleは中国にて再生可能エネルギープロジェクトを援助するファンドを立ち上げたのだ。また、グリーンボンドに対しても25億ドル(約2800億円)を出資している。

このような取り組みの一環として、Appleは日本にて屋上太陽光発電に出資したり、またMacBook AirやMac Miniに再使用アルミ合金を使用している。

Appleはサプライヤーにて4ギガワットの再生可能エネルギーの使用を2020年までに目指すとしていたが、これは同年までに達成できる見通しだ。実際には、間接的に5ギガワットのクリーンエネルギーが使用される予定だ。

サプライヤーにはFoxconn(フォックスコン)やWistron(ウィストロン)、TSMC、Corning(コーニング)、STMicroelectronics(STマイクロエレクトロニクス)、それに数多くの消費者には馴染みのないメーカーが含まれている。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter