アップルがwatchOSアップデートによりトランシーバーアプリの脆弱性を修正

米国時間7月22日のwatchOSのアップデートにより、トランシーバー(Walkie Talkie)アプリが復活した。watchOS 5.3のリリースノートには、「トランシーバーアプリの修正を含む重要なセキュリティアップデート」と記載されている。

この機能は、Apple(アップル)が虚弱性を見つけた2週間ほど前に無効化された。その詳細は明らかにされていないが、watchOS 5にて搭載された機能を即座に無効化するのに十分な内容だった。

トランシーバーアプリを使うと、2人のユーザーはお互いに短いチャットメッセージを送ることができる。これはApple Watchをフル機能のコミュニケーションツールとして使う複雑さを軽減し、ボイスメッセージを使うよりもスピーディーにメッセージをやり取りすることができる。

watchOSのアップデートはすでに入手可能だ。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

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TechCrunch Japan

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