スマートフォン全体の需要が落ち込んでいる中で、AppleのiPhoneの減産を予想するアナリストが日に日に増えている。今日(米国時間12/28)は、米金融大手Citi Groupの調査部門Citi Researchがその仲間に加わった。
ロイターによると、Citi ResearchのアナリストWilliam Yangは、今四半期のiPhoneの出荷台数を以前の予想より500万台下げて4500万台としている。もっと人気者のAppleアナリスト、TF International SecuritiesのMing-Chi Kuoも、先月初めに、iPhoneに関しこれと同様の鈍い予想を発表していた。
Yangの予想の中でとくに暗いのが、6.5インチのiPhone XS Maxだ。クライアントに宛てたリサーチノートの中でYangは、2019Q1のiPhone XS Maxを最初の予想より48%減らしている。
Yangは一連の暗い予想の根拠として、Citi自身の次のような見方を挙げている: “2018年にiPhoneは在庫縮小段階に入ったが、それはサプライチェーンにとって凶兆である”。
2週間前にKuoが発表した2019年のiPhone出荷台数では、前年比5-10%下げ、となっていた。そして第一四半期の出荷台数予想は、彼の最初の予想より20%少なかった。
画像クレジット: Apple