ガーミンがSuica決済対応GPSスマートウォッチ「VENU SQ」発表、水中対応光学式心拍計も搭載

ガーミンがSuica決済対応GPSスマートウォッチ「VENU SQ」発表、水中対応光学式心拍計も搭載

ガーミンジャパン(Garmin)は11月19日、タッチスクリーン型GPSスマートウォッチ「VENU」(ヴェニュー)シリーズ新製品として、Suica決済対応エントリーモデル「VENU SQ」(ヴェニュー エスキュー)、「VENU SQ Music」(ヴェニュー エスキュー ミュージック)を発表した。VENU SQの価格は税抜2万4800円、VENU SQ Musicは2万8800円。予約受付開始は11月26日から。発売は12月3日予定。

VENU SQ(Shadow Gray/Slate、Orchid/Metallic Orchid、White/Light Gold)

VENU SQ(Shadow Gray/Slate、Orchid/Metallic Orchid、White/Light Gold)

VENU SQ Music(Black/Slate、Light Sand/Rose Gold、Navy/Light Gold、Moss/Slate)

VENU SQ Music(Black/Slate、Light Sand/Rose Gold、Navy/Light Gold、Moss/Slate)

VENU SQシリーズは、ウェルネスライフに欠かせないヘルスモニタリングやフィットネス機能に加え、通知機能やSuica対応のキャッシュレス決済機能などを採用したGPS搭載スマートウォッチのエントリーモデル。サイズは40.6×37.0×11.5mmで、重量37.6g。240×240ピクセルの1.3インチディスプレイ搭載。

スマート機能では、電話・メール受信など基本機能だけでなく、キャッシュレス決済機能としてGarmin Payに加え交通系ICカード「Suica」もサポート。iOS、Android対応。低バッテリー時でもSuicaが利用できるNFCモードも搭載している。

ヘルスケアをサポートするモニタリング機能では、水中対応光学式心拍計を軸として、心拍数や呼吸数、睡眠、水分補給、生理周期、Garmin独自のカラダのエネルギーレベルの指標Body Battery、歩数など、健康管理に関連する様々なデータのトラッキングが可能。心拍数は水中での計測も可能で、入浴時やウォーターアクティビティ時もモニタリングできる。

また、GPS機能による移動距離・スピードなどスポーツ時の各種計測に加え、ランニング、サイクリング、ブレスワーク、水泳、ゴルフなど20種類以上のスポーツアプリを搭載。有酸素運動、ヨガ、筋トレ、ピラティスなどプリロードされたワークアウトを使用して独自のワークアウトを作成することも可能。特定の活動中に事故を検知すると、登録された緊急連絡先にアラートを送信する救助要請機能も設定できる(Bluetooth対応スマートフォンとの接続が必要)。

音楽再生機能は、複数のストリーミングアプリに対応(VENU SQ Musicのみ)。Spotify、Amazon Music、LINE Musicなどのストリーミング配信サービスのプレイリストを含め、楽曲を時計にダウンロードできる。最大500曲の音楽ファイルをデバイスに直接保存可能。衛星受信機能としては、GPS/GLONASS/GALILEO/みちびき(補完信号)をサポート(マルチGNSS)。

バッテリー駆動時間は、スマートウォッチモード:約6日間、GPSモード:約14時間、GPS+音楽モード(VENU SQ Musicのみ):約6時間。防水機能は5ATM(50m防水)。

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カテゴリー:ハードウェア
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TechCrunch Japan

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