いや、これは理にかなっている、たぶん。キッチンは以前から、メーカーがこの種のスマートスクリーンの使いどころとして注目していた場所だ。だったら、キッチン用品メーカーのKitchenAid/Whirlpoolがその流れに乗ろうとするのは不思議ではない。
KitchenAid Smart Displayというシンプルな名前の製品は標準的なスマートスクリーンのように見える——Lenovo製品のデザインからいくつかヒントを得たと思わせる外観(ただしベゼルは異様に広い)。
しかし大きな差別化要因は、Yummly、同社が2年前に買収したレシピ検索エンジンだ。これとGoogle Assitantが組んだことで、レシピとクックングガイドが、10インチ防水ディスプレイの中心に据えられている。
正直なところ、KitchenAidブランドのデバイスを、たとえば、Google Home Hubをさしおいて選ぶ理由はおそらくない——たとえキッチン専用に使うつもりでも。しかし、KitchenAidが売り方さえ間違えなければ(Target、Lower’sなどのホーム/キッチンストアなど)、かなりの数を動かすことができるだろう。
Whirlpoolは新しいProバージョンのYummlyもCESでデビューさせ、カーラ・ホール、リチャード・ブレイズ、ジェット・ティラ、ダニエル・ホルツマンといったプロのシェフたちの技を同プラットフォームに取り込んでいる。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook )