フリーランスのマーケットプレースであるFiverrは米国時間9月15日、大企業のチームがフリーランサーたちと一緒に行う仕事を管理するためのサービスを立ち上げた。
CEOのMicha Kaufman(ミカ・カウフマン)氏によると、Fiverrはすでに大企業と一緒に仕事をする機会があり、今回の新製品であるFiverr Businessは彼らのニーズに合わせて設計されているという。
「企業が必要としているのは、チームのアカウントを管理し、プロジェクトを定義し、予算を割り当て、進捗を追跡し、社内のコラボレーションができるためのツールだ。Fiverr Businessはそれらのすべての機能とプラスアルファを提供する。例えばFiverr Businessでは、個人的な秘書役への排他的アクセスがいつでも可能で、管理職的な仕事や全般的なプロジェクト管理、タレントマッチングなどの職務をサポートしてもらうことができる」とカウフマン氏は述べている。
パンデミックによって企業はリモートワークでの採用を強いられており、それが収益を圧迫しフリーランサーを利用する機会がますます増えている、とカウフマン氏はいう。「2020年代は、企業が自らのワークフローに本格的にフリーランサーを統合し、それに投資を行い、そのやり方を学習する10年になるだろう」と語る。
FiverrのグループプロダクトマネージャーであるMeidad Hinkis(メイダッド・ヒンキス)氏はこの新サービスのデモを行いプロジェクトの作り方や、チームメンバーの割り当て、フリーランスの予算設定などの部分を見せてくれた。また、本サービスにはチームが抱えた仕事に対して、内部と外部の両方からフィードバックを提供できる機能があるとのこだ。
ヒンキス氏によると、Fiverr Businessでは、特定の選ばれたフリーランサーのプールを利用できる。またカウフマン氏のように、顧客はアシスタントにアクセスして、フリーランサーを見つけてもらったり、プロジェクトの管理を頼んだりできる。
Fiverr Businessは、50名までのチームなら年間149ドル(約1万5700円)で利用できる。初年度は無料だ。「このプロダクトには自信がある。みなさんも真価を納得してから採用を決めて欲しい」とヒンキス氏はいう。
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画像クレジット: Fiverr
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)