リーク前から、Galaxy Buds Proが登場することはみんな知っていた。Apple(アップル)のAirPods Proに負けないよう、Samsung(サムスン)が音質とアクティブノイズキャンセリング(ANC)を向上させることも折り込み済みだった。しかしここでの真の秘密兵器は価格だろう。
米国時間1月14日朝に行われたGalaxy S21の発表で、Samsungはワイヤレスイヤフォンのフラグシップモデルの価格を200ドル(約2万1000円)以下に抑え、AirPodsの希望価格よりも50ドル(約5200円)安く設定した。これは在庫処分の価格ではないが、199ドル(約2万1000円)というのはかなりリーズナブルだ。そしてSamsungの実績からしっかりしたものであることが期待できる。
Galaxy Buds Proのバッテリー駆動時間は5時間。ANCとBixby Voiceをオフにすると8時間になる。これくらい駆動すれば、イヤフォンなしの時間もやり過ごせる。そしてケースを使えば、駆動時間は18時間に、ANCとBixby Voiceがオフであれば28時間になる。かなり小さなケースでこの駆動時間はすごい。
デザインは、Galaxy Buds Liveのビーン(豆)デザインを改良したもので、デザインと耳の接触部分を減らすようエルゴノミックなものになっている。Samsungによると、ANCは周囲の音を最大99%遮断することができる。遮断の程度は変えられる。11mmのウーハーと6.5mmのツイーターを内蔵し、通話のためのマイクも搭載している。
スマホとタブレット間の自動切り替え、Dolbyヘッドトラッキング、Galaxy S21でのビデオ撮影のためのマイク機能など、Samsungデバイス向けの特別な機能もある。
Galaxy Buds Proは3色展開で、注文の受け付けは始まっている。米国時間1月15日発売。
カテゴリー:ハードウェア
タグ:Samsung、イヤフォン、CES 2021
画像クレジット:Samsung
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(翻訳:Mizoguchi)