John McAfee陣営からちょっと興味深いニュースが飛び込んできた。アメリカの著名な(そして最も楽しませてくれる)サイバーセキュリティー専門家が、新たな乗り物を手に入れた。
ソーシャルゲーミングアプリを所有、運営する会社であるMGT Capital Investments (NYSEMKT: MGT)は、John McAfeeをエグゼクティブチェアマン・CEOに 指名したことを発表した。MGT Capital Investmentの時価総額は1000万ドル以下で、NYSEのスモールキャップ市場で取引きされている。これは、あらゆる面で個人経営的な「公開」企業ではあることを意味している。
そして何よりも、同社は企業名をJohn McAfee Global Technologieに変更すると言っている。
それでMcAfeeはここで何をやろうとしているのか? よく聞いてくれた。新たな地位と「引き換え」に、MGT Capital Investments John McAfee Global Technologiesは、D-Vasiveとの正式な資産購入契約を完了。D-VasiveはMcAfeeのiPhoneアプリで、様々なアプリが内部ハードウェア機能をどのように使っているかを監視することができる。
つまりは、人材付き買収だった!
しかしそれだけではない! ソーシャルゲーミングのスタートアップは、コンサルタント契約をFuture Tense Secure Systemsと結んだことも発表した。このサイバーセキュリティー会社を率いるのは他でもない…John McAfee!
つまり、ある「会社」がMcAfeeを雇い、自らの社名に彼の名を冠し、彼のスタートアップを買収し、さらにコンサルティング費用を彼に払う。おわかりかな。
McAfeeの報酬は公表されていないが、同社は30万ドル、およびMGTの限定株式2380万株(同社の約47%)を、McAfeeの前の会社、D-Vasiveに支払う。
契約は、慣例的な完了条件の対象となり、MGT株主の承認もその一つだが、どうやらこれは、多くの発行済み株式保有者のいる典型的公開企業ではないようだ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)