スタートアップを育てるBetaworksが日本のDigital Garageから$10Mを獲得–日本のSUの合衆国進出を支援

ニューヨークのスタートアップ育成企業Betaworks英語Wikipedia)が、日本のデジタルメディアインキュベータでTwitterの投資家でもあるDigital Garage日本語Wikipedia)から1000万ドルの資金を調達した。同社はこの12月にも、2000万ドルの資金調達ラウンドを完了したばかりである。

BetaworksのファウンダJohn Borthwickによると、Digital GarageはBetaworksにとてもよく似ている、“彼らも企業を育成する投資家だ”。“日本市場だけでなく、アジアや合衆国の市場でも長年仕事をしている”。

今回のパートナーシップには、日本のスタートアップの合衆国進出を今後支援していく、という意味合いがある。

WSJの記事によると、1000万ドルのうち750万ドルはDigital Garageが出し、残る250万ドルはAdrian Aoun、Blake Krikorianなどのエンジェル投資家が出資する。

Borthwickによると、12月に4年ぶりの資金調達として2000万ドルを獲得したことを契機に、同社と組んでスタートアップ育成事業を展開したいと考えるそのほかの投資家たちから提携の打診がいくつかあった。

Digital Garageは、Betaworksに投資している高名な投資家たちの仲間入りをすることになる。それらは、TumblrのDavid Karp、SalesforceのCEO Marc Benioff、Yahooの創業者Jerry Yang、TwitterのEv Williams、SummizeのファウンダAbdur Chowdhury、PathのDave Morin、 Nickelodeonを築いたGerry(Geraldine) Laybourneなどだ(彼女は最近Betaworksの取締役会に加わった)。

Betaworksは自称、‘スタートアップを作る工場’だ。既存の企業にシード資金を提供したり(Airbnb、Kickstarter、…)、新たなスタートアップの誕生を助けたりしている(Digg、Dots、Chartbeat、Bitly、Poncho、Telecast、そして最近ではクラウドファンディングによる株式投資を行うAlphaworks、…)。

[原文へ]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))