チームコラボツールtoaster team開発のnocoが総額7500万円調達、リリース2カ月で1300社が導入

チームコラボレーションツールtoaster team(トースターチーム)を開発・運営するnocoは10月8日、総額7500万円の資金調達を発表した。第三社割り当て増資による調達で、引受先はアプリコット・ベンチャーズ、STRIVE、VOYAGEVENTURES、個人投資家。

toaster teamは、組織内の情報共有やコミュニケーションなどの共同作業を支援するクラウドサービス。業務マニュアルや手順書を手軽に作成できるレシピ機能、日報・企画書・議事録を共有するノート機能、画像編集機能、用語集管理、タスク管理機能 など、ワークマネジメントに必要な機能を1つにまとめている。GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシート、Googleスライド、SNSなどのコンテンツを張り付けることも可能だ。

同社によると、2020年10月現在、東証一部上場企業から個人事業主まで1300社超の企業が導入しているとのこと。なおベータ版の導入時点で導入企業は700社を突破しており、2020年度中には2000社への導入を目指す。

toaster teamには利用料金がかからないがデータ上限のある無料プランのほか、1チーム(11名以上)あたり月額800円の有料プランを提供する。今後は、SlackやMicrosoft Teamなどの法人向けメッセンジャーサービスとの連携も進めていく。

今回調達した資金は、プロダクト開発の強化およびカスタマーサポート体制の立ち上げなどの採用などに充てられる。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:noco、toaster team、資金調達、コラボレーションツール

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。