本日、モバイル・マーケティングのmParticleがシリーズBにて1750万ドルを調達したことを発表した。
ニューヨークを拠点とする同社が展開するのは、マーケッターが各種Webサービスからユーザー・データを集め、そのデータを他のマーケティング分析ツールに落しこむとができるというサービスだ。共同創業者兼CEOのMichael Katzは、複数のツールを統合するうえで生じる問題や技術的な問題をこのサービスによって解決できるだけでなく、より統一されたユーザーの全体像を把握することが可能になると話す。
既存のタグマネジメントやデータマネジメント・ツールとの違いについて、Katzは「今私たちが住んでいるのは、消費者が企業とマルチスクリーンに交流する時代です。そして、モバイル・ファーストかつアプリ中心の時代です。昨日私たちがマーケットに送り出したツールを利用すれば、その時代ならではの問題を解決することができ、このツールがなければマルチスクリーン・アプリの環境に適応するのが困難になるか、もしくは、まったく適応できないということになりかねないでしょう」。
今回のラウンドはBain Capitalによってリードされ、Social Capital(今年はじめにmParticleが1500万ドルを調達したシリーズAのリード投資家)も出資に参加している。
mParticleによれば、同社サービスでは毎月10億人のモバイルユーザーに関するデータを管理しており、Jet、Hulu、Foursquare、Postmates、Chick-Fil-Aなどの企業が新たに同サービスを利用し始めたという。
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