Googleは今でも精力的に、Google MapsのStreet View機能にいろんなものを取り込んでいる。今日ローンチされたのは、岩壁を刻んで作られたヨルダンの古都Petra(ペトラ)だ。これは古くから、世界の七不思議の一つ、と言われていたほどの‘奇観’だ。もっとも、何が世界の七不思議かについては諸説があるけど。なお今回は、ヨルダンのそのほかの、およそ30箇所の史蹟の画像も加わった。
これは、ギザのピラミッドやイラクのリワ砂漠、UAEのブルジュ・ハリーファなどに続いて、GoogleのStreet Viewに取り入れられた五つ目のアラブ世界の景観だ。
このプロジェクトにはヨルダンのラーニア王妃が大いに協力し、プロモーションビデオのナレーションも王妃が担当した。
いつものとおり、使われたのは撮影専用のバックパックStreet View Trekkerだ(上図)。ネパールでもグランドキャニオンでもガラパゴス諸島でも、撮影にはこれが使われた。
近くヨルダンへ行く予定のない人でも、この仮想旅行で、ペトラの宝物庫や古都の街路、修道院などを訪れることができる。