商用車販売特化の中古車EC「トラッカーズマーケット」など手がけるAzoopがシリーズBファーストクローズで9億円調達

商用車販売特化の中古車EC「トラッカーズマーケット」など手がけるAzoopがシリーズBファーストクローズで9億円調達

トラック運送業向けに車両売買プラットフォームや運送業務支援SaaSなど「トラッカーズ」ブランドを展開するAzoopは12月24日、シリーズBラウンドのファーストクローズとして9億円の資金調達を実施したと発表した。引受先は、既存投資家のジャフコグループ、新規投資家のモノフル。累計調達額は13億7000万円となった。2022年2月に追加の資金調達を予定しており、同ラウンドにおける調達額は約13億円、また累計調達額は約18億円となる予定。調達した資金は、人材採用や各プロダクトの開発にあてる。

トラッカーズブランドで提供しているサービスは、商用車販売に特化した中古車EC「トラッカーズマーケット」、商用車買取に特化したオンラインオークション「トラッカーズオークション」、運送業務効率化クラウドシステム「トラッカーズマネージャー」。こうしたサービスにより、古い慣習が色濃く残る物流・運送業界のデジタル化を進め、利益最大化と業務効率化に貢献していくとのこと。

2017年5月設立のAzoopは、トラッカーズのブランドにより「仕組みを変えて、『はたらくクルマに関わる個人と企業』の選択肢と可能性を広げていく」というブランドミッションを実現するとしている。

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TechCrunch Japan

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