ここまでの大統領選レースに悲しみ、怒り、喜び、混乱しているあなた。もし、誰に投票すべきか本当に迷っているなら、IBMが教えてくれるかもしれない。あなたの気分に応じて。
Watson Electionsは、IBMのスーパーコンピューターにとって驚くほど稀な政治関連アプリケーションの一つで、あたなの気に一番合った候補者を選んでくれる。今日(米国時間5/8) ニューヨークのブルックリンで行われたTechCrunch Disruptハッカソンのステージでデビューを飾った。
もしあなたが今、怒ってむかついているなら、ドナルド・トランプがいいだろう。怒りがやや少なく、ただ悲しいだけなら、バーナー・サンダースがぴったりだ。
もちろん、今が本当に幸せな人にも、トランプは期待に答えてくれる。
Watson Electionsは、自然言語処理を利用して、各候補者が報道で語った言葉に基づいて彼らの全体的ムードを判断する。例えば、ヒラリー・クリントンはあらゆる感情表現が低く、これは彼女の中立的な言葉のためだ。
IBMの研究者、Nikos AnerousisとJinho Hwangのふたりは、ハッカソンで徹夜した後にこのアプリケーションを完成させた。
彼らは、あといくつかアプリに機能を追加したいと私に言った。その一つは、候補者が嘘をついているかどうか。あるいは、有権者の感情に基づいて、最終的に誰が当選するかを予測すること。
アプリが有効かどうかを確認するためには、まだ多くの仕事が残っている。なにしろ、一晩でひねりだされたプログラムだ。
「こうしたモデルに必要なのは、正確なトレーニングセットだ。結果を検証し、何が正しいかを確認する必要がある」とAnerousisは言った。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)