家にあるハードディスクがそのままクラウドファイルサーバになるYounity

今年の初めに休暇旅行でアイスランドへ行き、たくさん写真を撮った。とても美しい国で、とくに光(真夜中の太陽)がすごく独特だ。でもこれまでは、それらの写真を誰にも見せなかった。私のアイスランドの写真は自分のコンピュータのハードディスクの上にあって、忙しい(or怠け者の)私には、Webにアップロードするひまがなかったのだ。だから、友だちや家族に“アイスランドはどうだった?”と聞かれると、いつも、“すばらしかったわ。そのうち、すごい写真をアップロードするからね”、と答えていた。

でも今度出たYounityというアプリケーションは、こんな状況を過去のものにしてくれる。YounityはロサンゼルスのスタートアップアクセラレータMuckerLabの今期生だが、自称“パーソナルクラウド”というものを作って、ユーザのいろんなデバイス上にあるすべてのファイルに、いつでもどこからでもアクセスできるようにしてくれる。

今月初めにL.A.へ行ってMuckerLabを取材したとき、Younityの協同ファウンダErik Casoに会った。彼のピッチ(pitch, 売り込みトーク)はとてもおもしろくて、これなら家のコンピュータにあるアイスランドの写真に自分の携帯からアクセスできそうだ、と感じた(おっと、今クライアントアプリはiPhoneのみ)。要するにそれは、クラウド体験があなたの身近にやってくること…あなたの方がクラウドへ行くんじゃなくて。

まだ初期的な段階のアプリケーションのようだが、将来性は大いにありそうだ。今後の成熟が楽しみ。では、上のビデオでCasoのインタビューをご覧いただこう。

〔余計な訳注: 調べるひまがなくて読者には申し訳ないが、Android(==Linux)上にはとっくにこんなアプリ/アプリケーションありそう。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))