寿命の短い第二鍵によるクラウド認証を提供するScaleFTがシードで$800Kを調達

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Rackspaceの元役員や技術者たちが始めたDevOpsサービスScaleFTが今日(米国時間5/11)、本家Rackspaceからの戦略的投資として80万ドルのシード資金を獲得した、と発表した。この投資ラウンドには、CoreOSのCEO Alex Polviなど、数名のエンジェル投資家も参加した。なお、PolviはRackspaceの出身だ。

前から報じられているように、RackspaceはクラウドサービスとしてAmazon(AWS)やGoogle、Microsoftなどと競合するだけでなく、それらのユーザを顧客とするサービスを提供しようとしている。ScaleFTの協同ファウンダでCEOのJason Luceが言うように、ScaleFTのプロダクトはRackspaceのそういう最近の方向性にもフィットしているのだ。

Luceは今日の声明文の中で、“RackspaceはAWSやGCE、Azureなどのユーザが利用するサービスを積極的に手がけてきたが、ScaleFTはそういうRackspaceのOpsチームが彼らの新しい戦略のために必要とするツールを、より高度化する。Rackspaceが弊社の取り組みを支援するのは、そのためである”、と述べている。

同じく今日ローンチするScaleFTの最初のプロダクトScale Accessは、サーバへのアクセスをより容易に、そしてよりセキュアにする。同社の主張によると、SSHの秘密鍵に基づく認証ソリューションは、面倒であるだけでなく、実はそれほどセキュアではない。“今あるRSAやX.509、SSHなどの技術はあまりにも複雑なので、企業がそれらをもっとも効果的に利用することが難しい”、とLuceは述べている。

それに対してScale Accessは、有効期間が数分と短いキーを使用し、その認証ソリューションはGoogle AppsやSAMLのようなシングルサインオンのソリューションに統合できる。そのためそれは、認証のための第二要素を必要とするツールで利用できる。

つまりSSHをそのまま使えるし、AnsibleなどのIT自動化ツールも従来どおり使える。そしてScaleFTのサービスが、VPNやWebアプリケーションや、そのほかのインフラストラクチャサービスへの証明を発行するのだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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