今日(米国時間11/3)、GoogleはNexuxの新モデル2機種に新しいカレンダー・アプリを搭載したことを発表した。今回対象となったのはLollipop 5.0のNexus 6とNexus 9だ。新カレンダーはLollipop 5.0とAndroid 4.1以降のすべてのデバイスで作動し、近くGoogle Play Storeで公開される。
現行のGoogleカレンダー・アプリは基本的にマニュアル操作だ。日付も時間も手でスクロールして選択しなければならないし、イベント名、場所、人名なども手打だ。新しいアプリはユーザーがイベントの入力を始めると自動補完で候補が表示されるようになった。
下に簡単なデモ・ビデオをエンベッドしてある。
新しいスケジュール・ページにはイベントの場所が地図で表示される。またイベントの場所の写真やイラストを含めることができる。Googleは「あなたの一日をちょっと明るくします」と説明している。
アシストというのはユーザーの過去の行動からイベント内容を提案する便利機能だ。たとえば毎週、ある友達と公園でジョギングしていると、新しいGoogleカレンダーはユーザーが「run…」と入力し始めると同時に公園と友人の名前を提案してくれる。
Googleカレンダーでもっとも重要な情報はイベントそのものだ。新アプリはイベントの情報をメールの受信トレイから収集する。たとえば、3週間後のニューヨーク行きのフライトを予約すると、カレンダーは予約確認のメールから情報を得て、正しい日付に時間、空港、フライト番号などを自動的に入力する。またそのフライトが遅延すると自動的にアップデートされる。
GoogleによればiPhone版も開発中だという。現在作動しているのはLollipop 5.0版だが、近くAndroid 4.1以降で作動するバージョンがPlay Storeで公開される。詳細はGoogleの公式ブログで。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)