Googleは今日(米国時間9/29)Nexus 6Pを正式に発表した。やや低調だったNexus 6の後継機種だ。Huaweiと協同で設計された。今日のイベント後に本誌はNexus 6Pの設計責任者で工業デザインマネージャーのJeff Hoeferに話を聞く機会を得た。Hoeferは2月にGoogleに入社する前、9年近くAppleにいた。
「これは進化だ」と彼は言った。「われわれがやったのは、[Nexus 6]で何が起き、その前の年にNexus 5で何が起きたかを調べることだった。5シリーズでしたことは進化的な変化だった。6ではもう少し特徴的な、市場で他と大きく異なることをやりたかった。
Hoeferは新機種のメタルボディーが特に自慢だ。「非常に彫りが深い。こんな削り出しアルミニウムの携帯電話は見たことがない。これを作るのはとても難しい。われわれはメーカーを強く押して良い仕事をしてもらった」
実に無駄のない自然なデザイン。
しかしこの端末で最も特徴的なのは、裏面のわずかに飛び出した黒い帯だ。ここにカメラとフラッシュとレーザーセンサーが配置されている。
「私にとってこの黒い帯は、デジタル世界を電話に持ち込む入口。何か神秘的なものが欲しかった」と彼は言う。「ここにはサファイアレンズのような本当のカメラレンズがないことに注目してほしい。これは非常にユニークなガラス工細工だ」。
彼はこの帯のおかげで端末がテーブル上でぐらつかないことも指摘した。「出っぱりは作りたくなかった。これは平らに置ける」。Nexus 6はぐらついて回転した。「アルミボディーは穴が少ない方がいい。実に無駄のない自然なデザインだ」。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)