新しいOculus Riftとタッチコントローラーを近くで見てきた

本日(米国時間6/11)本誌は、ついに公開されたOculus Riftの消費者向けVRヘッドセットを間近で見る機会を得た。さらに、仮想環境とのやりとりをずっと簡単にする、Oculus自身の設計による独自の入力装置、Oculusタッチコントローラーも初めて見ることができた。

報道陣は新ハードウェアを使うことはおろか触れることさえできなかったが、ぎりぎりまで近づいて、同社がこの最終デザインに何を盛り込んだのかを詳しく見てきた。外観に派手さはなく、これはデベロッパーモデルを購入したりKickstarterで支援した熱狂的ファン以外に向けて販売することを意識したものだろう。

Oculusはイベントの中で、布地で覆われた外観、手にも頭にも軽く感じられる本体、ヘッドセットおよびコントローラーのエルゴノミクス的配慮等、より大衆向けにデザインされたと見られるハードウェア要素を強調した。装着の方法でさえ、誰でも知っている野球帽の被ぶり方を模倣した取っつきやすいデザインになっている。

上のビデオで、今日発表されたばかりのヘッドセットやコントローラーの詳しい解説をご覧あれ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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